2011年からスタートしたホームページビルダーのホスティングサービスである「ホームページビルダーサービス」。ホームページビルダーユーザーが簡単にホームページを公開したり、Webマーケティングを支援するためのサービスです。
ホームページビルダーを使って会社やお店のWebサイトを作成しようと思っている方は、ホームページビルダーサービスを契約すべきかどうかお悩みの方も多いと思うので、解説したいと思います。
ホームページビルダーサービスとは?

ホームページビルダーサービスは、主に2種類の機能があり、「レンタルサーバー」と「Webマーケティング支援」です。
| プラン名 | ぴったり10GB | たっぷり50GB | ばっちり集客 |
| 機能 | レンタルサーバー | レンタルサーバー | Webマーケティング支援 |
レンタルサーバーサービスに該当するのが「ぴったり10GBプラン」と「たっぷり50GBプラン」です。
違いは単純にサーバー容量の違いだけですが、ページ数が10ページ程度であれば10GBプランで十分かもしれません。もし、画像が多かったり、ページ数が多かったり、メールの送受信が多いのであれば、50GBを選択することになります。
レンタルサーバーサービスに含まれるのが以下の機能です。
- サーバー機能
- メールアドレスの作成
- 独自ドメイン代

サーバーとはホームページのデータ置き場で、ホームページをインターネット上に公開する際には必要となります。

ホームページビルダーサービスのレンタルサーバーとしてのメリットは「ホームページビルダーで作成したHPを簡単に公開できること」と「独自ドメイン無料」が強みのサービスのようです。

ちなみに他の一般的なレンタルサーバーを利用してホームページビルダーのサイトを公開することも可能やで。
- エックスサーバー
- さくらのレンタルサーバ
- ロリポップ
ホームページビルダーサービスのもう1つの機能がWebマーケティング支援ツールとしての役割です。
- 全自動Webフォーム
- 顧客管理機能
- メルマガ・クーポン配信機能
問い合わせメールに対して、自動返信メールを送ったり、顧客の管理機能など、ホームページビルダーではできなかった機能が色々と利用することができます。
メルマガやクーポンなどのWebマーケティング支援ツールもあるのでユーザーに何かしらのアクションを促すことができるのが強みのようです。
ホームページビルダーサービスは契約しないで大丈夫な理由
さて、以上がホームページビルダーサービスの基本的な機能ですが、2022年現在においては、率直に言えば、契約する必要性は感じません。その理由を説明したいと思います。
- ぱっちり集客プランの機能はネットショップ作成サービスに付属する
- レンタルサーバーとしては料金は少し高い
- 外部レンタルサーバーでもホームページの設置の簡単さは変わらない
- ドメイン取得はホームページビルダーサービスとは別にすべき
ぱっちり集客プランの機能はネットショップ作成サービスに付属する
まず、ホームページビルダーサービスのばっちり集客プラン「全自動Webフォーム」」「顧客管理機能」「メルマガ・クーポン配信機能」ですが、これらの機能は重要ではありません。
これらの機能が必要なのネットショップオーナーです。
カラーミーショップやShopify、MakeShopなど数多くのネットショップ作成サービスが存在しますが、それらのサービスの中にホームページビルダーが提供している、顧客管理やメルマガなどのWebマーケティング機能は用意されています。
むしろホームページビルダーはネットショップを作成できないので、何かしらのショッピングカートシステムとの連携は必須となります。よって「ばっちり集客プラン」のWebマーケティング支援機能は契約しても機能が重複する可能性が高いです。

レンタルサーバーとしては料金が少し高い
ホームページビルダーサービスの料金は以下のようになっています。
| プラン名 | ぴったり10GB | たっぷり50GB | ばっちり集客 |
| 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 月額利用料金(税込) | 1,550円 | 3,645円 | 6,270円 |
初期費用が無料で、しかも「3ヶ月無料」のキャンペーンを実施していることが多いので、お得感があるように感じるかもしれません。しかし、残念ながら他社レンタルサーバー会社と比較すると、現在のコストパフォーマンスは低いです。
たとえば、ぴったり10GBとたっぷり50GBですが、プラン名の数字がサーバーの容量になっています。
レンタルサーバーサービスとして絶大な人気を誇る、エックスサーバー
のスタンダードプランだと月額1100円で300GBです。容量が全てではありませんが、ホームページビルダーよりも性能も価格も数倍優れています。

個人事業主や中小企業のホームページのレンタルサーバーとして人気が高いのはエックスサーバー社のスタンダードプランです。ホームページビルダーでHPを作成しても、無難な選択だと思います。
レンタルサーバー会社は、競争が激しいので、サービス競争を年々繰り広げており、同じ料金プランでも性能が勝手にグレードアップしていきます。
ホームページビルダーサービスが登場した2011年のときは、ホームページビルダーサービスのサーバーもそこそこのスペックだったのかもしれませんが、残念ながら、2021年においてホームページビルダーのサーバースペックは、サーバー専門会社の提供するレンタルサーバースペックには到底太刀打ちできなくなっているのが現状です。
他のレンタルサーバーでもホームページの設置の簡単さは変わらない

またホームページビルダーサービスの売り文句がホームページビルダーで作成したホームページの設置が簡単ということです。しかし、他のレンタルサーバー会社でも手間や難易度は大して変わりません。
またメールアドレスの無料取得もホームページビルダーサービスの強みの1つですが、どこのレンタルサーバーを契約しても、数十個〜無制限に作成することができるので、こちらも特に優位性がある訳ではありません。
むしろ、レンタルサーバー会社は年々初心者にやさしい仕組みになっていますし、エックスサーバーでは電話対応も可能になってくるので、ホームページビルダーサービスが他のレンタルサーバーよりもホームページビルダーユーザーに特別親切という印象はありません。

エックスサーバーでもホームページビルダーユーザー向けのサーバーの使い方ページも、用意されているので、使い方が分からないことはありません。
ドメイン取得はホームページビルダーサービスとは別にすべき
ホームページビルダーサービスを契約するとドメイン代が無料になります。
しかしながら、ホームページビルダーサービスでドメインを取得することはおすすめしません。
もしホームページビルダーサービスの契約を打ち切った時の引っ越しが面倒そうなので、基本的にドメインはエックスドメインなどのドメイン取得サービスで取得しておく方が、後々の引っ越しを考えるとおすすめです。
ドメイン代はドメイン取得会社で契約すると年間1,000円程度と比較的安価に手続きできます。
ホームページビルダーサービスのまとめ
- レンタルサーバーのスペックが低い
- Web集客支援はEC構築サービスにも同じ機能がある
- ドメインは外部のドメイン取得会社で取得するべき
ホームページビルダーサービスは2011年に始まったサービスです。
当時としては、ネットショップ作成サービスにWebマーケティング機能が少なかったり、レンタルサーバーを契約してホームページを設置する方法も素人には複雑だったかもしれませんが、今となってはホームページビルダーサービスを積極的に契約する理由はありません。
レンタルサーバーを借りるのであれば、とりあえずエックスサーバー
のスタンダードプランを契約しておけば、サービス改善が止まっているホームページビルダーサービスを契約する必要はありません。



