STORESよりもカラーミーショップの方がいいと思った理由

STORESとカラーミーショップの比較ネットショップ

先日STORESを使ってネットショップを作成しようとしたら、VISA・MasterCardのクレジットカード審査に引っかかってしまい、断念しました。

そこで他に無形商材の販売OKのネットショップを調べていたところ日本製のカラーミーショップと世界シェアNo.1の【Shopify】に興味を持ちました。

カラーミーは老舗のネットショップ作成サービスながら、BASEやSTORESなど新興勢力と比べるとパッとしないイメージでしたが、機能調べてみたら色々とアップデートされていて、結構使い勝手も良さそうだったので、ストアーズと比較した強みをまとめてみました。

クレジットカードの審査基準が示されている

筆者がSTORESを使ってネットショップの作成を断念したのは、VISA・MasterCardのクレジットカード審査に落ちたからです。

STORESではクレカ審査に落ちたら一生利用できない規則がSTORES運営によって決められています。そしてその、審査基準も公開されていません。

カラーミーショップでは、クレジットカード決済やAmazon Payを使った決済は「カラーミーペイメント」と呼ばれる決済パッケージの審査に通過する必要がありますが、STORESのクレカ審査と違って、審査基準が公開されています。

  • ネットショップが閲覧できる
  • 商品が最低1商品以上掲載されている
  • 取り扱い不可商材に該当しない
  • 特定商取引法が表記されている

また、カラーミーペイメントはSTORESのクレジットカード審査のように一回、不受理になったからといって、一発退場ということはありません。

LINE PayとPayPayが使える

STORESでは楽天PayとAmazon Payのキャッシュレス決済が利用できますが、カラーミーショップでは、さらにLINE PayとPayPayが使えます。

STORESカラーミーショップ
クレジットカード、後払い、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済、楽天ペイ、Amazon Pay(プレミアムプランのみ)クレジットカード、後払い、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済、楽天ペイ、Amazon Pay、LINE Pay、PayPay

キャッシュレス決済サービスごとに2千円の月額利用料金が必要ですが、決済方法を増やしたい事業者にはカラーミーショップの方がいいかもしれません。

STORESよりもリッチな有料デザインテンプレートが用意されている

STORESのデザインテンプレートは、全部無料で使える一方で、シンプルで似たようなデザインテンプレートしか用意されていません。

カラーミーショップの無料デザインテンプレートでも同じようなことが言えるのですが、カラーミーの場合には有料のデザインテンプレートが販売されています。

有料のデザインは、3〜4万円必要なものの、ホームページ制作会社に発注したのに近いようなレベルのデザインになっています。

カラーミーショップの有料デザインテンプレート

カラーミーショップのおすすめテンプレートと選び方
最近はBASEやSTORES.jpなど多くのECサイト作成サービスが登場していて、どのショップカートを使うべきか迷ってしまいそうですが、カラーミーショップに興味がある方も多いと思います。そこでおすすめのテンプレートと選び方について解説したいと思います。

Web制作会社にデザインを外注しやすい

カラーミーショップはWeb制作会社にデザインを外注しやすいメリットもあります。

インスタントECサービスの中でもBASEは最近カスタマイズ対応する制作会社も少しずつ増えてきましたが、STORESのカスタマイズに対応しているWeb制作会社はまだ数が少ないです。

カラーミーショップやMakeShopのような歴史の長いショッピングカートシステムだと、Web制作会社でもカスタマイズを対応している事業者も多いので、制作会社に発注したい場合には便利だと感じました。

ちなみにカラーミー公認のWeb制作会社はこちらのページで紹介されています。

カラーミーショップのカスタマイズ対応のWeb制作会社

カラーミーショップは歴史の長い日本人専用のカートシステムなので、数多くのWeb制作会社がカスタマイズに対応しています。比較bizのような無料一括見積もりサイトを使うと、効率的に業者を比較できます。

ホームページ制作のおすすめ一括見積もりサイト8選
会社やお店のホームページの新規作成・リニューアルを検討している事業者も多いと思います。よの中には数多くのWeb制作会社が存在するので、自分で直接問い合わせすることもできます。しかし、ホームページ制作の見積もりサイト経由で発注することをオススメします。

SEO対策はSTORESよりカラーミーの方がしやすそう

STORESを使っていて、気になったのがメタタイトル・メタディスクリプションなどSEO対策に関わる項目がないことでした。

自動で設定してくれているのかもしれませんが、文字数とかもあるので、やっぱり自分でメタディスクリプションは設定したいところです。

カラーミーでは商品ページのメタディスクリプションの記入が可能です。

カラーミーショップのSEO対策(メタディスクリプション)

他にも検索エンジン向けのXMLサイトマップ、ユーザー向けのHTMLサイトマップともに、手動で設定することが可能になっています。

カラーミーショップのXMLサイトマップ カラーミーショップのHTMLサイトマップ

ワードプレスとネットショップを同じドメインで運用できる

ネットショップの集客にブログを使いたい方も多いと思います。

「カラーミーWPオプション 」という有料のオプションが用意されていて、これを利用することによって、ネットショップとワードプレスを1つのドメインで運用することができます。

ドメイン評価を1つに集約できて、ブログSEOで上がったページからもダイレクトに購入させることができます。ワードプレスでブログを書き、コンテンツマーケティングで集客して、そのまま決済したい場合にはSTORESやBASEのようなインスタントECサービスよりも集客しやすいです。

WordPressが簡単開設できる「カラーミーWPオプション」アプリの活用方法!読み物コンテンツを運営してショップのSEOを強化しましょう

外部で取得した独自ドメインの持ち込みが可能

お名前.com

STORESで致命的な欠点の1つがお名前.comなど外部のドメイン取得サービスで取得した独自ドメインを利用できないことです。

STORESでは独自ドメインが利用できるのは月額1,980円のプレミアムプランで、ドメイン代金は月額料金に含まれています。

しかし、ドメインの保有権利はSTORESであり、STORESから他のネットショップに引っ越ししようと思った場合に、ドメインを他のネットショップサービスに持っていくことができません。

それにSTORESで選択できるのは、「.com」「.net」「.shop」であり「.co.jp」「.jp」などは選択できません。

独自ドメインでネットショップを作りたい方にとって、STORESの独自ドメインの成約はかなり致命的です。

その点、カラーミーショップは独自ドメインを外部から持ち込むことができるので、STORESのような制約はありません。日本語ドメインも利用可能です。後々、他のEC作成サービスに引っ越すことになってもドメインをスムーズに移行することがSTORESにはないカラーミーのメリットです。

カラーミーショップは電話サポートあり

STORESでは問い合わせはメールサポート中心ですが、カラーミーショップでは電話サポートがあるので、緊急時には役立つと思います。電話サポートの時間は月〜金の10時〜17時(13時〜14時は昼休憩)となっています。

筆者がSTORESのクレカ審査でトラぶった時は、テンプレ回答が何度も返ってきて、ストレスたまったので、やっぱり電話サポートは無いよりあった方がいいと感じます。

また、最近はフォーラムサイトなどもあるので、他の人の質問なども閲覧できるようになりました。こうしてみると、カラーミーショップも進行のSTORESやBASEに危機感を抱いて、サービスが充実していることがわかります。

カラーミーショップのフォーラムサイト

有名企業も使っている

カラーミーショップを使っている有名企業

STORESやBASEなどインスタントECサービスは、個人や小さな会社のユーザーが大半です。

カラーミーショップも個人のユーザーが多いですが、比較的ブランド力がある企業も長期的に利用できるだけのポテンシャルがあります。

「決済機能が多いこと」「Web制作会社でも制作に対応している」「MakeShopなどのハイエンドASPと比較してリーズナブルな料金設定」「運営企業の信用度が高い」「カスタマイズ製が高い」など、STORESやBASEにはないメリットが色々とあるのが導入が多い理由の1つでしょう。

STORESやBASEも気軽にスタートできる部分はいいのですが、ネットショップが大きくなると、どこかのタイミングで卒業しなければならないのかもしれません。

その点、有名企業が長期的に使っている事例が多いことからも、カラーミーショップに関しては売上が上がってきても、そのまま使い続けられそうです。

 

初期費用を抑えながら、事業が大きくなった場合の拡張性や引っ越しの手間を考えるならASPならカラーミーか【Shopify】、CMSならEC-CUBEといった印象です。

アプリ(拡張機能)が充実

STORESのアプリ(拡張機能)はSTORESの公式が開発しています。カラーミーショップの場合にはサードパーティのデベロッパーが開発していることもあり、色々とユニークな機能のアプリも用意されています。

カラーミーショップのアプリ(拡張機能)

一方のSTORESは公式の追加機能しかないので、良くも悪くもシンプルです。

在庫連携したり、接客ツールを導入したり、多機能で、今後も便利な機能が増えていくエコシステムはカラーミーショップの魅力の1つです。

独自ドメインのSSL化が月額1,000円はキツいかも…

とまぁ、色々とSTORESには無くて、カラーミーショップにはある魅力をお伝えしてきましたが、カラーミー側のデメリットを見つかりました。

まずは独自ドメインのSSL化には月額1,000円のオプション料金となっていることです。

カラーミーでは独自ドメインを外部から持ち込むことができますが、SSL化にするのに月額1000円のオプション料金が必要になります。ネットショップなのでセキュリティ対策のSSL化は今の時代は必須です。

姉妹サービスであるHP作成サービス「グーペ」が有料だったSSL化を無料にしているので、今後、カラーミーショップでも無料になる日がやってくるかもしれないので、無料化に期待したいところです。

ちなみに独自ドメインではなくカラーミーのサブドメインである「任意の文字列.shop-pro.jp」は無料で常時SSL化されます。

カラーミーショップのSSL

月額1,000円のSSL化オプションを支払いたくない方は、独自ドメインを使わない方向でとりあえず、運用する方向がいいかもしれません。

クレジットカードの決済手数料で評価が別れそう

筆者が、最初にECサイト作成サービスとしてSTORESを選択した最大の理由が、クレジットカードの決済手数料の安さでした。カラーミーショップとストアーズではクレカの決済手数料は以下のようになっています。STORES

サービス・プランクレジットカード決済手数料
STORES(スタンダード)5%
STORES(プレミアム)3.6%
カラーミー(法人)4〜5%(売上で変動)
カラーミー(個人)5.5%

STORESの月額1,980円のプレミアムプランが3.6%とかなり優れた決済レートです。

STORESがプランによって決済手数料が変動するのに対して、カラーミーショップでは、法人か個人かで手数料が変動します。個人事業主は、5.5%少し痛いです。(BASEの6.6%+40円に比べると、まだマシですが…)

カラーミーショップには、ラージ・レギュラー・エコノミーとプランがありますが、月額800円で使える最安のエコノミーでも決済手数料は同じなので、そのあたりで調節できる方はしてみても良いかもしれません。

ストアーズとカラーミーショップの比較 まとめ

  • クレジットカードの審査基準が示されている
  • LINE PayとPayPayが使える
  • STORESよりもリッチな有料デザインテンプレートが用意されている
  • Web制作会社にデザインを外注しやすい
  • SEO対策はカラーミーの方がしやすそう
  • ワードプレスとネットショップを同じドメインで運用できる
  • 外部で取得した独自ドメインの持ち込みが可能
  • カラーミーショップは電話サポートあり
  • 有名企業も使っている
  • アプリ(拡張機能)が充実
  • データ販売も可能(これはストアーズでもOK)
  • 独自ドメインのSSL化が月額1,000円はキツいかも…
  • クレジットカードの決済手数料で評価が別れそう

筆者はとりあえず初期費用を安くネットショップを作成しようと思ったので、STORESとBASEが候補となり、決済手数料の安いSTORESを最初に選びました。(クレカ審査落ちで断念)

しかし、こうやってカラーミーショップの機能をSTORESと比較してみると、カラーミーでは利用できて、STORESでは利用できない機能も多々ありました。

決済手数料の安さや、月額無料から使える料金プランについつい惹かれてしまいましたが、長期的な目線で言えばカラーミーショップも選択肢として理にかなっていると感じました。

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