動画編集の営業方法を穴場から王道までリストアップ!

動画編集の営業方法 集客

近年はユーチューバー熱や副業ブームもあって、動画関連ビジネスが注目されることになりました。

残念ながら広告収入で稼げる人は減少しつつあります。最近はスパチャなど投げ銭が主流になりました。スパチャは疑似恋愛要素が強いため、若い女性だけが可能な稼ぎ方です。

しかし裏方の動画編集者としてのクライアントワークであれば、今後も安定的に稼げる可能性があります。ユーチューバーのように年に1千万円以上を稼ぐことは難しいですが、会社員ぐらいので、年収のお仕事であれば、クライアントワークでも十分可能です。

そこで動画編集・動画制作の営業方法をまとめたので、参考にしてもらえれば幸いです。

動画編集・動画制作のおすすめ営業方法一覧

動画編集・動画制作の営業方法一覧
  1. 業務委託案件がある求人サイトで探す
  2. オンライン事務代行エージェントに登録する
  3. 異業種のいるオンラインサロンに入る
  4. Facebookグループ
  5. 事業者にYouTubeチャンネル新設の企画書を送る
  6. 自分のYouTubeチャンネルを運営
  7. 友人・知人に紹介してもらう
  8. 得意分野を作る
  9. 自分のYouTubeチャンネルを売る
  10. ポータルサイトに登録
  11. 動画マーケティングに弱いホームページ制作会社に営業する
  12. HP制作や広告運用スキルを習得する
  13. 動画撮影案件・スチール写真撮影案件に対応する
  14. 不動産会社と仲良くする
  15. 商工会議所に入会する
  16. ナイトワーク系に営業する
  17. 需要がある案件の制作スキルを習得する
  18. 映像関係のフリーランスとチーム体制を組む
  19. クリエイティブ系のエージェントに登録する

業務委託案件がある求人サイトで探す

無料求人サイトのエンゲージ

動画編集のお仕事は雇用形態が「業務委託」として求人サイトで募集されているケースも多いです。動画編集の業務委託案件が特に豊富な求人サイトは検索エンジン型です。

業務委託案件が多い検索エンジン型求人サイト
  • Googleしごと検索
  • Indeed
  • スタンバイ
  • 求人ボックス
  • engage

ただし、検索エンジン型求人サイトは、無料で掲載されている求人案件も多いです。運営会社によって求人審査も実施されていません。事業者の信頼度や採用熱意も玉石混交状態… SNSにて詐欺の求人の報告も多く、メールアドレスなどの個人情報を抜かれて迷惑メールが届くようになります。

未経験OKなのにやりがいあるクリエイティブ案件、高待遇で大量募集など、求職者側に魅力的すぎる求人には注意しましょう。

検索型求人サイトでトラブルになっても自己責任となります。

近年はリクナビNEXTなど正社員求人中心の転職サイトにもクリエイター系の業務委託案件が求人募集されているケースも目立っています。検索エンジン型よりも安全です。動画マーケティングに注力している事業会社が動画クリエイターを外注スタッフとして募集しているのは時代の流れです。

オンライン事務代行エージェントに登録する

事務代行

オンライン事務代行会社は数多くありますが、たとえばクラウドワークスが提供しているビズアシは映像案件も多いオンライン事務代行エージェントの一つです。

オンライン事務代行は経理が強い会社だったり、クリエイティブが強かったりなど、事務代行サービスによって特色があります。今は事務中心でクリエイティブ系が弱くても、これからクリエイティブ部門の強化という可能性もゼロではありませんので、時間があれば、一つずつ採用テストを受けてみるのも検討の価値アリです。

事務代行サービス例
  • ビズアシ
  • フジ子さん
  • YPP
  • ビズアシスタントオンライン
  • Genny
  • NOC
  • HELP YOU
  • i-staff
  • GRANCERS
  • CASTER BIZ(キャスタービズ)
  • AnyMaMa(エニママ)
  • 在宅秘書ラボ
  • Mamasan&Company(ママサン アンド カンパニー)

オンライン事務代行は女性の方が採用されやすいです。

異業種のいるオンラインサロンに入る

オンラインコミュニティ

社会人の人脈形成手段の一つがオンラインサロンです。動画関係の案件獲得方法の王道の一つです。

オンラインサロンは起業を中心にビジネスに関連で数多くのオンラインサロンが存在します。これから新しく事業を始めたい人や、すでに何かで成功していて、別事業に関心がある人も数多く入会しているので、野心溢れるビジネスパーソンと効率よく人脈を形成することができます。

またオンラインサロンには、動画クリエイターやWebマーケティング業界向けのコミュニティもあります。同業者コミュニティに所属することによって、横と繋がったり、コミュニティに依頼される案件を獲得することも期待できます。金銭的に余裕があれば、同業に近い人と繋がれるようなコミュニティにも入ってみるのも悪くはありません。

初心者の動画編集者向けのオンライン動画スクールに入会すると、そこのスクール主催者から案件を紹介してくれると宣伝されいる場合もあります。これはヒヨコ食ビジネスの可能性があるので、高額な料金を支払って入会する場合には、X(旧Twitter)で口コミ情報などもしっかりリサーチしておきましょう。

Facebookグループ

Facebook

オンラインサロンではメリットがある一方で、運営元が儲かる仕組みなので、情弱ビジネスと批判されたりもします。安くない月会費を支払って人脈を維持することに抵抗を感じる場合には、無料で運営されていることが多いFacebookグループも合わせて検討してみてください。

Facebookは10年以上前は日本でも人気があったSNSです。今のZ世代以下はFacebookアカウント持っていなかったりしますが、会社で決裁権がある30〜50代の多くのビジネスパーソンは今でも活発にFacebookを使っています。年上の社会人との人脈形成にFacebookアカウントは持っておいて損はありません。

また海外では、今でもFacebookは最も人気のあるSNSの一つです。海外の方と繋がって案件を取得したい場合にはFacebookは最も有効的な手段です。

海外では今でもダントツのシェアを誇るのがFacebookです。逆にX(Twitter)は日本とアメリカぐらいしか使われていません。

最も使われているSNS

LinkedIn経由で動画案件の営業活動は、まだ時期尚早の印象です。

事業者にYouTubeチャンネル新設の企画書を送る

企画書

YouTubeチャンネルを開設すれば、集客力が大きく伸びそうな事業者を探し出して、YouTubeチャンネル新設の企画書を勝手に作成して提案は、大きな営業効果が期待できます。

自分の売り込みはしていますが、個別の企業に一つひとつ企画書を作って送付しているような動画制作事業者はほとんどありません。

勝手に企画書作成するほど、熱量を持って提案されて、悪い気をする事業者はいません。

動画編集者としての売り込みだけでは、何を発注していいのか分からないで、メールを読んでもアクションを起こしてくれません。チャンネルのコンテンツを企画をして一緒に動画チャンネルを育てていくような気概を見せれば、見込み客もイメージしやすいです。

企画や撮影、アナリティクスの解析作業なども入ってくる可能性があるので動画編集作業と比較すると難易度が高いです。しかし、その分、提供するサービス内容によって、顧客単価は高くしていくことができます。

ホームページ制作業界でもきれいなHPを作れるだけの会社は淘汰されており、売上を上げるなどの企画力がある会社が生き残っています。納品物の品質で競合と差がつかない時代になると、売上に直結する能力がある会社が選ばれるのが一般的です。

自分のYouTubeチャンネルを運営

YouTubeの撮影

動画クリエイターの中には、自分のYouTubeチャンネルを開設している人も多いです。自分のチャンネルはポートフォリオになるので、ジャンルはVlogやオールラウンドなど何でもいいので、自分が末永く楽しく動画を作り続けられるジャンルで1〜2つ持っておいて損はありません。

Webメディア運営でも、広告収入では生活できなくなったので、ブロガー(自営業)からWebライター(業務委託)への転身が目立ちます。自分のブログメディア一本で生活できなくても、営業活動のポートフォリオとして役立ちます。

ただし、編集技術はあるものの、チャンネル登録者数が数百〜数千名程度だと、編集はできても集客できない人というレッテルを貼られてしまう可能性があるので、チャンネル登録者数は、ポートフォリオとしてでも1万人以上は目指したいところです。

YouTubeの広告収益は本業ではないにしても、途中で更新が止まっているチャンネルはポートフォリオとして体裁が悪いです。

友人・知人に紹介してもらう

ビジネスパーソン

映像編集のお仕事を取るのに最強な手段は、友人・知人からの紹介です。紹介であれば、自分から営業をかける必要がありません。過度な料金競争もありません。

自分から営業をかけると、パワーバランス的にクライアントのいいなりになりやすいです。特にフリーランスだと、まるで従業員かのような極端な上下関係になってしまうのがデメリットですが、友人・知人からの紹介だと、良好な関係をクライアントと構築しやすいです。

ただし友人・知人からの紹介は相手の信頼をお借りした営業手法です。相手の面子を潰すようなことがあってはなりません。少なくとも初めてのクライアントみたいな状況で友人・知人を頼って、相手にリスクを取らせるべきではありません。

将来、組織で決裁権を持つポジションになりそう学生時代の友人とは、今後も長期的に良好な関係を築いておきたいところです。

得意分野を作る

カフェ

動画編集者としてクライアントを獲得するためには、オールラウンダーではなく、得意分野を構築しておくのは重要となります。たとえば、以下のような業界に精通しておくと、クライアントを獲得しやすいです。

得意分野を作る検討業界
  • ウェディング
  • 飲食
  • 観光・旅行・宿泊
  • ヘアサロン
  • 整体・鍼灸院
  • 介護
  • 不動産
  • 製造業

同一地域で、一つしかクライアントを抱えるのは難しいので、広告予算が少なすぎる零細クライアントとお付き合いすると、後々大変です。ある程度の事業規模で売上を伸ばしていきそうな事業者に営業をかけましょう。

自分のYouTubeチャンネルを売る

YouTube

自分でYouTubeチャンネルを作って売るのは有効な手段です。たとえばチャンネル登録者数1万人ぐらいまで成長させて、その後チャンネルを欲しい事業者に売却してしまい、外注スタッフとして引き続きお仕事をいただく戦略です。

YouTube広告だけで生計を立てられるボーダーラインがチャンネル登録者数30〜50万人程度です。1万人では広告収入だけで食べていくことができません。しかし自分で商品・サービスなどを持って実業をしている方であれば、たとえばチャンネル登録者数1万人であっても、うまく収益化していける可能性があります。

チャンネルが「0 → 1」ができた時点で商品・サービスを持っている事業者に売却してしまい、引き続きクライアントワークとしてお仕事をいただきます。

自分のチャンネルを将来的に売却するためには、買い手がつくようなコンセプトでチャンネル登録者数を増やしておく必要があります。YouTubeはチャンネル登録者数0〜1万人が一番増やすのが難しいと思っている人も多いので、コンセプト作りをしっかりして道筋を立てたなら、買い手が見つかると思います。

チャンネル売却を検討していくなら「Live2D + 人工音声」とかで運営していると、属人性が低くて売却しやすいです。

事業継承マッチングサイトでもYouTubeをはじめ、様々なSNSアカウントが売買されていたりします。採算性が悪いSNSアカウントを売り抜けしたいだけの怪しい出品も多いですが、しっかりと設計されたチャンネルであれば買い手はつく可能性があります。

ポータルサイトに登録

動画制作・編集者向けのポータルサイト動画幹事

動画編集者用にいくつか集客ポータルサイトが存在します。今の時代は集客手段としてポータルサイトは不可欠です。無料で登録できるサイトもあるので、とりあえず無料登録しておくのも損ではありません。

動画制作事業者が登録できるポータルサイト
  • 動画幹事
  • PRONIアイミツ
  • ナレッジエンジン
  • 比較ビズ
  • Googleビジネスプロフィール (Googleマップ検索)

動画マーケティングに弱いホームページ制作会社に営業する

ビジネス

5Gも普及し始め、近年はホームページに動画を埋め込むケースも増えてきました。ホームページ制作会社の抱えるクライアントの中には、動画を使った集客強化に関心がある事業者も多いです。

HP制作会社からクライアントを紹介してもらえるのがベストかもしれませんが、HP制作会社側にメリットを提供できる必要があります。そうなると、ホームページ制作会社のサービスの一つとして、動画制作サービスの立ち上げを提案してみるのも検討してみてください。

HP制作会社が、クライアントから受注して、制作工程を丸投げできる体制であれば強いです。

都市部だと敏腕の動画クリエイターが多いのでHP制作会社からの案件獲得は難しかもしれませんが、地方のHP制作会社だと、動画案件を苦手としている制作会社もまだまだ多いので、営業をかけてみる価値アリです。

HP制作や広告運用スキルを習得する

Webマーケティング

動画制作と相性がいいのが、ホームページ制作とWeb広告運用スキルです。

フリーランスとしての事業者が多い職業の一つがWebデザイナーです。インターネット黎明期から主婦がカルチャースクールで勉強して、そのまま独立するという事例が多いのがWeb制作業界です。動画よりも需要が安定しています。

近年はホームページに動画を埋め込むケースが多いので、動画マーケティングも合わせて提案しやすいです。またYouTubeで動画広告を出稿してみたいけど、やり方がわからない方には、広告制作から出稿まで一元管理で提案することができます。

動画編集者としてではなく、Web制作事業者として営業した方が、案件を獲得しやすい場合もあるので、合わせてスキル習得を検討してみてください。

ホームページ制作業は動画制作と並んでスキル習得が容易な業界です。

動画撮影案件・スチール写真撮影案件に対応する

フリーランスの出張カメラマン

動画編集だけだと安くカット・テロップ作業をしてくれる安い人材を求めているクライアントワークで疲弊します。編集作業だけで稼ぐのは、厳しい時代です。

撮影案件は外に出たり、お客さんとコミュニケーションを取らなければならない等、大変ですが、報酬単価を上げるためには、動画撮影もこなしていく必要があります。

また写真スタジオなどは、近年は動画制作なども合わせてクライアントに提案することで案件獲得しているケースが増加しています。逆に、動画業界の人がスチール案件にも対応できる体制を整えることで案件を獲得することも期待できます。

不動産会社と仲良くする

ハウスクリーニング

動画制作の需要が大きい業界の一つとして不動産業界があります。不動産業界は新築の住宅や賃貸の空き部屋のルームツアー動画をWebサイトに導入する不動産会社が増えています。

撮影案件は、今後コンスタントにお仕事をもらえる可能性があるので、一度、近隣の不動産販売会社に飛び込み営業(提案)してみるのもアリです。

スチール撮影やWebサイト(CMS)の更新作業もできると、汎用性が高い人材として使い勝手が良い人材になります。

不動産会社の中には、たまにリクナビNEXTなどで業務委託で、高単価で求人を募集していたりします。

商工会議所に入会する

商工会議所や商工会など、地域のビジネスコミュニティに入会しておければ、そこから人脈を作ることができます。

商工会議所はITリテラシーが低い事業者が多い傾向があります。また動画編集やWeb関連事業者は少ないこともあり、競合が少ない中で良質な人脈形成できる可能性があります。

ナイトワーク系に営業する

映像・撮影案件はナイトワーク業界で需要があります。ナイトワーク系はリクナビ・マイナビなど通常の求人サイトに求人募集できないので、人材獲得が難しい業界です。

繁華街で「バニラ、バニラ、バニラ〜」といういかがわしい宣伝カーが走っているのも、ナイトワーク系は一般の求人サイトから締め出しをされている関係でのゲリラ的な宣伝戦略とも受け取れます。

ナイトワーク系は専門の求人サイトがあります。クリエイティブ職種の募集も数多く行わています。ナイトワーク系スチール撮影・編集のスキルもあれば、お仕事受注しやすいかもしれません。

需要がある案件の制作スキルを習得する

動画編集といえばAdobe Premiere ProとAfter Effectsがプロの現場からセミアマまで幅広く利用されています。動画編集のスキルを習得した人もAdobeツールを想定している動画編集者も多いと思います。

Adobe Premiere以外のツールをスキルセットとして保有しておくのは合理的な差別化です。YouTube界隈においては、Premiere以外の動画制作ツールでチャンネル運営されている事例も多いです。

たとえば、「ゆっくり動画」や「ずんだもん動画」はYMM4(ゆっくりムービーメーカー4)を用いて作成するのが一般的です。

組織的に動いているだろうと思われる「ゆっくり動画」「ずんだもん動画」「その他顔出しなしの情報共有系動画」が近年は目立ちます。

ずんだもん
ずんだもん

僕は末路系の動画と相性バツグンなのだ。ゆっくりのマリサ達と違って、僕が色々と酷い目に会っているのだ。

類似のコンテンツですが、別チャンネルで、少しずつ見せ方・演出方法を変えて、安定的に黒字化を狙っています。そのような動画チャンネルなら、動画編集者のポジションが募集されているかもしれません。

ただし顔出しなし情報共有系の動画編集単価は安いです。

ゆっくりの他、本要約系の情報伝達系動画で利用されているのが「VYOND」や「VideoScribe」です。

テンプレアニメやホワイトボードアニメーションは独自性はありませんが、低コストで量産するのには向いているので、長期的に動画編集のお仕事を獲得するためのスキル習得には向いています。

動画編集したいけど、動画撮影(外出要)はしたくない方には情報共有型動画案件とは相性が良いです。

今後もトレンドの動画制作ツールが登場するかもしれないので、いち早く習得すれば、案件また、自分からポートフォリオとして作成し、「◯◯ソフトが得意な動画編集者」というブランディングすると、集客しやすいです。

アニメーション系は属人性が低いので、自分でチャンネルを開設して、将来、売却も行いやすいです。

映像関係のフリーランスとチーム体制を組む

ビジネス

映像関係クリエイターとフリーランスとチーム体制を築いておくことで、クライアントに提供できるサービスの幅が広がります。

地域で若者が楽しそうに活動していたら、年上の経営者が、仕事をあげようかと思ってしまいます。

ただし、チームを組むのであれば、社交性が高くコミュニケーション能力に長けた人が中心でないと難しいです。まずは営業に長けた人と最初に繋がる方が効率的です。営業職以外にも、マーケター・ディレクター系の人とチームを組むことで、案件獲得が苦手な動画編集者でも、ご縁が繋がってきやすいです。

クリエイティブ系のエージェントに登録する

最後にですが、スキルはあるけど、何のツテもなく自分から仕事を獲得するのが何もない動画クリエイターであれば、まずは無難にクリエイティブ系のエージェントに登録してお仕事を紹介してもらうのが王道です。

クリエイティブ系のエージェントの中には正社員・契約社員・派遣社員の他、業務委託(フリーランス)系の案件を紹介できるエージェントも存在します。

職歴が要求されることも多いですが、20代で経験が浅い方であれば、今後のキャリア形成のためにも、一度キャリアカウンセラーと話をしておくのも損ではありません。

映像編集・映像制作におすすめしない営業方法一覧

以上がおすすめの集客方法でした。逆におすすめしない営業方法についても解説したので、参考にしてもらえれば幸いです。

映像編集・映像制作に非推奨の営業方法
  1. テレアポ営業
  2. メールフォーム営業
  3. 儲かってそうなユーチューバーへのDM
  4. インターネット広告からのWeb集客
  5. クラウドソーシング

テレアポ営業

ビジネスウーマン

おすすめしない営業方法の第1位はテレアポ営業です。テレアポ営業から映像関係の案件を獲得するのは非常に難しいです。

動画制作業界ではありませんが、近接するホームページ制作業界や集客支援業界の中には、未だにテレアポ営業をしている会社が数多くあります。そして、テレアポ営業は電話番号が表示されるので、電話検索サイトに辛辣なコメントを書かれて評価を落としている事業者が多いです。

テレアポしてくるような会社に誰が集客お願いするねん?

みたいな感じで辛口のコメントを書かれるので、電話営業するほどに、自社の社会的評価が落ちていきます。

結局は集客支援サービスの一つなので、テレアポのような超アナログな方法は「見知らぬ会社に電話営業してくるレベルで仕事が取れない人」と思われるので避けるべきです。

フリーランスの営業代行とかにお願いすると、テレアポ営業される可能性があります。営業代行にむやみに営業活動を丸投げする場合には注意しましょう。

メールフォーム営業

スマホでのメール・チャット

動画編集の副業界隈では、メールフォーム営業が人気ですが、問い合わせメール営業も、おすすめできません。

メールフォーム営業も古くから安易な営業方法として、存在しています。電話より、相手の立場に配慮していると思っている方もいますが、大半の方にとっては一方的に営業してくるので、迷惑行為に変わりません。

私は◯◯なのだ。ポートフォリオのような動画が得意なのだ。ぜひお手伝いさせてなのだ!

のような、一方的な自己紹介の営業メールは、事業者によっては、月に何十通も受け取っており、うんざりしています。実際は何も相手にイメージできるアウトプットを提供できない状態で自分のスキルだけをアピールしているクリエイターも多いため、今の時代には効果が薄いです。

不特定多数にメール営業していると、自分のメールアドレスが迷惑メールボックスに入りやすくなるのもデメリットです。

また別のもっと良い形でお会いできる機会があったとしても、過去にメール営業をしていたことで、対面でお会いする機会があったとしても第一印象が悪化する危険性もあります。

コミュ力に自信がないクリエイターの間では、メール営業は、よくオススメされれている営業手段ですが、同じような会話が少し苦手意識があって自宅できる映像編集の仕事をしたいクリエイターから、たくさん似たような営業メールが届くので、マイナスイメージにつながります。

ただし、上で先に述べたように、企画から設計して一社一社に丁寧に向き合って提案していくのであれば有効な営業手法です。

儲かってそうなユーチューバーへのDM

恋愛コンサルタント

儲かっていそうなユーチューバーにDMも、もうかなりの人がやっています。今からこの方法でやっても、良いレスポンスは期待できません。同じくX(旧Twitter)営業もやっている人が多いので非推奨です。

しかし、ビジネス系ユーチューバーとして有名なまこなり社長は執念深く、あらゆる手段でまこなり社長(決裁権者)とつながる方法を模索して連絡してきた動画制作事業者を採用したそうです。何度もアタックすることで熱意と優秀さが伝わる場合もあります。

会社とは違って、個人に営業かけると、SNSとかに平気で悪口とか言われたり、コンテンツのネタにされたりするので可能性もあるので、一長一短です。

インターネット広告からのWeb集客

Web広告全般も、これまで広告運用の経験がないのであれば、避けておいたが方が無難です。動画制作を含むWebマーケティング業界は、Web広告運用に長けた法人が多数存在します。フリーランスの動画編集者が広告出稿しても、失敗する可能性が高いです。

広告での成約難易度が上昇している上、クリック単価も高止まり状態です。中途半端なスキルでWeb広告に手を出しても赤字になる可能性が高いです。

クラウドソーシング

クラウドソーシング

ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサイトで動画編集の営業をするのもおすすめしません。クラウドソーシングは価格下落圧力発生装置です。Webライターやデザインなど、できる人が多い仕事は二束三文で叩かれる傾向が非常に強いです。

おまけにクラウドソーシングで発注する事業者は目が肥えており、単価が安い割に品質にうるさいです。駆け出しの動画編集者はクラウドソーシングで搾取される可能性が高いでしょう。

またクラウドソーシングは普及してから10年以上の歴史がありますが仕組みが時代に追いついていません。たとえば一度クラウドソーシングで案件を取得すると、今後もクラウドソーシングサイトでしかお仕事できないなど、制約が多いので、知名度の割には今の時代は積極的に使っていくメリットがありません。

自分で単価を決められるという点ではココナラのようなスキルシェアプラットフォームはまだマシです。それでもココナラも販売手数料高いので、長期的な案件獲得方法としては他のクラウドソーシング同様に非推奨です。

動画編集・動画制作の営業方法 まとめ

動画編集・動画制作の営業方法一覧
  1. 業務委託案件がある求人サイトで探す
  2. オンライン事務代行エージェントに登録する
  3. 異業種のいるオンラインサロンに入る
  4. Facebookグループ
  5. 事業者にYouTubeチャンネル新設の企画書を送る
  6. 自分のYouTubeチャンネルを運営
  7. 友人・知人に紹介してもらう
  8. 得意分野を作る
  9. 自分のYouTubeチャンネルを売る
  10. ポータルサイトに登録
  11. 動画マーケティングに弱いホームページ制作会社に営業する
  12. HP制作や広告運用スキルを習得する
  13. 動画撮影案件・スチール写真撮影案件に対応する
  14. 不動産会社と仲良くする
  15. 商工会議所に入会する
  16. ナイトワーク系に営業する
  17. 需要がある案件の制作スキルを習得する
  18. 映像関係のフリーランスとチーム体制を組む
  19. クリエイティブ系のエージェントに登録する
映像編集・映像制作に非推奨の営業方法
  1. テレアポ営業
  2. メールフォーム営業
  3. 儲かってそうなユーチューバーへのDM
  4. インターネット広告からのWeb集客
  5. クラウドソーシング

ユーチューバーとして広告収入だけで稼ぐのが難しい時代になってしまいました。現在主流のライブ配信は若い女性以外は難しいので、好きなことで稼ぐのは至難の業です。かといって動画マーケティングを集客手段にして、自分で商品・サービスを一から立ち上げるのも大変です。

動画編集は、自宅でPC一台あればできる、数少ないクライアントワークの稼ぎ方として人気が高いです。一方で稼げなくなった元ユーチューバーも動画編集者として活動しているので、競争が大変な業界です。

動画編集・動画制作のクライアントワーク獲得は大変ですが、ぜひ色々と試して、自分なりの勝ちパターンを見つけてもらえれば幸いです。