便利屋・なんでも屋を営業中の事業者で、集客方法に悩んでいる方もいると思います。
そこで便利屋・なんでも屋の集客アイデアを定番から少し変わったモノまで解説してみたので、参考にしてもらえれば幸いです!
- エアコン取り付け・取り外し
- 庭木の剪定
- 出張着付け
- 壁紙・クロス張り替え
- 水道蛇口交換・修理
- 洗濯機・洗濯槽クリーニング
- ハウスクリーニング
- 家族写真・記念写真の出張撮影
ポータルサイトに登録
飲食店なら食べログ、弁護士なら弁護士ドットコムなど、それぞれの専門分野にはポータルサイト(マッチングサイト)が存在しています。
便利屋・なんでも屋の専門のマッチングサイトもいくつかあります。
また便利屋さん専門マッチングサイトだけでなく、WEB集客0円【エキテン】のような総合型のポータルサイトもいい体の集客効果が期待できます。地域によって総合型の方が専門型よりもパフォーマンスが良い場合もあります。
- エキテン
- Yahoo!ロコ
- マピオン
- aumo
- たうんずネット
- 全国なび (なび◯◯)
ミツモア・ゼヒトモ
ポータルサイトに類似したサービスとしてミツモアやゼヒトモがあります。
この2つは、地域のサービスを探している発注者が投稿して、その投稿内容に沿って、最大5つの事業者が、案件を競り合うというマッチングサイトになります。
1案件あたりの獲得単価が一般の広告よりも安いということで、最近注目を浴びています。
ゼヒトモは、まだ案件数はこれから伸びるという状況ですが、ミツモアなら、2023年現在でもそれなりに案件もあるのぜ、便利屋業を営んでいる方はぜひ登録しておきましょう。
- エアコン取り付け・取り外し・交換
- 洗濯機設置
- ウォシュレットの取り付け・交換
- 引越し
- 家具・荷物の車両運搬
- 組み立て・設置
- 草刈り・芝刈り・除草(機械刈り)
- 草むしり・草取り・庭木の剪定
- ピアノ運送
- 雪かき・除雪・雪下ろし代行
- ゴミ屋敷清掃
- 芝張り・芝生の手入れ
- カーテンレール・ボックス取り付け
- ネズミ駆除
- 大工仕事
- 遺品整理・生前整理
- 樹木の移植・庭木の植え替え・植栽
- ハエ・害鳥駆除(鳩・カラス)
- ダニ・トコジラミ・シロアリ駆除
- 浄水器の取付・交換
- オフィス移転
- シャワーヘッドの交換・取り付け
- ブラインド・ロールスクリーン取り付け
- 電球交換
- 墓石クリーニング/お墓参り代行
- 側溝掃除
- 植え込み・生垣の剪定
- 土嚢積み(浸水対策)
口コミ資産の蓄積にもモツモアとして利用している事業者も多いです。
専門ジャンルの見積もりサイトにも登録しておく
便利屋は業種的には非常に多岐に渡るご商売となります。
便利屋としてではなく「引っ越し」「ハウスクリーニング」「配送」など、専門系のポータルサイト・見積もりサイトにも併せて登録しておきたいところです。
専門系の見積もりサイトといえば、【比較biz】が多くの業界で有名です。
ハウスクリーニングなど、便利屋でも比較ビズは「月額1万5千円・成約手数料無料」と料金が安いうえ、法人案件も多く黒字化しやすいマッチングサイトなので、ぜひ事業者登録してトラフィックを増やしたいところです。
今後のことを考えると、便利屋でも特定分野ではスペシャリストと呼べるジャンルを持っておくことが、便利屋としての成婚だけでなく、集客面でもメリットが多いです。
ジモティーに投稿
ジモティーでは便利屋さんの広告を無料投稿できるページがあります。こういった場所は無料で使える営業活動の場です。
ジモティーのような地域の情報コミュニティをクラシファイドと呼びます。
都道府県によっては、地域の都道府県のクラシファイドサイトが地元の出版社やメディアによって運営されているので、調べてみてください。
Googleビジネスプロフィール
Google検索すると、検索の上位に出てくるこのマップのことをGoogleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)と呼びます。
便利屋のような店舗系ビジネスであれば、Google検索やGoogleマップ上に表示されるので、必ず登録しておきましょう。
店舗なしのなんでも屋を営業している場合でもGoogleビジネスプロフィールは登録可能ですよ。
ちなみにお客さんからの口コミは資産となりますが、基本的にGoogle公式の口コミサービスといえるGoogleマイビジネス上に蓄積させていくことを推奨します。
- 事業者が自発的に書ける情報を充実させる
- 店舗名・住所・電話番号を会社のHPと統一させる
- 投稿機能を活用する
- 特典などでお客さんの良い口コミの機会を増やす
- 写真付きのレビュー投稿をお願いする
- 悪い評価に対しても「申し訳ございませんでした。今後の参考〜」みたいな形で紳士的な文章でコメント返しする
ホームページの開設
ポータルサイトや見積もりサービスに登録する前に、自前のHPの開設は必須ですね。
また、歴史の長い便利屋さんの場合には、10年以上も前に作成した古いデザインのHPを使い続けている事業者も多いです。
古いHPだと問い合わせが入りにくくなるので、最近売上が伸び悩んでいる老舗のなんでも屋さんは、一度HPのリニューアルを検討してみてください。
上でも紹介した比較bizなら無料一括見積もりが取得できます。自分が事業者になった場合も想定できるので、一度発注側を体験しておくのも良い経験になると思います。
ビジネスブログ運営
ホームページの作成・リニューアルと併せて検討すべきなのが、ビジネスブログの運営です。
2015年以降はブログを書いて、そこから集客するブログでのSEO対策の難易度は年々難しくなっています。しかし、なんでも屋という様々な分野にまたがる事業なら、ブログ運営を続けていれば、素人ブログでも比較的簡単に上位表示できるジャンルが見つかる可能性もあります。
SEO対策したら簡単に上位表示できるようなジャンルを探して、その分野でなんでも屋のサービスを新規で作るのも面白いと思います。
ブログは無料で実験できる広告・プロモーション程度に考えて、チャレンジしてみてください。
近隣の商工会議所やFacebookのビジネスコミュニティに入会
便利屋というか御用聞きのような人を求めている人の中には経営者や資産家も多いです。
そういった決済権を持っている人とつながっておくと、お仕事をもええやすいです。たとえば「商工会議所に入る」「Facebookのビジネスコミュニティに登録」「地域イベントをボランティアで手伝う」「ビジネス系の飲み会」に顔を、とつながりたい場合もあります。
他にも異業種交流会への参加、級車のオーナーズクラブへの入会しておくと、フットワークの軽い御用聞きのような人にお金を落としてくれる人が見つかる可能性があります。
ポスティングチラシ
便利屋さんの集客のザ・定番といえばポスティングチラシです。
即ゴミ箱行きと言われながら、マーケティングに長けた大手企業がポスティングチラシを使い続けているのは、一定数反響があるからでしょう。
ただし、ポスティングチラシは邪魔者扱いされやすくゴミ箱に直行しやすいのは事実です。
冷蔵庫に貼れるマグネットなら、広告としての寿命も長いので、予算と相談しながら、検討してみてくだあさい。
またポスティングチラシは配布してくれない悪質な配達員も存在するので、もし暇な時間があれば、運動も兼ねて、自分の足で配布してみるのもいいかもしれません。
新聞折込チラシ
新聞折込チラシはポスティングチラシと違い、確実に配布されます。
その分、料金が高く、マグネットチラシのように長期的に保管してくれるような工夫も取りにくいのが難点です。
しかし、新聞の購読者は情報弱者の高齢世代が多いので、実験もかねて一度広告出稿してみても面白いかもしれません。
目立つ場所に事務所を構える
近年は事務所を持たずにオンラインでなんでも屋を開業する方も増えています。完全オンラインの場合には集客が大変です。
しかし、事務所を持つことによって、通行人から認知してもらえやすくなります。どんな人が運営しているかも、外部から分かるので、安心感も持ってもらえやすなどのメリットもあります。
さすがに駅前の一等地などは採算が合わないかもしれませんが、地方や安く場所を開放している不動産があれば、露出を増やすために、店舗を構えてみるのも面白いかもしれません。
また事務所を構えるのは、経費の問題で難しければ、野立看板を代替案として検討してみてください。
インスタグラム・Twitter運用
2015年ぐらいから個人でブログ書いても上位表示させることが年々難しくなっています。そこで、小規模事業者の集客方法としてはSNSが中心になっています。
便利屋と親和性が高いのはインスタグラムとTwitter(X)の2つです。
Instagramは女性ユーザーが多いことから、便利屋に多い女性が苦手とする作業系のお仕事の受注が期待できます。
またインスタほど地域性はありませんが、Twitter(X)の拡散力も魅力的です。
ちなみに「何もしない人」というなんでも屋の亜種のような男性がTwitterでバズりました。ただ、一緒に御飯食べたりするだけのよく分からない人です。
こういったなんでも屋でもできるような仕事をTiwtter上で請け負っている場合もあるので、リサーチも兼ねてTwitterでの情報発信・情報収集しながら、新しいサービスに応用してみると面白いと思いあmす。
YouTube
5Gの普及も現実味を帯びてきたので、2020年代は映像系メディアが集客で重要となります。
そのド真ん中にいるのがYouTubeです。
しかしDIY・ハウスクリーニング系など様々な分野のプロフェッショナルが動画を投稿しているので、広範囲でそこそこのサービスを提供する便利屋としては、それぞれの分野で自分よりも専門性が高いエキスパートが存在しているので、少し愛称が悪いSNSかもしれません。
リスティング広告・ディスプレイ広告
リスティング広告はWeb広告のド・定番です。インターネットからの集客を考えるなら、まず最初に取り組むべき広告でしょう。
ただし、リスティング広告はより高い価格でプロのサービスを提供する専門業者との戦いとものなるので、YouTubeと同じくオールラウンダーの便利屋にとっては消耗戦に陥りやすい集客方法です。
SEO対策と同じくニッチなジャンルによっては、落札単価が低い場合もあるので、宝探し感覚で掘り出し物のキーワードを探したり、リスティングの入札単価が低いジャンルから、なんでも屋の新サービスを企画してみてください。
リスティング広告はプロでも黒字にするのが難しい時代やで
便利屋の集客方法 まとめ
- ポータルサイトに登録
- ミツモア・ゼヒトモ
- ジモティーに投稿
- 専門ジャンルの見積もりサイトにも登録しておく
- Googleマイビジネス
- ホームページの開設
- ビジネスブログ運営
- 近隣の商工会議所やFacebookのビジネスコミュニティに入会
- ポスティングチラシ
- 新聞折込チラシ
- 目立つ場所に事務所を構える
- インスタグラム・Twitter運用
- YouTube
- リスティング広告・ディスプレイ広告
以上、便利屋が使える集客アイデアでした。便利屋は専門知識不要のように見えるサービスなので、参入障壁が低いので競争が激しいです。
集客方法の改善だけでなくサービス自体のブラッシュアップも必要となるでしょう。
会社によっては「女性だけの便利屋」「ITに強い便利屋」などのコンセプトを決めて差別化を図っています。色々とサービス内容にもメスを入れながら、集客につながる手段を自分の手で見つけていってみてください。
ミツモアやゼヒトモのような地域の専門家検索サービスは、今は集客手段として狙い目です。無料から使えるので、登録しておいても損はありません。
店舗のある便利屋なら、エキテンも無料で使えるで。