僕は零細企業に入社したずんだもん。
ずんだもん君、君は数年ぶりに我が社に入った新入社員だ。期待しているよ。
期待なんて、言われたら照れちゃうのだ。
期待の新人ずんだもん君。とりえず我が社も遅ればせながらホームページから集客をしたいんだ。
そこで、君、会社のHPにブログ作って、そこで集客してくれるかな?
はい、社長わかったのだ! 大船に乗ったつもりでいてくれなのだ!
…とは言ったものの、企業ブログの作り方なんて分からないのだ…!
そこにいるのはずんだもんやないか。
ストロングゼロ片手に何をぐちぐち言っているのだ?
そこにいるのは高校の同級生だった茜ではないか。
なんちゃって集客コンサルタントになったって風の噂で聞いたのだ!
「なんちゃって」は余計や
実はこれこれしかじかなのだ
なるほどな。企業ブログの作り方ぐらいなら、教えてやってもいいで!
わーいなのだ! よろしくたのむのだ!
企業ブログの始め方の手順を解説
自社のホームページにブログ機能があるか確認
会社の皆さん。おはようなのだ。友人を紹介するのだ。
僕の心の友の茜だのだ。
どうも茜です。
ストロングゼロ5本でコンサルしてくれるので会社に連れてきたのだ。
これが会社のHPなのだ。
この会社のホームページは少し古いな。あと、コーディングの技術も低い人が作業したな。
それは、社長が昔ぼったくりHP制作会社に依頼して作成したのよ。
今でも毎月支払っているわ。そろそろリース契約期間が切れる頃よ。
そこにいるのは社長と長期愛人契約していて、たまに経理として働いているズン子ちゃんなのだ。
HPのリニューアルの利用に役立つ一括見積もり比較サイトは以下にまとめてあります。
ブログツールを選定する
会社のホームページでブログを作る場合にはワードプレスで作る場合が多いな。
WordPress (ワードプレス)とは、ブログやウェブサイトを作成できる無料のソフトウェアです。
ワードプレスは、世界で最も人気の高いコンテンツ管理システム(CMS)で、専門知識がなくても簡単に使えます。
ずんだもんの会社のHPは一応はワードプレスで構築されてあるな。だから現行のHPでブログ書けるで。
右クリックしてソースコードを表示で「wp-content」とか「wp-」みたいなのがあればワードプレスで作られているホームページです。
他にもMovable Type (ムーバブルタイプ)もブログが管理しやすい国産CMSとして定評がありますが、シェアとしてはワードプレスが群を抜いています。
ワードプレスみたいなCMS機能がないホームページの場合は、ブログを投稿する度にHP制作会社に依頼して投稿してもらわなきゃならない。
このワードプレスサイトはブログ書けるけど、デザイン的には時代遅れやな。リニューアルも考え時やな。
今年は、HPリニューアルする予算はないかな〜
ワードプレス以外にも他にも色々と企業ブログを運営するツールはあるで。
古いHPだったら、WixやSTUDIOみたいなHP作成サービス作って自作でリニューアルする方法もある。
どれがおすすめなのだ?
企業ブログなら、ベストはやっぱりワードプレス。
HP制作会社に発注する金がないなら、市販のワードプレスのテンプレート使って自作してもいいで。
企業ブログで何を情報発信するか決める
企業ブログを書ける箱が決まったら、次はどんなコンセプトで企業ブログを運営するか決める必要がある。
特に企業ブログはすぐにネタ切れしてしまう可能性がある。今後も末永く続けられるようにサイト設計していく必要がある。
1〜2年で更新を止めてしまっている企業ブログはマジでダサいからな
ずんだもんにコツコツと地道に企業ブログ運営できるかな?
無理なのだ!
私もサポートするわね。
高確率でコンセプトは途中で変わってくるので、最初は大枠で十分やで。運用しながら調整でOKや。
タイトルは検索キーワードを意識する
どのブログツールを使うにしても、企業ブログを書く場合は、タイトルに狙いたいキーワードを含めたいな
ブログツールによっては「メタキーワード」と呼ばれるSNSのハッシュタグみたいな機能があります。ここに狙っているキーワードを入れる場所があるブログツールもあります。
しかし、メタキーワードはGoogle(Yahoo含む)では使われていないと公言されています。
検索エンジンのアルゴリズムは不明ですが、おそらくBingなど他の検索エンジンでも重要視されていません。必ず狙いたいキーワードはタイトル(タグ)に挿入するようにしましょう。
ということでタイトルにつけて、その検索キーワードで役立つ内容を書いていくのが企業ブログの基本という訳や
どうやって検索キーワードは決めるのだ?
Googleのキーワードプランナーとか関連キーワードツール・再検索ワードで選定するのが一般的や
段落と見出しを理解して執筆する
企業ブログを運営する上で次に押さえておきたいポイントは「見出し」と「段落」です。
ブログは基本的に複数の関連するトピックで成り立っています。トピックが異なる部分を「見出し」で分割していくイメージです。
ちなみに、このページの見出しは以下のようになっている。
- 企業ブログの始め方の手順を解説
- 自社のホームページにブログ機能があるか確認
- ブログツールを選定する
- 企業ブログで何を情報発信するか決める
- タイトルは検索キーワードを意識する
- 段落と見出しを理解して執筆する
- ボックスや吹き出し、テーブルの装飾を使う
- 画像を用意する
- Googleアナリティクス・サーチコンソールに登録する
- 社内ルール・社内体制を整える
- 企業ブログを作るメリット・デメリット
- 企業ブログの作り方 まとめ
段落は本文(文章)を記述していきます。スペースが入ると別の段落になりますが「1トピック = 1段落」にすると文章が読みにくいために、1トピックで段落をたくさん使っても問題ありません。
吹き出しのコメントは1段落を消費しますね。
段落と段落の間のスペース(空白行)はいくつに入れても構いません。個人ブログほどスペースを多用し、企業ブログはスペースをあまり使わない印象があります。
法人が運営するブログでも可読性を重視してスペースを多用しても問題ありません。ルールはある程度統一しておくべきですが、自社の見込み客が好好きそうな文体で構いません。
ブログで文字数について触れると「本質ではない」「ユーザーに向き合っていない」とか言う方がいます。しかし、実際に世の中の検索結果を見てみると、5千文字以上の記事が多いです。
企業ブログの文字数は最低でも3全文字以上は欲しいところです。
文章量が短くても検索上位表示されるのは公営のWebサイトや有力団体など権威性が高いWebサイトだけやで。
長文書くのが必須なんて面倒なのだ。
ボックスや吹き出し、テーブルの装飾を使う
ブログには文章以外にも装飾が必要になる。文字だけだと読んでくれんからな。
装飾機能 | 目的 |
---|---|
ボックス装飾 | 目立たせる |
文字を太くする | 目立たせる |
文字の背景に色をつける | 目立たせる |
吹き出し | 目立たせる。口語調にする |
リスト | 情報を箇条書きにしてわかりやすくする |
テーブル | 情報を表組みしてわかりやすくする |
特に企業ブログの場合には専門性が求められる場合も多いので、リストやテーブルは多用している企業が多いです。
画像を用意する
装飾の他に画像を用意してな
写真やイラスト画像の調達場所は色々あるで
また企業ブログは「図解イメージ」としてイラストを使いながらわかりやすく伝えるような努力をされている事業者も多いです。
Googleアナリティクス・サーチコンソールに登録する
企業ブログを運営スタートしたなら、Googleアナリティクス(GA4)・サーチコンソールが使えるように登録しておきましょう。
企業ブログの場合には達成したいKGI(達成したい目標)やKPI(KGIを達成するための中間指標)を設定することが一般的です。KPIやKGIの設定はGoogleアナリティクスやサーチコンソールで確認することができます。
Googleアナリティクスから企業ブログを改善するのは大変ですが、サーチコンソールはどのようなトピックなら検索エンジンから高く評価されているのか初心者でも判断しやすいので、積極的に使うことをおすすめします。
合わせてGRCやAhrefsのような有料のWeb解析ツールの導入も検討の価値アリや
社内ルール・社内体制を整える
企業ブログを運営しながら社内ルール・社内体制を整えていきましょう。
企業ブログは会社によっては、担当者が一人ということもありますが、ブログの執筆は思った以上に重労働です。
Webライティングを外注するのもいいけど、安い報酬で投げると飛ばれやすいで
1文字1円では私はやりたくありませんね… 普通に働いた方が稼げます
また、ブログは書いていない人が書いていない人に対して、一方的にダメ出ししたりするのは、担当者としてもモチベーションが下がってしまいます。執筆者のメンタルのケアをしながら、良い企業ブログを運営していきましょう。
ということで、負担の多い僕の給料を3倍に上げるのだ。
企業ブログを作るデメリット
最後に、企業ブログにはデメリットもあるから解説しておく
まず企業ブログは、効果が出るまでに時間がかかる場合があります。 検索エンジンに評価されたり、読者に信頼されたりするためには、定期的に高品質なコンテンツを提供し続ける必要があります。
企業ブログは、継続的に運営することが必要です。 コンテンツの作成や更新は、時間や労力がかかります。 また、ブログの効果測定や改善業務も行う必要があります。
コンテンツのテーマやターゲット、キーワード、スケジュールなどを事前に決める必要があります。 また、トレンドやニーズに合わせて柔軟に対応する必要もあります。
企業ブログは無料でできる集客方法として2010年代移行積極的に大手企業〜自営業者関わらず行われています。自分が所属する業界によっては今からブログ集客に参入しても投下したリソースに合わない場合があります。
ブログは1年程度では結果は出ないのが今の時代です。2〜3年はチャレンジしてみる価値はあります。しかし2〜3年以上やっても結果が出ない場合にはテコ入れするのか、それとも撤退するのかその当たりの撤退ラインも決めておいた方がいいでしょう。
ブログだけでなくSNSなどコンテンツマーケティング系はどれも競争過多です。お金のかかるWeb広告も同じく。インターネットを使ったマーケティングはどれも過度期に突入している状況です。
企業ブログの作り方まとめ
- 自社の現在のHPにブログ機能があるか確認
- ブログツールを選定する
- 企業ブログで何を情報発信するか決める
- タイトルは検索キーワードを意識する
- 段落と見出しを理解して執筆する
- ボックス・吹き出し・テーブルの装飾を使う
- 写真やイラストの画像素材を用意する
- Googleアナリティクス・サーチコンソールに登録する
- 社内ルール・社内体制を整える
企業ブログは検索エンジンから自社のWebサイトに訪問者を誘導することができます。 訪問者は、自社の商品やサービスに興味を持ったり、購入につながったりする可能性があり、無料でできる集客施策です。
しかしWeb広告と異なり、最低でも1年以上に渡って真剣に取り組まないと成果が期待できません。
3年以上継続しても、競合が多いなどの理由で結局成果が出ないことも多いので、法人がブログマーケティングに参入するなら、撤退する条件も決めておいた方がいいでしょう。
必要があればHPのリニューアルも検討してみてください。
- Q企業ブログとは
- A
企業や個人事業主が自社の商品やサービス、業界の情報などをWebサイト上で発信することです。ビジネスブログとも呼ばれます。企業ブログの目的は、集客やブランディング、信頼性の向上などがあります。
- Q企業ブログを作るメリットは
- A
- 自社のPRができること
- 広告より低コストで始められること
- 記事が資産になること
- 集客やブランディング、信頼性の向上
- Q企業ブログを作るデメリットは
- A
- 効果が出るまでに時間がかかること
- 定期的に継続することが大変であること
- Q企業ブログを書く上で意識するポイントは
- A
- 画像・イラスト・図解を入れて、読解しやすいようにする
- 難しい言い回しや理解しにくい日本語表現は避ける
- 類義語への言い換えなどは、あまり考えなくていい
- 共起語の使用もあまり考えなくていい
- 書籍のように日本語としての文法の正しさは気にしなくてもいい
- 誤字脱字は注意
- 基本はですます調で書く。である調ブログは法人を選ぶ
- ブログのオリジナリティを考えるなら、競合が真似できない内容に
- 1年に数回は文章や画像を追加したりして、ページを更新する
- 攻撃的な表現や政治などのセンシティブなトピックは避ける