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カメラマンのおすすめ集客方法9選【副業から写真スタジオ経営者まで】

カメラマンのおすすめ集客方法 集客

近年フリーランスや副業として新規開業者が多いジャンルが出張カメラマン(フォトグラファー)です。

カメラ類一式と自分の身一つさえあれば、出張撮影などの案件を取得できるので資本・スキルの参入障壁が低いジャンルとして注目されています。

しかし新規参入が多すぎて、集客も難しいジャンルとされています。そこで写真撮影業で新規開業者向けに集客方法についてまとめてみたので、参考にしてもらえれば幸いです。

ミツモア・ゼヒトモ

ミツモアのカメラマン

ミツモアとゼヒトモは地域のスモールビジネスのマッチングサイトです。

地域ビジネス探す検索サイトはいくつかありますが、その中でもミツモアとゼヒトモをオススメしたのは、カメラマン案件が依頼の中でも特に多い花形だからです。

案件募集が多いジャンル
  • 出張撮影
  • 動画撮影
  • ハウスクリーニング
  • 便利屋
  • 引っ越し
  • 水のトラブル

ミツモア・ゼヒトモともに依頼者に最初のメッセージにのみ課金されるビジネスモデルです。2回目以降のやり取りでは課金されません。

また登録自体は無料で可能で案件を閲覧することができます。ミツモアのプロフィールページの口コミはGoogle検索でも表示されていたりするので、口コミを資産化させるプラットフォームとしてもオススメです。

ミツモアはかなり知名度が上がってきて、ゼヒトモはまだまだこれからですので、まずはミツモアから先に登録して案件獲得を狙うことをおすすめします。

ミツモアのおすすめサービス

ミツモア・ゼヒトモにはカメラ以外にも個人で新規参入できる地域サービスがあります。合せて開業を検討すると相乗効果が期待できます。

エキテン・Yahooロコ!

エキテン

続いては、エキテン・Yahoo!ロコです。これは地域のお店のためのポータルサイトです。住所がある事業者であれば登録できます。

出張カメラマンの場合には、事務所を構えていない場合もあると思います。しかし出張撮影メインでも事務所があるのとないのとでは信用度も違いますし、エキテンやYahoo!ロコのような店舗系ポータルサイトに掲載できるなど利点があります。

無理矢理にでも自宅を物撮りの写真スタジオという体にして、住所を公開してしまうのも検討してみてください。

はじめて副業などで撮影業をスタートする人にとって、自宅軒事務所の住所を公開は抵抗あるかもしれませんが、意外と何もありません。

たまに営業マン(ホームページ制作会社など)の方が電話かけてくる程度なのだ

Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィール

住所公開可能な場合にはエキテンと同じく登録しておきたいのが、Googleビジネスプロフィールです。

Googleビジネスプロフィールに登録しておくと、Google検索経由で事業者として知ってもらえる可能性があります。

またエキテン・ミツモアでも口コミは集められのですが、まず第一に口コミを最初に集めるとすればGoogleビジネスプロフィールが優先順位としては最優先です。

最終的には、どのポータルサイトでも口コミは充実しておきたいですが、やはりGoogle検索連動型のビジネスプロフィールは最初にMEO対策しておきたいところです。

GoogleビジネスプロフィールでのMEO対策では、ホームページへのリンクも重要なので、MEO対策だけでなくホームページも忘れずに設置するようにしましょう。

Instagram

インスタグラムのアイコン

最近はSNSの活用がWeb集客の中心となっています。

SNS集客の中でも特にカメラマンと親和性が高いのはInstagramのような画像系SNSです。自分がどのような傾向の写真撮影が得意なのか伝えられやすいので、写真を気に入って依頼が入る場合があります。

とは言いましてもインスタ集客は多くのフォトグラファーが全力投球しているので、令和現在は撮影の依頼はあまり期待できません。もちろん成功している方はいますが、大多数のクリエイターはインスタアカウントからの集客には繋がっていません。

また同じく画像系SNSとして近年注目が集まっているのがPinterest(ピンタレスト)です。

Google検索などでピンタレストのWebページが多数集まっていたりしますが、残念ながらまだまだピンタレストのアカウントを保有している日本人は少ないです。やらないよりはマシ程度です。

ただ今後はインスタ同様に画像系SNSとして集客ツールとして成長してくれる可能性があるので、アカウントを作成して集客にチャレンジしてみるのも損はないでしょう。

Instagramと同じくFacebookグループ版のTwitterであるThreads(スレッズ)も台風の目となりそうです。

台風の目になりそうにないのだ。とんだ噛ませ犬なのだ!

YouTube

YouTube動画制作

最近は出張撮影を依頼するサービスが数多く登場していますが、変な人が来たら困ると最初は不安を感じる場合が多いです。その点、YouTubeで顔出しのチャンネルを持っていれば、最初から顔を覚えてもらえるメリットがあります。

ただしカメラ系は競合も多いのも事実。趣味のVLOGレベルでスタートして競合が弱そうで続けられそうなジャンルがあればチャレンジしてみてもいいかもしれません。

最近はYouTubeは競合も増えて、広告収入のあまりアテにならないので、無理しないで末永く続けられるようなコンセプトで設計するのが良いでしょう。

「ずんだもん動画」は辞めておくのだ。儲からないのだ!

またYouTubeの場合にはスチール撮影だけでなく、動画撮影の案件獲得の方が相性が良いです。
YouTubeで撮影業者として動画投稿するなら、最終的には動画制作・編集案件も獲得できるようなクリエイターを目指したいところです。

動画案件を獲得するのであれば「Premiere Pro」と「After Effects」のソフトの操作を習得する必要があります。フリーランスであれば、お得にAdobe CC (Creative Cloud)の年間ラインセンスを獲得する方法があります。詳しくは以下のAdobe CC通信講座を解説したページにて紹介しています。

DJなどでクラブイベントに参加する

クラブ

SNS集客が過度期を迎えているためやっぱり地道で足で顧客を獲得するのが王道です。

フリーランスフォトグラファーという職業を選んだ方の中にはファッションやカルチャー全般の興味が強い方もいると思います。

フォトグラファーの中には自分が興味関心があるジャンルのコミュニティに顔を出して人脈をつくり、そのツテで仕事をとっていえる方もいます。

たとえば踊る方のクラブにはアパレル関連など様々なジャンルの経営者も遊びに来ます。自分も遊びに行くだけでなくDJまたはスタッフとして手伝うことで、企業の経営層から撮影のお仕事を貰える可能性があります。

ナイトクラブでの営業は人を選ぶのだ!

結婚相談所と提携する

インタビュー・対談

カメラマンは一部の業種と業務提携しやすいです。たとえばですが結婚相談所です。

結婚相談所ではお見合いが組めるかどうかは、お写真で決まることが多いです。ですので全力でお写真は力を入れなければならないのですが、一般的な写真スタジオで撮影すると、テンプレートのようになってしまい、埋もれてしまうそうです。

差別化をするために出張撮影ができる方や、美容室など組みながら1ランク上のお写真を納品できる方が業界として求められているそうですが、特に体系的にそのような出張撮影・スタイリストとの協力ができるカメラマンのデータベースがないらしく探すのに苦労しているそうです。

ですので、カメラマンは結婚相談所に自分から営業をかけてみるのも面白いかもしれません。結婚相談所はポータルサイトが色々とあるので、簡単に見つかります。ただし、顧客0名の相談所も多いのが難点です……

なお、どうせなら、結婚相談所を開業しようかと思っているカメラマンもいらっしゃるかもしれませんが、開業は非推奨です。

リアリティ番組に出演

おもしろ系としてはリアリティ番組に出演です。代表例としては大学生の時にあいのりに出演し、その後フリーランスフォトグラファーとして活動している五十嵐さんがいます。

出演して味を占めたのか、数年前にもまたAbema TVのリアリティ番組であるいきなりマリッジという別のリアリティ番組にも出演していました。

リアリティ番組は素人がてっとり早く知名度を獲得する手段です。会社勤めの人では難しいかもしれませんが、個人事業主として比較的自由に時間が使える状態であれば、検討してみてください。

フジテレビ系以外でもネットフリックスやAmazonなどリアリティ番組は制作されているので、一度リサーチしてみて、自分でも出演できそうな番組があれば出演者オーディションに応募してみると知名度アップで爆速で顧客を獲得できる起爆剤になるルートが確立できるかもしれません。

商工会や地域イベントでのボランティアなど

古くから続いている写真スタジオ・出張カメラマンの方はWeb集客に頼らず、足を使って地域や業界の人に顔を覚えてもらい、そして紹介でお仕事を獲得している方が目立ちます。

Web集客は飛び道具的な要素が強く、機能する時としない時があったり、タイミングなども重要になってきます。

案件獲得を安定化させるのであれば商工会開催の勉強会や地域イベントなどにボランティアで参加するなど、お金にならないようなところで顔を広げておくのがある意味最強の集客対策です。

対面営業ができるように、ホームページのURL付きの名刺は作っておきましょう。

各種出張撮影のマッチングサイトに登録

フリーランスの出張カメラマン

最後にですが、ありきたりではありますが、出張撮影のカメラマンの発注者をマッチングさせるサービスは近年数多く誕生しているので、撮影業で稼ぎたいならとりあえず登録しておいても損はありません。

出張撮影系マッチングサイト
  • OurPhoto
  • fotowa
  • Famm
  • ふぉとる
  • Photojoy
  • AMI
  • Totta
  • フォトマッチ
  • LOVE GRAPH

メールフォーム営業 + テレアポ

フリーランスカメラマンの「くさでぃー」さんは「メールフォーム営業+電話営業」で案件を獲得しています。

Webサイトもなくアシスタント経験もなく独立したフリーのアマチュアカメラマンの場合には、仕事の依頼が来ることはありません。

誰にでも再現できる方法ではありませんが、テレアポのお手本のような動画をいアップロードされているので、営業の参考にしてみるのもいいかもしれません。

公開されているテレアポ手法
  1. Googleビジネスプロフィールにて見込み客を探す
  2. 問い合わせフォーム営業する(基本返信なし)
  3. 電話でメールを確認してくれたか連絡する
  4. 対面でお話させてもらえる時間を交渉する
  5. 相手の商品が少額なら購入してお客さんになる+褒める
  6. 距離感を縮めながら、自分について紹介する
  7. 案件ゲット

カメラマンの意味のない集客方法

逆におすすめしない集客方法としては以下があります。

  • ブログ
  • 個展・共同個展の開催

ブログは定番の集客方法です。カメラマンに関するトピックや撮影の技術などをブログに書くことで、読者を獲得することができます。

これはたとえば企業から案件を受諾することでは博識(技術オタク)な部分や、スキルをアピールするのに有効かもしれません。

しかし個人の撮影希望のお客さんを集めるには向いていません。むしろ同業者(新規参入希望の駆け出しフォトグラファー)にノウハウを提供することになるので、自分の首を締めることになりかねません

ブログなどで専門性アピールはコンテンツマーケティングと呼ばれますが、新規参入者を増やしてしまうデメリットもあります。

特にカメラマンは副業からでもスタートできてしまうので、集客よりも同業者を増やす方向に繋がりやすい傾向があります。メリットよりもデメリットの方が大きいかもしれません。

コンテンツマーケティングはネタもパクられるのだ…!

カメラマンの集客方法 まとめ

まとめ
  • ミツモア・ゼヒトモ
  • エキテン・Yahooロコ!
  • Googleビジネスプロフィール
  • Instagram
  • YouTube
  • DJなどでクラブイベントに参加する
  • 結婚相談所と提携する
  • リアリティ番組に出演
  • 各種出張撮影のマッチングサイトに登録
  • メールフォーム営業+テレアポ
撮影ジャンル単価目安顧客単価を上げる要素
プロフィール写真15,000~撮影時間、撮影人数、カット数
宣材・オーディション写真10,000~ヘアメイクの依頼の有無、撮影場所、カット数、データ受取方式
ニューボーンフォト15,000~撮影時間、撮影場所
七五三15,000~レンタル衣装・小物、ヘアメイクの依頼
家族写真・記念写真15,000~撮影時間、データ数
フォトウエディング・前撮り20,000~レンタル衣装・小物、ヘアメイク・化粧の依頼の有無、日程
商品撮影・物撮り20,000~商品点数、カット数、撮影環境、撮影時間
お宮参り15,000~レンタル衣装・小物の依頼の有無
成人式15,000~レンタル衣装・小物、ヘアメイクの依頼
婚活アプリ・結婚相談所用13,000~ヘアメイク、化粧の依頼の有無、撮影場所
マタニティフォト15,000~撮影時間、データ数、撮影場所、衣装・ヘアメイク
出典:ミツモア https://meetsmore.com/t/photographers
カメラマンが儲からないと言われる理由
  • 参入障壁が低くレッドオーシャン状態
  • マッチングサイトの競合が強すぎる
  • 法人営業が提案しにくい
  • カメラ性能の向上で法人からのスチール撮影案件が減っている
  • 動画撮影案件とセット依頼が増加している
  • リピート発注されにくい商材
  • 定期的に機材を購入する必要がある
  • 対面サービスで大きく稼げない
  • SNS集客の競合が多い

以上、カメラマンにおすすめの集客方法でした。

カメラ性能がアップしたので、素人でもそれなりの写真を簡単に撮影できる時代になったので、撮影業でお金を稼ぎたいという人が急増しています。

正直申しまして、今日本は新規参入できる事業が限られているおり、どの業界も競争過多です。カメラマンはその中でも特に集客難易度が高いです。

とりあえず(時間的・料金的)コストが安く、自分が興味がある奴から片っ端から試して、当たった集客方法を強化していく戦略で検討してみてください。

初めての集客サイトに登録するならミツモアがおすすめなのだ!