BASE(ベイス)とともに人気を二分するインスタントEC作成サービスのSTORES(ストアーズ)。
他にもShopifyやカラーミーショップ、MakeShopなど数多くのネットショップ作成サービスがありますが、ストアーズならどのようなECサイトが制作できるのか気になる事業者も多いと思います。
そこで、STORESで作られたネットショップ事例を紹介したいと思うので、参考にしてもらえれば幸いです!

個人的には、世界シェアNo.1のShopifyのデザインテンプレートが一番華やかだと感じます。STORESと合わせて検討してみてください。
STORES(ストアーズ)のネットショップ事例
RICCI EVERYDAY

大丸などの百貨店でポップアップストアをオープンした実績もある、ウガンダ製バッグを販売するショッピングサイトです。
ECサイトとしてだけでなく、最新情報などを発信する公式ホームページとしての役割も果たしています。日本人には馴染みの薄いウガンダや現地の生産現場のことをブログで発信しています。
STORESではブログも書くことができるので、アメブロなど外部ブログサービスを利用する必要もありません。個人的にはブログ書くならBASEよりもSTORESの方が読みやすいような気がします。

KENT HAT

スイーツをモチーフにした完全受注生産性の帽子を制作するハンドメイド作家さんのショッピングサイトです。
Webサイトを訪問した人のために「完全受注生産で発送に時間がかかる」注意文がポップアップ表示される設計になっています。このポップアップ表示はお酒類を扱うECサイトでも使えそうな機能です。
KENT HATさんのショッピングサイトには人気ランキングが表示されています。またLINE@への登録などのバナーも表示されており、SNSと連携させて売上アップが期待できるような使い方に工夫しています。
0658

大阪発の女性ファッションブランド「0658」のショッピングサイトです。商品数が多いこともあり、STORESにある典型的なグリッドレイアウトで商品がリスト表示されています。写真がしっかりしているので、シンプルなデザインでも高級感のある仕上がりになっています。
ちなみに特定商品をセール販売したりSNSで告知した際には対象商品をTOPに持ってくるなどの施策も行っているようです。ストアーズは比較的簡単にレイアウトを変更することができるのでHTML・CSSの知識がない方にもカスタマイズしやすいです。
ちなみに0658さんがSTORESを選択した理由は、「無料から使えること」「受注生産にも対応可能」「アクセス解析が便利」ということです。
ICHI ONLINE STORE

トップのスライドショーが印象的なファッションECサイトです。やはりファッション系はトップに大きな画像があるデザインテンプレートを選択しておくと、オシャレに見えてブランディング的にもオススメです。
商品ページにはTwitter・Facebook・PinterestのSNS拡散ボタンが設置されています。インスタグラムは拡散しにくいメディアということもあり、商品ページには表示されていないみたいです。
正装白T

下着の延長線ではなく正装として使える白Tシャツを企画・販売している「正装白T」さん。
トップページに表示される自社ロゴのアニメーションが美しいです。販売しているのはサイズの違いこそあれど数種類の白Tシャツだけなので、ランディングページ型(縦長)のECサイトとして構築しています。
LP型は、離脱率が少なく購買率を高めてくれるので、アイテム数が少ない事業者にはいいデザインかもしれません。
キズナアイ公式ショッピングサイト

人気バーチャルユーチューバーのキズナアイさんの公式ショッピングサイトです。商品数は3アイテムで全部フィギュアです。
商品数が少なくて、小規模なECサイトだったらSTORESが無料から使えて販売手数料もBASEよりお得なので、ちょっとした決済手段としてのECサイトならストアーズが選ばれることが多いです。
SAKUZAN

岐阜県にある美濃焼の工房です。和テイストの商品だとSTORESのデザインテンプレートだとマッチしないんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、写真などを白をベースに統一すれば、伝統工芸のような商品でも非常に魅力的に見えるWebデザインです。
ちなみに北海道や沖縄さなど地域によって追加で送料が必要なようですが、送料を商品として出品しておりカートに追加して対応している仕様みたいです。他のショップではあまり見ない送料の実装方法でした。
M.i.M GARDENS

リンゴやリンゴ加工品を販売しているネットショップです。YouTubeの動画が埋め込まれており、ブランディングに効果的な役割を果たしています。
リンゴという季節商品もあり予約販売できる商品もSTORESでは取り扱うことができます。あまりWeb知識のない農家さんでもテンプレートのおかげでオシャレなサイトが簡単に作れるのがSTORESの強みの1つです。
artless craft tea & coffee

白ではなく黒を基調としたホームページを作成したいと思っている事業者さんもいると思います。ホームページで黒は鬼門で、中途半端なデザインセンスの方が黒をベースのWebサイトを作成すると超絶ダサくなります。
しかし、STORESだとテンプレートはシンプルなものの、洗練されたテンプレートなので、黒を基調にサイトを構成してもオシャレに見えるというのが分かりやすい事例です。
カフェなどダークな色でネットショップを作成したい事業者はSTORESで、相性の良さそうなデザインテンプレートを探してみてください。
たかはしよしこのエジプト塩ストア

オリジナルのミックス調味料を販売する事業者さんです。手書き風のイラストや黄色いバックグラウンドカラーなど奇抜さな要素が多いですが、プロっぽいネットショップに仕上がっています。
フード系の通販サイトを作りたい方は、黄色や赤色などを基調にサイト構築してみても面白いかもしれません。
FOOD FOR THOUGHT

デザイン性の高い食器類を取り扱っている渋谷にあるセレクトショップのネットショップです。商品数が多いこともあって、写真にてカテゴリを作成しています。
また「おすすめ順」「新着順」「価格が安い順」「価格が高い順」でのソート機能も実装されています。
ピピン

オシャレな子供服を販売しているネットショップになります。STORESではイメージ画像としてJPEGだけでなくPNGも扱えます。PNGは透過画像が利用可能です。ピピンさんのECサイトではイラストの紐を透過画像として使うことによってサイトに立体感がでるような演出になっています。
STORESの事例 まとめ
以上、STORESで作成されたネットショップ事例まとめでした。デフォルトのテンプレートのクオリティで言えば、BASEに負けている印象の強いSTORESですが、プロのWeb制作会社がカスタマイズすればShopifyやBASE並にクオリティの高いECサイトが構築することができます。
最近はSTORESのカスタマイズに長けたWebデザイナーやWeb制作会社も増えているので、無料一括見積もりサイトで業者を探してみるのもいいかもしれません。