株式会社ワンズマインドの運営するマッチングプラットフォームの比較ビズ。
ホームページやシステム開発の発注先候補の探し方として、比較ビズの利用を検討している事業者も多いと思います。そこで、比較ビズの特徵や使い方について解説したので、参考にしてもらえれば幸いです。
比較ビズの評判の特徵
日本国内最大のビジネスマッチングサイト
比較ビズは20業種・224業種の専門家を探すことができる国内最大の総合型ビジネスマッチングサイトです。
ビジネスマッチングサイトは、「発注したい事業者」と「仕事を受注したい事業者」を結ぶプラットフォームです。士業・コンサルティング・システム開発など様々なジャンルの事業者が登録されており、気軽に見積もりや相談をすることができます。
見積もりが取れるサービスは比較ビズ以外にも存在しますが、税理士やホームページ制作会社など特定の分野に特化しているサービスが多いです。
比較ビズは見積もりの取れる業種が非常に多岐に渡り、一度アカウントを登録しておけば、様々なジャンルで一括見積もりを取れるようになるので、使い勝手が良いです。
以前は比較ビズの他に、「楽天ビジネス」がビジネスマッチングサイトとして存在しましたが、2015年に頃に楽天ビジネスはビジネスマッチング市場から撤退してしまったので、現在は比較ビズ一強となっています。
ちなみにビジネスマッチングプラットフォームとよく似たサービスが「紹介サービス」です。
紹介サービスだとサービス提供者がアリングした内容を基に自社データベースに登録されている企業の中から、適していると思われる企業を紹介します。
| 紹介サービス(アイミツなど) | 比較ビズ(マッチングサイト) | |
| 業者を探す手間 | ヒアリングしてもらう | 文章を考え投稿する |
| 紹介会社数 | 1〜4社程度 | 自分で設定可能 |
| 発注意欲 | 高め | 低い〜高め |
比較ビズのようなビジネスマッチングサイトにあるメリットとしては以下のような点です。
- 自分の要望を書くだけで複数の会社から一括で見積もりや提案が届く
- 直接業者とチャット・電話など好きな手段で連絡が取れる
- 発注側は完全無料で使える
- 見積もり依頼を出しても発注に対するプレッシャーがほとんどない
比較ビズは無料で利用できます。利用したからと言って、見積もり金額に上乗せさせることはありません。
HP制作・ECサイト制作などに強い
比較ビズの中でも特に登録事業者・発注件数が多いのがホームページ制作・ネットショップ制作関連の案件です。HP・ECサイト制作は発注側が相場が分からない人が多いから、料金が若干ボッタクリになりがちです。
しかし、比較ビズは一括見積もりサービスで、5〜10社以上の会社を見積もりすることができるために、料金が高いと受注できません。
よって真面目な会社が妥当な値段で提案してくれることから発注側には人気です。
登録業者が多い
比較ビズは登録業者が約6万件と非常に多いです。理由としては月額利用料は13,800円だけと破格の安さだからです。
他の見積もりサイトの場合には「案件の受注」や「連絡メール」で課金されたりしますが、比較ビズの場合には成功報酬や連絡メールだけでお金を支払う必要がなく、事業者からすれば、非常に費用対効果の優れた集客手段として評判が良いです。コストパフォーマンスが高いので見積もり会社は比較ビズとだけ契約しているという事業者も少なくありません。
他の見積もり・紹介サービスだと、成約すると成果報酬をサービス運営者に支払う必要があるので、割高になりがちですが、比較ビズの場合には定額制なので、多くの事業者が積極的に集客手段として活用しています。
その代わり、業者間の競争が激しいので、業者としてもサービスの質や料金で競争する必要があるので、結果的に比較ビズで一括見積もりを出すと、相場よりも優れたサービス・料金を提案をしてくれる事業者が多い傾向があります。
提案が無料でもらえる
システム開発やホームページ制作などは発注側が専門知識がないこともあり、どういった仕様で発注すればいいのか分からないケースも多いと思います。
たとえば
「ホームページ制作でワードプレスを導入した方がいいの？」
「ECサイトはどやって決済機能を実装するのがおすすめなの？」
「全く何も決まってないけど、とりあえず社内会議で使うので色々とプロのアイデアを聞きたいです…」
みたいな場合に、比較ビズではとりあえず、複数の開発会社のアイデアを無料でもらうことができます。
発注しようかどうかは自由なので、とりあえずホームページのリニューアルについて社内会議で話し合うので、その資料用として提案をしてもらうといった使い方もできてしまったりするのが比較ビズの面白いところです(笑)
他の紹介型の見積もりサイトだと、会議の資料段階で見積もり取るような使い方は嫌がられますが、これも比較ビズの運営が成功報酬を受け取っていないからこそできることです。
大手企業・有名団体も利用している
比較ビズは多くの大手企業にも利用されています。飲食店などのスモールビジネスから巨大な予算のプロジェクトまで幅広い規模の案件に利用されています。
特にシステム制作やWeb制作などのIT分野では、大手企業が案件を出していることもあり、多くの開発力の高いWeb制作会社・システム開発会社が比較ビズ上の案件をチェックしています。
制作会社の開発の人員に余裕があるときには、そういった開発力のある会社から中小企業にも思いがけなかった提案が届くのも比較ビズの面白いところの1つです。
フリーランス・個人事業主も登録しており法人より安くなる可能性アリ
なるべく外注費を安くしたい事業者も多いと思います。そこで検討することになるのがフリーランスなどの自営業者への発注です。
法人よりも個人事業主への発注の方が信用度が低い代わりにサービス料金は安くなるメリットがあります。比較ビズならフリーランス・個人事業主も登録できるので、法人・個人の両方を一括で検討することができます。
紹介サービスだと、仲介会社の手数料の関係もあり、フリーランスが紹介されにくい構造になっていますが、比較ビズなら自分が望めば積極的にフリーランスや個人事業主の業者と連絡を取ることができます。
比較ビズとアイミツのホームページ制作ってどっちがいいの？
ということで、比較ビズには様々なメリットがあることがお分かりいただけたかと思います。
しかし、見積もり紹介サービスとしては非常に有名なサービスがありますよ。比較ビズとよく比べられるのがアイミツさんです。どっちを利用すべきかお悩みの方もいると思います。
比較ビズとアイミツさんは似ているようで、かなりサービス内容が違います。アイミツさんは紹介サービスで、ヒアリングを行ったあとに、条件にマッチしている登録会社をアイミツの担当者が調べて紹介します。
比較ビズはマッチングプラットフォームなので、自分で要望を投稿すると、それに対して、対応できそうな会社が返信するスタイルになります。チャット機能はありますが、成果報酬ではないので、直接メールや電話、訪問しての相談なども自由に行ってもOKなのが比較ビズの特徵です。
自分で業者選びする自信がないならアイミツ、第三者に仲介されずにマイペースに見積もりを手に入れたいなら比較ビズがおすすめです。
ちなみにフリーランス専門のクラウドソーシングプラットフォームであるランサーズと比較ビズも似ている部分が多いですが、ランサーズは「フリーランス中心」ということ以外にも「ランサーズのサイト以外でのやり取りができない」という致命的なデメリットがあります。
コンタクトの度にランサーズを通さなければなりません。当然ですが、手数料も毎回取られます。プラットフォーム上から業者が消えてしまったら、今後取引できないリスクもあるので、イラスト作成など短期満了のスポット的な仕事向きです。
今後も長期的に取引していくならランサーズよりも比較ビズに登録している業者と取引する方がおすすめです。
比較ビズのホームページ制作・システム開発の特徵
ここからは比較ビズのホームページ制作・システム開発に関するお話です。
比較ビズで特にオススメなHP制作とシステム開発の発注ですが、ホームページ制作会社の一括見積もりを運営するサイトの多くは、 案件を紹介するタイミングや契約したタイミングで費用が発生するため、 いくつかの制作会社は見積書に手数料を上乗せしたりします。
比較ビズでは制作会社から毎月少額の掲載費を頂いているため、見積書に手数料が上乗せされにくいです。
そして、一括見積もりなので、業者間での競争意識が芽生えるので、 結果的に、ホームページを作成は相場より安い料金の見積書を貰うことができる可能性があります。
比較ビズでは以下のような目的で利用することができるので、発注意欲が低い段階からドンドン業者に相談できる数少ない貴重なプラットフォームです。
- 資料請求がしたい
- 直接会って話をしたい
- とりあえず見積もりが欲しい
- 提案が欲しい
- 電話連絡が欲しい
発注フォームの項目は短文でOKで、必須項目も少なめです。実際に提案をもらってから、具体的な話をするのでもOKです。
比較ビズの見積もりフォーム
フォームが完成したら、あとは、比較ビズのプラットフォーム上に依頼が投稿されるので、制作会社から連絡が来るのを待つだけです。受注側からは以下のように見えます。
比較ビズ まとめ
- 業界最大のビジネスマッチンプラットフォーム
- 要望を入力するだけで複数の見積書が届く
- 利用料無料
- 比較ビズを使っても発注料金が高くならない
- 紹介サービスと違って、検討段階でも利用しやすい
様々な分野で外注業者を探している方も多いと思いますが、IT・士業・コンサルなどの無形商材系の事業者を探すのであれば、比較ビズは簡単に見積もり依頼できるのでオススメです。
まだ社内で検討段階で、会議の資料として予算や納期のデータを取りたいという段階でも利用可能なのも紹介型見積もりサイトにはないメリットです。
はじめて利用する際には、投稿方法などについて比較ビズのカスタマーサポートが説明してくれるので、まずは比較ビズの問い合わせフォームから連絡してみてください。