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ワードプレスに強いホームページ制作会社12選

WordPressで会社のWebサイトを発注するコツ ホームページ制作会社

ホームページ制作会社にWordPressを利用して会社やお店の公式サイトを発注しようと検討している事業者も多いと思います。

「ワードプレスのサイトを発注する際に気をつけるポイントは?」
「どこのWeb制作会社がおすすめ?」
「制作費用を節約する方法は?」

など様々な疑問が浮かぶと思うので、ワードプレスでのホームページ制作におすすめの制作会社と、自分で業者を選ぶ際の探し方や注意点などを解説したいと思います。

ワードプレスでのホームページ制作に強いWeb制作会社(東京メイン)

まずはワードプレスでのホームページ制作に強いWeb制作会社を10社ほど東京を中心に全国からピックアップしてみたので、参考にいただければ幸いです。

株式会社LIG

株式会社LIG

株式会社LIGはWeb制作業界では知らない方はいない程のモンスターWeb制作会社です。自社サイトにはJavaScriptなどを用いたアニメーションがゴリゴリに実装されていて、かなり凝った演出ですが、これ全部ワードプレス上で実装されています。ワードプレスはただのブログ作成ツールではなく、どんなサイトでも制作できてしまう、カスタマイズ性の高さが分かってもらえると思います。

LIGはどちらかと言えば、有名企業でホームページ制作やワードプレスに特殊な機能を実装してほしいクライアントを数多く手がけています。

URL:https://liginc.co.jp/
住所:〒111-0056 東京都台東区小島2-20-11 LIGビル 1F受付

WordPress制作工房(株式会社DMZ)

WordPress制作工房(株式会社DMZ)

東京と京都にオフィスのあるシステム開発やネットワーク構築もできるWeb制作会社です。

新規サイト制作も可能ですが、WordPress制作工房さんでは、すでにHTMLで制作しているホームページをWordPressにコンバートしてくれるサービスを提供しています。

「今の自社のWebサイトのデザインや設計が気に入っているけど、WordPressを導入して社内スタッフだけで編集できるようにしたい」

「少しだけ設計を修正して、CMSにしてほしい」といった場合に検討したい制作会社です。

URL:https://wp-kobo.com/
住所:【本社】 〒160-0022 東京都新宿区新宿6-27-28-309、【京都オフィス】 〒604-8151 京都市中京区橋弁慶町222 ヒライビルKIO

wp.make(株式会社e2e)

株式会社プレート

中小企業向けのホームページ制作会社ですが、電通や博報堂など大手広告代理店や、マイナビ、日刊ゲンダイなどメディア案件にも数多く携わった経験があります。小規模なホームページから大手企業のような大規模なサイト構築まで可能となっています。

桑沢デザイン研究所(有名デザイン専門学校)などのWebサイトも手掛けていることから、Webデザインの実力なども高いです。料金体系が比較的しっかりと公式サイトに掲載されているのも高評価のポイントでしょうか。Movable Typeといった別のCMSからワードプレスに変更するようなことも可能です。

また自社で市販のワードプレステーマを指定して、そのテーマをベースにカスタマイズしていくといった制作方法も対応可能となっています。

URL:https://wpmake.jp/
住所: 〒103-0027 東京都中央区日本橋3丁目6−2 日本橋フロント 1F

株式会社GIG

株式会社GIG

上で紹介したLIGと名前が似ていると思ったら、LIGの元代表が設立したデジタルコンサルティング会社です。意味は「Good is good」です。ちなみにLIGはLife is Goodです。

2017年に設立とまだまだ新興のWeb制作会社ですが、名だたるWeb系ベンチャーを数多くクライアントに抱えるWeb制作会社です。ITリテラシーの高いWeb業界のクライアントを数多く抱えており、LIG譲りのレベルの高い社内開発力があります。

WordPressでの制作には強そうなのと、Webマーケティングやプランニング、オウンドメディア支援などには特に強そうです。

URL:https://giginc.co.jp
住所: 〒153-0063 東京都中央区日本橋浜町1-11-8 パークレックス日本橋浜町 4階

株式会社ヒーローガレージ

株式会社ヒーローガレージ

SNSマーケティング代行や映像制作などの事業も行っているWeb制作会社です。

WordPressのようなCMSでのコーポレートサイトの制作が得意としており、WordPressを熟知したWebエンジニアに1時間5千円〜7千円でサイト構築を手伝ってもらえるといった少し変わったサービスもあります。

ワードプレスには市販の優秀なデザインテンプレートが販売されているので、テンプレートをベースにカスタマイズしていくという制作スタイルがHP制作会社の間でもよく使われています。そういったテンプレートのカスタマイズを時間給にてお手伝いできるのがヒーローガレージさんのユニークなサービスの1つです。

およそ5万円程度で市販WPテンプレートをベースにカスタマイズを手伝ってホームページやブログを制作してくれるので、オリジナリティは低いですが、低価格でクオリティの高いホームページを制作することができます。

URL:https://www.herogarage.co.jp/
住所:東京都目黒区中根2-11-5 クルミビル2F

株式会社LockUP

株式会社LockUP

官公庁や大手企業のWebサイトを数多く手掛けているWeb制作会社です。プロジェクトによっては他の開発力が高い会社ともタッグを組んで仕事をしており、レベルの高いクリエイティブワークを実現しています。

大手企業向きで中小企業や個人事業主には敷居が低いように思えますが、一方で制作費用15万円〜50万円の格安ホームページ制作サービスも提供しています。

ただし、格安HP制作サービスは「TCD」のテンプレートをベースにカスタマイズが施されている感じです。月額メンテナンス契約も必須となっており、コスパがいいかどうかは人によって判断が分かれそうです。

URL:https://www.lockup.jp/
住所:〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町3-17

sumabi (MC株式会社)

sumabi(株式会社 グレート・ビーンズ)

格安路線のホームページ制作は地雷が多いのでオススメしにくいのですが、制作費用20万円でレベルの高いワードプレスサイトを制作してもらえるコストパフォーマンス抜群な格安のワードプレス制作サービスです。

安さの秘密は、自社でテンプレートを制作しており、それをベースにカスタマイズするスタイルなので、制作工程のコスト削減ができるからです。テンプレ使ってますが、どれもしっかりとしたデザインなので安っぽさを感じさせません。以前は福岡のグレートビーンズというWeb制作会社が運営していましたが、現在は東京にあるWeb制作会社が運営しています。

URL:https://sb-jp.com/
住所:〒141-0022  東京都品川区東五反田 1-6-3 いちご東五反田ビル 7F

コストパフォーマンスの高いワードプレスサイトの制作会社を探している方は、比較bizで一括見積もりを取ると、効率よく探すことができます。

株式会社モンブラン

株式会社モンブラン

福岡にある九州地方の中小企業を数多く抱えているWeb制作会社です。ワードプレスなどのCMSの扱いに長けている印象です。

グラフィックデザインが得意な会社なので、今っぽいオシャレなホームページを制作してほしい九州・中国地方の自治体は検討すべき企業の1つでしょう。

URL:https://monf.jp
住所:〒811-1362 福岡市南区長住6丁目3-10

株式会社オンカ

株式会社オンカ

愛知県名古屋にあるローカルなホームページ制作会社ですが、アメリカにWebマーケティングチーム専用のオフィスを持っていたり、SEOに強みのある制作会社です。

内部SEO設計やWebライティングなどのWeb集客に強いホームページ制作なので、SEOに強いプラットフォームであるワードプレスを最も得意としています。

ソースコードからもしっかりテーマ名が検索できないようになっており、きれいなコーディングです。ワードプレスや検索上位対策などに興味がある企業の方は検討してみてもいいかもしれません。

URL:https://onca.co.jp/
住所:〒450-0008 愛知県名古屋市中区栄3-23-23 エフジー若宮ビル4階

株式会社WEB企画

Web企画

WEB企画さんは自社でメディア運営をしておりコンテンツマーケティング業界では非常に有名です。たとえば「女性の美学」などのサイトを運営していますが、外注ライターに記事を書かせているのにも関わらず、上位表示させているので、実践的なSEOやWebマーケティングに関しては強みがあります。

ワードプレスのプラグインやカスタマイズに関してもかなりの社内ノウハウが蓄積されていると思うので、ワードプレスを導入したら検索でバリバリ集客していきたいという企業は検討してみてもいいかもしれません。ただし、お値段はちょっと高めです。

URL:https://webkikaku.co.jp/
住所:【名古屋本社】〒451-0045 愛知県名古屋市西区名駅3-10-17 IT名駅ビル2号館 3F、【東京オフィス】〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目16-7 渋谷ハイウェービル10F

コルネ株式会社

コルネ株式会社

ワードプレスの有名ネットショッププラグイン「Welcart」やWelcartが搭載されたワードプレステーマを開発している制作会社です。Welcartを使ってECサイトを実装してほしい場合には、他のホームページ制作他社よりも熟知しているので、検討してみてください。

URL:https://www.collne.com/
住所:〒910-0347 福井県坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16 福井県産業情報センタービル、〒104-0061 東京都中央区銀座7-13-6 サガミビル2F

株式会社モノモード

株式会社monomode

東京にオフィスを構え、札幌市でWeb制作を行っているWeb制作会社です。画像を大胆に使った魅せるワードプレスサイトの制作が得意な会社です。

ブランディングなどを意識したい企業の方は検討してみてもいいかもしれません。ページ数が数百〜数千ページにもなるような大規模ワードプレスサイトの制作にも対応しています。

URL:https://monomode.co.jp
住所:〒001-0020 北海道札幌市北区北20条西5丁目2-50 クロスポイント2F、〒103-0027
東京都中央区日本橋3-2-14 日本橋KNビル4F

ワードプレスでのホームページ制作に強い会社の選び方・注意点

以上がワードプレスでのホームページ制作が得意な制作会社10選でした。しかし、多くの方は、自社の位置している都道府県や業種などにマッチしたホームページ制作会社を探していると思います。

基本的に大半のホームページ制作会社ではワードプレスでのホームページ制作を承っていますが、どのように業者選びをすればいいか、判断基準がわからないと思うので、業者選びのポイントと発注のコツを解説したいと思います。

  • PHPの使えるWebエンジニアが在籍する制作会社がおすすめ
  • プラグインを多用して制作するタイプの制作会社には注意
  • 完全オリジナルのテーマか既存テーマか
  • ソースコードでテーマ名が隠されているか
  • SEOプラグインがYoast
  • 自社でできることを確認する
  • ページ数でオプション料金が発生する場合には同じようなページを頼まない
  • ネットショップや決済機能をWordPressで実装するか
  • 発注先はWeb制作会社か個人のWebデザイナーか
  • メンテナンス契約は何をしてくれるか
  • レスポンシブで追加料金が必要かどうか
  • ページタイトルはh1、大見出しはh2で作成しているか
  • 市販テーマのカスタマイズは可能か

ここからはワードプレス触ったことがない方には、理解しにくい内容も入ってくるので、とりあえず現段階で理解できる部分だけ参考にしてもらえれば幸いです。

PHPの使えるWebエンジニアが在籍する制作会社がおすすめ

PHP

WordPressでのホームページ制作を依頼する場合にはWebエンジニアが在籍する会社を選ぶことがオススメです。

ホームページ制作に必要なスキルは以下になります。

  • HTML(サイトの構造)
  • CSS(デザイン)
  • JavaScript/JSのフレームワークやライブラリ(アニメーション)

上記のスキルが使えるのはWebデザイナーまたはフロントサイドのWebエンジニアになります。

WordPressの場合にはさらに以下のスキルが必要になります。

  • PHP(問い合わせやログイン情報などデータの受け渡しができるプログラミング言語)
  • PHPで設計されたWordPressの関数

WordPressは需要が多いので最近はWebデザイナーでもWordPressの関数自体は知っていますが、WordPressの関数が動いているサーバサイドのプログラミング言語「PHP」をしっかり熟知しているWebデザイナーは少ないです。

品質の良いWordPressのテーマ制作してくれるWeb制作会社は熟練したPHPの理解できるWebエンジニアが在籍している会社が多い傾向にあります。

プラグインを多用して制作するタイプの制作会社には注意

WordPressのプラグイン

WordPressのサイト制作に既存のプラグインを多用する会社は避けた方が無難です

プラグインは有志の方が無料で開発・公開しており追加機能を簡単に実装できます。プラグインは発注した依頼したWeb制作会社が制作している訳ではなく、ただインストールして初期設定しただけです。どういった仕組みで動いているのかも把握していない場合がほとんどですし、プラグインの開発者が更新しなくなれば使えなくなります。

ワードプレスは誕生してから歴史が20年近くです。近年は、有名プラグインでもメンテナンスが放棄されているのが目立ちます。

WordPressでの制作を依頼する場合にはどのプラグインを使うかなどは事前に確認しておきたいです。プラグインをインストールしすぎると、サイトの表示速度が遅くなります、セキュリティホールも発生しやすくなり、トラブルが発生しやすいです。

人気のないプラグインも関係なく多用して納品するタイプの事業者さんは個人的には避けます。またプラグインをインストールするだけでオプション料金を請求する会社も結構あります。

たとえばの問い合わせフォームの無料人気プラグインである「Contact Form 7」を利用して問い合わせページを作成する場合にもオプション料金を設定しているホームページ制作会社が多いです。しかし、Contact Form 7はいくらでも使い方の情報があるので、自社である程度は設定することも可能です。

問い合わせフォームが売上に非常に重要な場合は、デザイン面や機能性も考えてプロに依頼しましょう。

完全オリジナルのテーマか既存テーマか

WordPressでホームページを制作している会社の中には、WordPressのテーマ販売会社が販売しているテーマを使って納品してくる会社もあります。

ページのソースを表示から、「wp-content/theme/テーマ名」で調べることができます。特に日本のホームページ制作会社で利用しているケースはカスタマイズに利用されるWPテーマは相場が決まっています。

  • Swell/Arkhe
  • Emanon
  • Lightning
  • TCD

日本企業が開発しているテーマなので、日本人には扱いが容易なのが理由だと思います。既存テーマを使った場合は、CSS(デザイン)を少しだけカスタマイズして納品している場合もあります。

もちろんその分価格が抑えられていればOKだと思いますが、既存テーマを使った場合には制作工程が大幅に短縮されていることや、ホームページ制作者がテーマの構造をあまり熟知していないことなどは念頭に置いておきましょう。

多くのWeb制作会社はフルスクラッチでサイトを作らずに骨組みとなるテーマをベースに開発するというケースも多々あるので、既存テーマを使うこと自体が悪ではありません。Web制作会社よりもWordPressテーマ開発会社の方が優れた技術力を持っているケースが多いです。

個人的にオススメなのがWordPressは市販のテーマを指定してデザインやアニメーションだけ自社っぽくしてもらえればいいのではないかと思っています。

たとえばこのサイトは無料ブロガー用テーマのCocoonを利用しています。Cocoonは無料でありながら、以下のような機能が既に実装されています。

  • 日・週・月ごとのPV表示機能
  • ページごとにメタタイトル・メタディスクリプション・noindexが設定可能
  • WordPress上で301リダイレクト設定できる
  • 解析ツールとレゾリューションテスト

HP制作会社のオリジナルテンプレートには、このような複雑な機能は期待できないので、市販のワードプレステーマをベースにCSSなどのデザインだけ自社用にカスタマイズしてもらうのは、合理的です。

ソースコードでWPテーマ名が隠されているか

検索結果

開発力のある会社の傾向としては、WordPressのソースコードでテーマ名が非表示にされている傾向にあります。

市販のテーマをベースにカスタマイズしていくケースも多いですが、市販のテーマ名が分かってしまうと、攻撃されるリスクがあるので、レベルの高い会社はしっかりとテーマ名が推測できないようにオリジナルのサイト名にしています。さらに余計なソースコードが出力されないようにコーディングしています。東京・大阪・名古屋・福岡にあるしっかりした会社は、ソースコードに余計なコードを表示されない設計にしている傾向があります。

  • Good:wp-content/themesなどでソースコード見ても、表示されてない
  • OK:https://サイト名.com/wp-content/themes/自社のドメイン名など
  • 良くない…:https://サイト名.com/wp-content/themes/市販のテンプレート名(emanon、lightning、tcdなど)

WordPressのテーマ名は隠せますし、セキュリティ対策的にもテーマ名がバレるのはよくありません。ソースの表示で市販テーマを使っているのがバレるのは、「手抜き」か「制作スキルが低い」かのどちらの可能性があるので、お客さんへの納品物で既存テーマ名のままにしている業者は私なら発注候補から外します。

SEOプラグインがYoastかRank Math

ワードプレスのSEO対策用のプラグインとして、All in One SEO PackとYoast SEOが人気を2分する有名プラグインです。Web制作会社でも多くの企業がこのどちらかを利用しているケースが多いです。

若干筆者の主観と偏見が入っていますが、全国のWeb制作会社を調べた際にYoast SEOのプラグインを採用している会社の方が開発レベルが高かったです。理由としてはYoast SEOの方がより柔軟にカスタマイズできるからだと思います。

ソースコードを表示して「This site is optimized with the Yoast SEO plugin」と記載されていればYoastを採用しています。

最近はさらにYoastからRankMathに乗り換えるなど、SEO対策に強いHP制作会社はプラグインから姿勢を伺えられる印象を受けます。

自社でできることを確認する

WordPressで発注をかける際には、自社でもできることが多いので、事前に何を依頼するかを確認しておきましょう。

Web制作はオプション費用で値段が高くなりがちです。WordPressはWeb知識が少なくても一応ホームページが作れるのが強みの1つです。

たとえば以下のようなことは自社でも簡単にできます。

  • ドメインを取得する
  • レンタルサーバーを自社で借りる
  • WordPressをインストールする
  • プラグイン(拡張機能)のインストール

上記のような作業にはコーディングスキルは必要ありません。手順に添ってボタンをクリックしていくだけですし、WordPressの簡単インストール機能はどこのレンタルサーバーも用意しています。電話サポートがあるサーバー会社もあるので、分からないことがあれば質問も可能です。

またWordPressサイトの制作を依頼するということは、基本的にWordPressのテーマ(Wixでいうところのデザインテンプレート)を依頼することになります。テーマを変更することによって、瞬時にサイトを変更することができます。

ワードプレスは検索すれば多くのテーマが無料で入手できます。

WordPress

WordPress自体をただレンタルサーバーにインストールするだけで費用を請求している制作会社も多いので、ちょっともったいない気がします。コーディング知識がなくてもできるWordPressやプラグインのインストールの設定でオプション料金が発生する場合、どこまで依頼するかは確認しておきましょう。

ページ数でオプション料金が発生する場合には同じようなページを頼まない

ページ数でオプション料金が発生する場合には同じようなレイアウトのページを依頼しなくても、自社で後からテキストと画像を流し込めばいいです。

たとえば「製品情報Aページ」と「製品情報Bページ」があるとします。ページの構成自体は一緒であれば、納品してもらった後に自社でページを複製すれば追加料金を節約することができます。

CMS(WordPress)を利用する最大のメリットはブログ感覚で自社でWebサイトが作れることなので、よく似た構成のページの作成をWeb制作会社に全て依頼する必要はありません。

ネットショップや決済機能をWordPressで実装するか

オンラインショッピング

WordPresesはブログに強いイメージがありますが、企業のコーポレートサイトからECサイト(ネットショップ)、ランディングページまで幅広いWebサイトを作成することができます。

ワードプレスでショッピングカート機能を実装して欲しい需要も多いですが、個人情報を扱う機能を実装すると情報漏えいのリスクが高まります。

WordPressはただでさえ攻撃が多いCMSとして有名です。Amazonや楽天がサイトのプログラムを公開することはありませんが、WordPressはオープンソースという性質上、全世界の人間がコードを閲覧することができます。

これが理由で「WordPress + WooCommerce (WordPressのEC機能プラグイン)」でネットショップ構築を避ける法人は多いです。

個人的にワードプレスのプラグインを利用して決済機能を実装するよりもBASEやShopifyといたショッピングカートサービス(ASP)を埋め込んでもらった方が安心度が高いように思えます。ASPは大手企業が大勢の優秀なエンジニアを抱えて開発・運用しておりプログラムソースも非公開なので、WordPressのプラグインを利用して実装してもらうよりも安心感が高いです。

ホームページやコンテンツSEOはWordPressで運用し、決済機能はShopifyのような連携を提案できるHP制作会社は頼もしいでしょう。

発注先はWeb制作会社か個人のWebデザイナーか

フリーランス

WordPressサイトの制作は個人のWebデザイナーでも対応していることが多いです。会社概要や住所、商品情報などを掲載する程度の一般的な企業サイトであれば個人のWebデザイナーに発注しても問題ないでしょう。

ただ個人でWebデザイン・Webプログラミング・Webマーケティング全てをかね揃えているWeb制作事業者は少なく、どこかしら不得意な部分があります。またWebデザインはできるけど、画像編集ソフトを利用してのグラフィックデザインやイラストの作成は苦手というWeb制作事業者もいます。

全体的にフリーランスのWebデザイナーさんはデザインはできても、PHPのプログラミングやWebマーケティング目線が微妙な方が多いように感じます。

費用の問題で個人のWebデザイナーに発注しても問題ありませんが、制作物のトータルバランスが優れた方は少ないので、個人に発注する場合には、既存テーマのデザイン面だけを自社にカスタマイズするといった使い方の方がいいと思います。

WordPressでもWelcart・WooCommerceなどの有名プラグインもあるので個人のWebデザイナーでもネットショップ機能を実装することは可能ですが、何か起こっても責任取れないと思うので、個人情報や決済機能を扱うサイトの制作には、ちょっと怖くて個人の方に依頼する気になれません。

フリーランスの方は、よく閉業(休業)しているケースもあり、法人のHPを管理させるにしても、安定感がありません。

お客さんを獲得できなかったら、そのうち会社勤めに戻る可能性があるで

メンテナンス契約は何をしてくれるか

Webサイトのメンテナンス

WordPressのサイトを納品された場合に保守管理契約を結ぶ可能性がありますが、何をしてくれるのかは入念に摺り合せした方がいいでしょう。

WordPressは無料で利用できるオープンソースという性質上誰でもコードが見えるのでプログラムの脆弱性が見つかりやすいので、WordPressのテーマを更新していくのも重要になります。

ただ、既存のテーマを使ってデザインだけスタマイズしたようなサイトはテーマのプログラム的な部分は市販テーマ制作会社が更新してくれます。

CSSイジっただけで納品している場合には、更新ボタン押すぐらいしかしてないということもあります。一体何を毎月メンテナンスサービスしているのか、しっかり確認しておいた方がいいでしょう。

レスポンシブで追加料金が必要かどうか

Web制作会社によってはまだまだスマホ対応(レスポンシブ)にすると追加料金が発生する会社もあります。

既存テーマ名が表示されていなくても多くのWeb制作会社はゼロからテーマを作る訳ではなく、何かしらベースとなるテンプレートからWordPressテーマを作成しています。

レスポンシブで追加料金が発生しますが現在WordPressの既存テーマの大半は既にレスポンシブ対応ですし、逆にスマホに対応していないテーマを見つけるのが難しくなってきているぐらいです。レスポンシブデザインでオプション料金を取るような会社は個人的に良いイメージがありません。

令和現在に、レスポンシブデザインで追加料金を請求する制作会社は避ける方が無難です。

ページタイトルはh1、大見出しはh2で作成しているか

WordPressでは基本的にページタイトルはh1、大見出しをh2で作成しているか確認しましょう。

WordPressテーマでページタイトルをh2、大見出しをh3とかで作っている制作会社もありますが、もし将来的に別の企業の制作するWordPressテーマに引っ越す時にWeb制作会社独自の見出し設計だと全ページ修正が必要になります。

特別な理由がない限り、WordPressで最も一般的な設定はページタイトルはh1、大見出しはh2です。ページタイトルと大見出しはSEO的に非常に重要なので、汎用性の高い設計の方が安心できます。

WordPress大見出しはh2

WordPress上で301リダイレクト設定できる

ブログを書いているいると以下のようなことがやりたくなります。

  • 似たトピックでアクセスの少ないページをまとめて1つの記事にする
  • 特定のキーワードで記事を書いたけどアクセス少ないので、新しく書き直す

こういった場合に、古い記事のパワーを新しい記事に送りたいケースが出てきます。一般的に301リダイレクトを利用して、古いページを訪れた方が自動で新しいページに移動するようにできます。

.htaccessというファイルの中でリダイレクト設定できるのですが、いちいちFTPソフトでサーバーにアクセスして.htaccessファイル開いてリダイレクト設定追記なんて面倒ですし、Web制作の知識がない方だと、多分上の意味がよく分からないと思います。

テーマ側でリダイレクトできるようにしてもらえるとブログを書く場合には楽になります。Cocoonではページごとに301リダイレクト設定が誰にでもできるような簡単設計になってます。

WordPress上でリダイレクト設定できるプラグインもありますが、なるべくプラグイン数は増やさない方がセキュリティ的にも表示速度的にもいいです。

解析ツールとレゾリューションテスト

このWebサイトで利用しているWordPRessテーマでは訪問者数やスマホのレゾリューションテストなども表示できます。

Cocoon訪問者の数とレゾリューションテスト

どのサイトにもあったら便利な機能なので、Web制作会社として何かしら共通の機能は開発していて欲しいですが、多分それぞれのWeb制作会社のテーマは、ここまで高機能な機能を実装してくれません。

いちいちGoogleアナリティクスで調べなくても、1日に何人のユーザーが訪れたのか分かるので非常に便利です。

また無料テーマなのに、こんなに多くの項目が詳細に設定できます。色々と自社で色や文字の大きさなどを編集して売上の変化をテストすることもできます。Web制作会社にこれをゼロから依頼したら、バカ高い値段を請求される可能性があります。

Cocoonのテーマ設定

その他の機能

他にも市販のワードプレステーマでは様々な機能が最初から搭載されています。

  • ページの更新日の表示
  • パンくずリストの表示
  • CTA(コールトゥアクション)ボタン
  • 定型文の呼び出し
  • 吹き出し機能
  • ブログカード(関連記事の挿入)

スキルのないWeb制作会社に下手に完全オリジナルのWordPressのテーマを作成してもらうぐらいであれば、ワードプレスのテーマ開発会社が開発している市販テーマをベースに作成してもらった方が、遥かにクオリティの高いテーマが作れる期待値が高いです。

市販テーマは多くのユーザーによって「上位表示できるテーマかどうか」「使い勝手」などが実験されていますし、改善点などの要望が集まって常にアップデートされ続けています。

Web制作会社にゼロからオリジナルのテーマを作ってもらったり、本当は既存のテーマ使ってるけどゼロから作ったふりされるよりも、発注側から市販テーマのカスタマイズを依頼した方が、発注側としては、自社のイメージにマッチしたデザインで、クオリティの高いWordPressテーマを制作費用を抑える納品してもらうことができます。

ワードプレスでのHPおすすめの制作会社 まとめ

ワードプレスでのホームページを構築するのは、特に中小企業にとってはメリットが大きいので、何か特殊な機能を実装したいケース以外は、ベストな選択肢になることが多いです。

しかしながら、ワードプレスはPHPなどのWebプログラミングの知識も入ってきたり、どの部分を妥協してコストを抑えるかなど、発注側に知識力が求められて、業者選びも難しくなるのが事実です。

もしワードプレスで発注したいけど、どこのホームページ制作会社が自社に合っているかわからないという方は、Web幹事などの第三者目線でアドバイスをくれる会社に相談してみることも検討してみてください。

Web幹事さんは全都道府県のワードプレスの開発力の高い制作会社と繋がっていますし、Web知識のない担当者に代わって、理想とするサイトなどの設計アイデアを制作会社に伝えてもらうこともできます。