Adobe Creative Cloud(アドビCC)のライセンス購入を検討している方も多いと思いますが、どの料金プランにするべきなのか決めかねている方も多いと思います。
そこで、Adobe CCの料金プランを解説してみたので、参考にしてもらえれば幸いです!

【裏技】個人であれば、Adobe CCのアカデミックライセンスでも商用利用可能です。

公式よりもデジハリの方がAdobe CCの年間ライセンスが安く購入することができるのだ!

Adobe(アドビ)の料金プラン一覧
Adobe Creative Cloud 単体プラン
Adobe CCに含まれるソフト群の中から、1つだけ選択して選ぶプランになります。最もベーシックな料金プランになりますが、アドビのソフトは1つのソフト単体というよりも複数のアプリを連携して使うことが多いために、一番ベーシックですが、単体プランを選んでいる人は少ないです。
Adobeソフト・アプリの組み合わせ例









3つ以上のアドビツールを使用する方であれば、他のプランの方がコストパフォーマンスが高いです。
Adobeツール名 | 月額利用料金(税別) | 用途 |
Illustrator | 2,728円(税込) | イラスト・デザイン作成 |
Photoshop | 2,728円(税込) ※フォトプランの方が安い | 画像編集 |
InDesign | 2,728円(税込) | DTP(紙媒体のページレイアウトデザイン) |
Acrobat Pro | 1,980円(税込) | PDFの作成・編集 |
Premiere Pro /Premiere Rush | 2,728円(税込) | 動画のカット編集・文字入れ |
After Effects | 2,728円(税込) | 動きのある動画編集・モーションエフェクト挿入 |
Lightroom | 1,078円(税込) ※フォトプランと同額 | 色調補正・写真管理 |
Adobe XD | 1,298円(税込) | Web制作・アプリのUIデザイン |
Dimension | 2,728円(税込) | 3D作成ツール |
Dreamweaver | 2,728円(税込) | HTML・CSSの高機能テキストエディタ(統合開発環境) |
Animate | 2,728円(税込) | 2Dアニメーション作成 |
Audition | 2,728円(税込) | オーディオをミキシング、編集操作 |
Adobe Express | 1,078円(税込) | Canvaのようにテンプレートデザインで簡単にグラフィック作成。Premiere Rush、Photoshop Expressもセット |
InCopy | 638円(税込) | InDesignと連携して、文章の編集 |
Substance 3D Collection | 6,028円 | 3D Modeler、Sampler、Designer、Painter、Substance Stager、3D Assets (モデルの作成、アセットのテクスチャ作成、マテリアルのデザイン、シーンのレンダリング) |
Substance 3D Texturing | 2,398円 | Substance 3D Sampler、Substance 3D Designer、Substance 3D Painter、Substance 3D Assets |
注:Adobe Sparkは2021年12月にAdobe CREATIVE CLOUD EXPRESS (Creative Cloud Express) に改称されました。
Adobe Creative Cloud フォトプラン

アドビフォトプランは「Photoshop」「Lightroom」「Lightroom Classic」がセットになった料金プランです。
プラン | 月払い | 年払い |
フォト(20GB) | 1,078円 | 12,936円 |
フォト(1TB) | 2,178円 | 26,136円 |
Lightroom | 1,078円 | 12,936円 |
Lightroom Classicとは従来のパソコンにデータが保存されているバージョン(RAW画像向け)で、Lighroomがクラウドで写真データを保存するバージョンです。プロのフォトグラファーはClassicを選ぶ傾向にありますが機能差は縮まっています。LightroomプランにはClassicはありません。
フォトショップやLightroomを使って、写真や画像を編集したい方のニーズが多いので、この2つのソフトウェアだけ特別な料金価格に設定されています。
フォトショップは汎用性の高いツールでデザイナーやイラストレーターの方もよく使っています。
しかし、デザイナーはロゴやアイコンなども作成するかと思うので、そうなるとIllustratorも必要となりますし、XDなど他のデザインツールも使いたくなることもあるので、デザイン系の仕事をされている方がフォトプランで充分かどうかは、意見が分かれそうです。
絶対にフォトショップとLightroomだけしか使わないという方であれば月額980円で利用できるAdobeフォトプランがコストパフォーマンス最強でしょう。
Adobe Creative Cloud コンプリートプラン

アドビに用意されている料金プランの中で、一番人気なのがこのコンプリートプランです。コンプリートプランを購入しておけば、Adobe CCシリーズのソフトが全て使い放題になります。もしかしたら、映像制作やVR作成などもするなんて方は、迷わずコンプリートプランを購入しておきましょう。
ただし、コンプリートプランのデメリットとして料金が6,480円(税込)と少し高いことです。
Adobe CS(Creative Suite)時代は買い切りだったこともあり、アップグレードを1つおきにしたりするなどして工夫することができましたが、アドビCCは月額課金or年額一括払いとなっています。
正直、月額6,480円(年額72,336円)を支払うことができなくなったために、月に1〜2回少しだけ使いたいといったライトユーザーにはハードルが高くなってしまいました。個人版は複数年契約による割引などもありません。
フリーランスのWebデザイナーなどは商用で利用できる学生版を通信講座などに申し込んで、アカデミック版を利用するなどして工夫している方も多いです。

Adobe Creative Cloud グループ版(法人向け)

アドビCCにはグループ版と呼ばれる法人向けのプランもソフト単体プラン・コンプリートプランで用意されています。
グループ版だと、ユーザーの変更が行えるので、誰かが退職してしまっても引き続き使い続けられまます。ライセンスの管理画面があるので、複数人でアドビCCを利用する場合に使いやすい設計となっています。
管理画面などがあり、ライセンスの受け渡しが行いやすいのがメリットですが、料金が高いので、小さな会社であれば、個人のコンプリートプランでも十分かもしれません。
Adobe CCの料金プラン まとめ
- 料金プランは「単体プラン」「フォトプラン」「コンプリートプラン」「グループ版(単体・コンプリート)」
- PhotoshopとLightroom(写真編集)しかしないなら、Adobeで最安のプラン
- 全てのソフトが使い放題のコンプリートプランの人気が高い
基本的にアドビの料金プランはコンプリートプランを選ぶのがオススメです。月額利用料金が6,248円と比較的料金が高めとなっていますが、
ちなみに、裏技として通信講座に申し込むと、学割料金でAdobe CCコンプリートプランのライセンスが使えるようになるので、動画での操作学習も兼ねて検討してみてもいいかもしれません。
