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個人事業主にホームページはいらない?必要性を感じる8つの理由

ホームページ作成

個人事業主やフリーランスの方でホームページを作るべきかどうかお悩みの方も多いと思います。

お金もかかりますし、今はFacebookなどビジネスで使えるSNSもあるし、お金を出してホームページを持つメリットがイマイチ実感できない方もいると思います。

しかし、ホームページは絶対に作っておいた方がメリットが多いです。

そこで個人事業主が公式ホームページを持つべき理由やおすすめの作り方、HPを作成する際の注意点などについて解説したいと思います!

予算がないのであれば自作でも大丈夫です。年間1〜2万円の維持費でHPが持てます。

個人事業主がホームページを持つ場合のメリット

ホームページ

まずは個人事業主がホームページを持った場合のメリットについて解説してみたいと思います。

確かにSNSや食べログ・ホットペッパービューティーなどポータルサイトの集客手段が増えたので、ホームページを持たなくてもネットで情報発信をしていくことは十分可能になりました。

意外と穴場なエキテンなど老舗ポータルサイトにも登録しておきましょう。

しかし、それでもホームページはまだ所有しておいた方がメリットが大きいです。実際、大半の法人はホームページを所有していますし、儲かっている個人事業主の方は、個人事務所でもしっかりとHPを設置しています。

ホームページを持つ理由としては以下のように数多くのメリットがあります。

  • Facebookページのように古いけど大事な情報が流れない
  • 権威性・信頼性が上がる
  • サービスの情報を補完できる
  • SEOやブログで集客できる
  • クーポンなどを発行できる
  • ビジネスの問い合わせが増える
  • EC機能・決済機能などを実装できる
  • コストが安い

個人事業主がなるべく低予算でホームページを発注したいなら無料一括見積もりサービスを利用すると、お得に制作してもらえる業者が見つかります。

関連:ホームページ制作の一括見積もりサイトおすすめ8選

Facebookページのように古いけど大事な情報が流れない

ポータルサイト

ホームページはFacebookページで十分と思っている方もいると思います。

しかしFacebookページをHPとして利用する場合の最大の欠点が古い情報が流れてしまうということです。

Facebookのようなフィード型のコンテンツだと、たとえ重要な投稿であっても、古い投稿は探しにくくなる仕様です。

その点ホームページは各種SNSのように投稿の日時に影響を受けません。多くのユーザーが求める重要な情報が探しやすいポータルサイトにすることができます。情報のハブとして設計できるのはフェイスブックページにはないホームページの強みの1つです。

権威性・信頼性が上がる

ビジネス

ホームページを持つことによって、権威性・信頼性を上げることができます。ホームページを持っていない個人事業主だと、そもそも本当に事業者として活動しているかどうかが疑わしくなります。単なる副業やお小遣い稼ぎ、「そもそも詐欺なのでは?」など、信用力がないので、色々と悪い方向に連想させてしまいます。

また大半の法人がホームページを持っている今の時代に「自分は自営業者だから」とHPを持っていないのは「ITリテラシーや学習意欲などが低そう」などマイナスイメージを連想させてしまう可能性もあります。

良くも悪くもしっかりとしたデザインのホームページを持っているだけで様になりますし、ブログなどでセールスライティングを意識しながら専門知識を少し披露するだけで信頼性の高いエキスパートに見えてしまいます。セルフブランディングにホームページは必ず役立ちます。

サービスの情報を補完できる

自分のサービスを完璧に相手に伝えることは難しいです。

しかし、どこかで名刺交換して、その後名刺に記載されてあるURLからホームページを訪問してもらうことができれば、直接会った際には伝えきれなかったサービスの詳細やどのような事業者などか等の情報を丁寧に補完することができるので、成約率を上げることができます。

SEOやブログで集客できる

Webマーケティング

ホームページを持つとビジネスブログをホームページ内に書くことができます。ブログを書くと、記事が検索に引っかかり、検索エンジン経由で個人事業主のサービス・商品について知ってもらえるチャンスが増えます。

また、自分の専門領域の役立つ情報を定期的に書くことによって、他の強豪よりも専門性が高く信頼できると評価してもらえやすくなります。

また検索上位表示されているということは、「支持されている」「人気がある」とも錯覚してもらえやすいです。(検索上位表示されているページが、必ずしも「お役立ち度」や「人気」で上位表示されている訳ではありません)

また公式HPがあると第三者の各種Webメディアやブログで「○○市のおいしいラーメン屋○選」みたいなページで掲載してもらえやすくなるといったメリットがあります。

クーポンなどを発行できる

飲食店やヘアサロンなどの店舗系ビジネスで、割引などのクーポンを発行すれば、新規の顧客を呼び込んだり、売上が落ちる月の集客をカバーすることができるようになります。

公式ホームページがあれば、自社オリジナルのクーポンなどを発行してキャンペーンを実施することができます。

スマホで読み取れるQRコード付きのクーポンが便利です。グーペなどのホームページ作成ツールを利用することによって、QRコード付きのクーポンは簡単に作成することができます。

グーペクーポン

ビジネスの問い合わせが増える

スマホでのメール・チャット

ホームページを持っていると問い合わせフォームを設置することができます。

各種SNSでもメッセージ機能で問い合わせ自体は可能ですが、新しい商談や取材の依頼などのビジネスにつながるような話はSNSのメッセージ機能からは舞い込みにくいです。

問い合わせページ経由で見積もりも取れますし、エントリーフォーム最適化など、ネットからの売上を上げる施策の多くは問い合わせフォームに関係するほど重要な機能です。

コンサルタントなど自分の体1つのBtoBのサービス業であれば、PDF資料のプレゼントでメールアドレス登録やLINE登録を促して顧客リストを強化する使い方もできます。

EC機能・決済機能などを実装できる

ショッピング

飲食店や小売店を営んでいるのであれば、のちのちネットショップなどを実装することもあるかもしれません。

ネットショップはShopifyなどの外部ECサイト構築サービスを利用しても作成できますが、公式ホームページの中にショッピングカートを埋め込むような実装方法もあります。

コストが安い

料金コスト

ホームページは維持コストが安いです。年間1万円〜数万円程度です。食べログやホットペッパービューティーなどの集客メディア、オンラインショッピングモールへの出店などは固定費の他に成果によって大きな変動費が必要なケースも多いです。

世の中になる数多くの集客Webサービスも商売なので、ビジネス系は変動費としてそれなりの金額が設定されており、個人事業主のお店にとっては、かなりの出費となります。

それに対して、ホームページは少額の固定費のみで、変動費は発生しません。それに、もしドメインパワーが付き、SEOで上位表示されるようになれば、無料で検索上位表示してくれるので、非常にコストパフォーマンスに優れた集客手段へと成長してくれます。

個人事業主のホームページの作り方

ということで、ホームページは基本的に持った方がメリットが数多くあるので、なるべく早めに作成しておくことをオススメします。

しかし「お金がかかる」「メンテナンスが大変そう」といった理由でホームページを持つことをためらっている方もいると思います。個人事業主は法人のように大きく経費が使える訳ではないので、できるだけコスパの良い方法で作りたいですよね。

個人事業主のホームページの作成方法としては以下3つの方法があるので予算や学習意欲で使い分けてみてください。

個人事業主のHPの作成方法
  • ホームページ制作会社発注する
  • Webサイトビルダーで自作する
  • ワードプレスを使う

ホームページ制作会社発注する

Web制作会社

自分で作業したくない方はホームページ制作会社に発注することがてっとり早いです。

格安だと10万円ぐらいから存在しますが、個人事業主やフリーランスのホームページでも中小企業のコーポレートサイトと同じなので、20〜50万円ぐらいの費用が必要になります。フリーランスのWebデザイナーに発注すると、法人の相場よりも少し安くなるかもしれません。

外注すると、ある程度予算が必要なので、予算があって経費が利用できる事業者向けとなっていますが、中には20万円以下でしっかりしたホームページを納品してくれるくれるWeb制作会社も存在します。

お手軽度:★★★★★
コスト:★★☆☆☆

Webサイトビルダーで自作する

Wix

なるべく安くホームページを持ちたい方は自作する方がオススメです。

ホームページの自作といえば、難しそうに感じるかもしれませんが、WixなどのWebサイトビルダーを利用すれば、誰でも簡単にホームページを作成することができます。年間維持費用も約1万円と格安ですし、無料プランも用意されています。

お手軽度:★★★★☆
コスト:★★★★★

おすすめのWebサイトビルダーについては「自作におすすめホームページ作成ソフト」を参考にしてみてください。

ワードプレスを使う

WordPressで作成されたサイト

3つ目はオープンソースのCMSであるWordPress(ワードプレス)を作ってホームページを作成することです。今見ているこのページもワードプレスサイトです。

ワードプレスはレンタルサーバーを借りたり、サーバーにインストールしたり、初期設定を色々しなければなりませんが、初期作業が終わればWebサイトビルダーに近い感覚で利用することができるので、操作自体は簡単です。

またテーマと呼ばれるデザインテンプレートが格安で販売されており、テーマを変更するだけでも、しっかりしたホームページの見栄えになります。

最近のホームページ制作会社ではワードプレスサイトを得意としていることもあり、売上が伸びて制作会社に外注できるほどの予算があれば、市販テーマからオリジナルテーマに移行するといったアップグレードも後から行いやすいです。

お手軽度:★★★☆☆
コスト:★★★★★

個人事業主がはじめてホームページを持つ5つの注意点

重要ポイント

個人事業主がはじめてホームページを持つ場合の注意点としては以下のようなものがあります。

  • HP制作会社と月額契約はしない
  • 格安ホームページ制作会社は使わない
  • レンタルサーバー代はケチらない
  • 適切な独自ドメインを取得する
  • 引っ越しのしやすさを考える

HP制作会社と月額契約はしない

はじめてホームページを持つ個人事業主で制作会社に発注する場合には、月額メンテナンス契約が不要な会社を選びましょう。

はじめホームページを持つ場合には、どのぐらいの作業量を制作会社に依頼をするか、定まっていないので適切な料金プランでメンテナンス契約を結ぶことが難しいです。

また月額メンテナンス料金は、価格設定が作業量に比例していない業者も多く、料金が妥当なのか初めてのホームページ運営では判断しにくいというのもあります。提示された料金プランによっては、自社で行ってしまった方が、コスパが高いケースもあります。

ホームページ制作会社に発注するのであれば、ワードプレスのようなCMSで納品してもらうことによって、HTML・CSSなどホームページ作成の知識がない方でも、HPを自分で更新できて維持コストを節約できるのでオススメです。

格安ホームページ制作会社は使わない

格安ホームページ制作会社は基本的にオススメしません。クオリティが低かったり、CMSで納品してくれなかったり、色々とオプション料金が発生したりする可能性があるからです。

格安ホームページ制作会社のWebサイトは満足度が低いケースが多いので、自作の方が安心できます。

複数のホームページ制作会社から相見積もりを取る

ホームページ制作会社に発注する場合、相見積もりを取ると優良なWeb制作会社でも相場が下がってサービスのクオリティが上がる可能性があります。

ボッタクリや悪徳業者をふるいにかけるためにも複数のホームページ制作会社から見積もり料金を取得しておきましょう。

複数のホームページ制作会社から相見積もりを取得するのであれば比較bizが無料で利用できて、見積もりが必要な件数など詳細条件を設定できるのでおすすめです。

レンタルサーバー代はケチらない

サーバー

ホームページを自作する場合にはレンタルサーバー代をケチらないようにしましょう。レンタルサーバー代をケチってしまうと、表示速度が遅かったりします。

表示速度が遅いと離脱率が高くなるのでSEO的にもマイナス評価になります。

ちなみにWebサイトビルダーを使う場合にはレンタルサーバーはセット売りなので契約する必要はありません。

適切な独自ドメインを取得する

エックスドメイン

ホームページを作成する場合には独自ドメインは必ず取得しておきましょう。自分のインターネット上の土地であって、資産になります。

ドメイン名は、長期的に考えて法人化する場合にも使えるような名前で登録するようにしましょう。

また個人事業主なので「.co.jp」は利用できませんが「.com」や「.jp」などの汎用性の高い無難なドメインで取得するようにしましょう。

変なドメイン選ぶと、ユーザーに不安感を与えてクリック率が落ちることや、2年目移行のドメイン更新料金が高いなどのトラップもあります。

引っ越しのしやすさを考える

引っ越し

ホームページ制作会社を利用する場合に注意したいのが、制作会社オリジナルCMSでの納品です。

CMSでの納品はオススメですが、特別な理由がない限りワードプレスのようなオープンソースで汎用性の高いCMSを選択しましょう。

HP制作会社が自社で開発しているオリジナルCMSだと、他のホームページ制作会社に乗り移る場合に、ソースコードが理解できないので苦労します。

ワードプレスであれば、制作会社を引っ越しても、新しいテーマを制作してもらうだけでOKなので、無用なトラブルを避けることができます。

また、Webサイトビルダーを使う場合にはページ数をあまり増やしすぎないようにしましょう。Webサイトビルダーは引っ越ししにくいのが大きなデメリットの1つなので、WebサイトビルダーのHP上でブログ記事をガンガン書いてページ数を増やすのはオススメしません。

ブログはWebサイトビルダー上で書くよりもアメブロなどの無料ブログの方が管理しやすいですし、SEO的にもWebサイトビルダー上のブログよりも検索上位表示されやすいです。

個人事業主のホームページ まとめ

  • HPだとFacebookページのように情報が流れない
  • HPを持つと権威性・信頼性が上がる
  • サービスの情報を補完できる
  • SEOやブログで集客できる
  • クーポンなどを発行できる
  • ビジネスの問い合わせが増える
  • EC機能・決済機能などを実装できる
  • コストが安い
  • HP制作会社と月額契約はしない
  • 格安ホームページ制作会社は使わない
  • レンタルサーバー代はケチらない
  • 適切な独自ドメインを取得する
  • 引っ越しのしやすさを考える

以上個人事業主がホームページを持つべき理由とおすすめの作り方、作成する場合の注意点でした。

予算に余裕がある方であればHP制作会社に外注しましょう。予算があまりないけど、学習意欲が高い方はワードプレスサイト、あまり勉強する時間やメンテナンスに時間を割きたくない方はWebサイトビルダーでの自作がオススメです。

Webサイトビルダーだと、ホームページの維持費用は年間1万円程度ですし、無料プランも用意されているので、お試しができます。初めてホームページ作る場合には、まずはワードプレスよりもWebサイトビルダーのお試しで感覚をつかんでみてください。

おすすめの自作HP作成ツールは「おすすめホームページ作成ソフトランキング」にて解説してあります。

個人事業主にがHP制作を外注する場合には比較bizがリーズナブルな価格で見積もりを出してくれる制作会社が多いです。