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士業におすすめのワードプレステーマ10選

税理士のホームページ制作 ワードプレス

念願の行政書士試験に合格したのだ! これで僕も士業の仲間入りなのだ!

税理士・弁護士・司法書士・行政書士・社労士など、士業系で独立予定でこれからホームページを作成しようと考えている事業者もいると思います。

ホームページ制作会社に発注すると、格安系でも20万円以上は必要ですし、月額メンテナンス契約も必要だったりします。

開業当初はワードプレス等でHPを自作して、初期開業コストを抑えたい事業者も多いと思います。そこで士業系におすすめのワードプレステーマをリストアップしたので、自作の参考にしてもらえれば幸いです。

税理士・行政書士ならHPと合わせてミツモアのようなビジネスマッチングサイトにも登録しておきましょう。完全成果報酬型で0円集客できます。

士業におすすめのワードプレステーマ一覧

テーマ名 料金特徴おすすめ度
LAW11,980円士業特化★★★★☆
Beyond(TCD094)39,800円グラフに強い★★★★☆
GENESIS (TCD103)39,800円士業っぽいコーポレート★★★★★
THE THOR16,280円ブロガーテーマ★★☆☆☆
JIN:R19,800円ブロガーテーマ★★★☆☆
Swell【ベストオブ・ザ・イヤー】17,600円ブロガーテーマ★★★★★
Lightning + G3 Pro Unit 9,900円(年間)王道コーポレートテーマ★★★☆☆
士業シリーズ by Communitycom29,700円王道コーポレートテーマ★★☆☆☆
Emanon Premium27,800円王道コーポレートテーマ★★★★☆
Astra無料人気の高い海外無料テーマ★★☆☆☆

ホームページ制作メディアWebカラが選んだ行政書士に一番おすすめなWordPressテーマはSwellとなりました。

LAW

行政書士向けワードプレステーマLAW

LAWは名前の通り法律家のために作成されたワードプレステーマです。LAWは日本国内向けの業種ごとのコーポレートサイト・サービスサイトを数多くリリースしている「TCD」と呼ばれるワードプレステーマのブランドです。

LAWは法律事務所で使われることを限定しているので、初期状態のままテキスト・画像を変更するだけで士業のHPが完成します。

事業系ワードプレステーマは迷ったたらTCDシリーズの中から選ぶのが、日本のHP制作では定番化しています。自分の商圏にて他にこのWPテーマでWebサイトの運営をしている士業事務所がなければ、無難に選択しても間違いありません。

TCDシリーズは、士業だけでなく様々な業態でも活用されるワードプレステーマブランドです。詳しくは「TCDのワードプレステーマの評判の特徴」にて解説してあります。

Beyond(TCD094)

ワードプレステーマBeyond(TCD094)

TCDシリーズは番号が大きいほど、最新のテーマです。新しいテーマほど共通機能が高機能になっていく傾向があります。

BeyondはTCDシリーズの中でも新し目となっており、全体的に先程紹介したLAWよりもリッチなWebデザインと、未実装の機能が搭載されています。

士業特化型のワードプレステーマではありませんが、数字の表示にアニメーションがあったり、強調表示できるデザインとなっています。グラフも同じく表示できるなど、データをベースに伝えた方が信頼性が担保できる士業とBeyondは相性が良いです。

Beyondで作成できるグラフ
  • ドーナツチャート
  • パイチャート
  • 線グラフ
  • 棒グラフ(縦・横)

ランディングページ(1ページ集約型)も作成しやすいのテーマなので、リスティング広告やSNS集客から問い合わせにつなげたいスペシャルページを作成するのにも向いているのでもっていて損はありません。

士業系は顧客単価が高めで継続案件が多いため、広告予算を多く捻出する選択もアリです。そうなるとLPに強いBeyondのようなテーマは1つは持っておいても損はありません。

WPテーマ名WordPressテーマ「Beyond」
料金39,800円
デベロッパーTCD

GENESIS (TCD103)

WordPressの企業サイトテーマGENESIS

2023年終盤にリリースされた王道コーポレートサイトテーマです。モダンでクールなWebデザインとなっており、2023年を代表するTCD系企業サイトテーマです。

開発会社も公式に士業の方に使ってもらえるように、設計していると公言しております。上で紹介したLAWがTCDシリーズの中でも少し設計が古いのに対して、GENESISはモダンなUIが実装されているので、カスタマイズしやすいです。

士業の場合、お取引しても問題ないか、クライアント側の経理課で審査が入る可能性があります。しかし、GENESISは動画背景や洗練されたスクロールアニメーション、細部まで作り込まれたデザイン性で、自作したとは思えないレベルに簡単に仕上げることができます。

またワードプレスのカスタム投稿で「お知らせ」も用意されているので、集客ブログと「営業時間・プレスリリース」といったニュース関連情報を分けて運用することもできます。

JIN:R

ワードプレステーマJIN:R

JIN:Rは2010年代に爆発的に人気のあったブログ用WPテーマ「JIN」の後継機です。初代JINはブログテーマでしたので、士業どころか法人全般のコーポレートサイト作成に向いていませんでした。どうしても個人ブログ感が出てしまうからです。

しかし、JIN:Rではブログだけでなく、様々な業種のコーポレートサイト向けのデモサイトも用意されています。そしてデモが士業向けとなっています。

JIN:Rではデモサイトのデザインをそっくりそのまま呼び出す機能があるので、デモと同じ士業のサイトを一瞬で作成することができます。そしてデモの中には法律系のためのデモが用意されています。

JIN:Rの法律系デモサイト

このデモ呼び出し機能は他にもTHE THORやSwellのような後述のワードプレステーマにも搭載されています。

コーポレートサイト用のデモサイトが用意されているのは近年のブログテーマのトレンドです。理由として広告収益狙いの個人ブロガーが食べられなくなったのも要因の一つかもしれません。2020年の5月のGoogleのコアアルゴリズムアップデート以降はとても、難しくなりました。

コアアップデートによる検索順位の下落

上はこのブログの某キーワードの検索順位なのだ。2020年5月に大きく下がったのだ…

個人ブログは軒並こんな感じになり、個人ブログがオワコン化したのだ。それもありブログテーマもコーポレートサイト向けテンプレートを加えて事業者をターゲットにした気がするのだ

WPテーマ名/リンクJIN:R
料金19,800円
デベロッパー株式会社CROOVER
特徴ブログに強い、デザインがオシャレで女性的、リリースが最近、今後に期待

Swell

ワードプレステーマSwell事例

続いてはSwellです。今一番高機能なブロガー用ワードプレステーマという認識です。そして機能性が高いので、ホームページ制作会社・フリーランスのWebデザイナーがクライアント(お店や会社などの事業者)に対してカスタマイズして納品する場合のテーマとして採用されるケースが多いです。

最初はブログテーマなので、士業の方にとっては少しとっつきにくい印象を受けるかもしれません。しかしJIN:R同様にコーポレートサイト(事業者のサービスサイト)を作成することもできます。たとえばSwellのデモサイト03を使えば、それっぽいデザインのコーポレートサイトが完成します。

色合いもライトブラウンと、なんとなくですが法律家を彷彿とさせる配色となっているので、デモ03をそのままインポートして使っても、士業属性のWebサイトが完成します。

ちなみに筆者が士業の方が自作したいと言われたら最初にSwellをおすすめすると思います。この中でもトップクラスで機能性が高く、ブログでSEO対策する場合には非常に使い勝手がいいです。

URLSwell
コーポレートサイト★★★★☆
ブログ★★★★★
価格17,600円(税込)

Emanon Premium

Emanon

Emanon Premium (エマノンシリーズのフラッグシップモデル)はスタンダードなコーポレートサイト用ワードプレステーマです。筆者も保有しています。デモ01、02を見るとどちらも士業として使えそうなデザインです。

またCTA(コール・トゥ・アクション)ボタンなどWebマーケティング系機能は気合いが入っているのが用意されているので、Webからの問い合わせを増やしたい士業の方は検討すべきテーマの一つです。

デモをそのままインポートする機能がないのが、ボトルネックですが、デモと同じ状態にする方法については説明ページが用意されているので、少し手間がかかるもの、ホームページの集客施策機能を色々と実装したい事業者にとっては、手間はかかってもEmanon Premiumでチャレンジする価値は十分あります。

Lightning + G3 Pro Unit

Lightning

Lightningは料金プランがフリーミアムとなっており、ワードプレステーマLightning自体は無料で使うことができます。無料版は汎用的なコーポレートサイトのテーマです。

このまま作り込んでいくことも問題ありませんが、士業におすすめしたいのが「G3 Pro Unit
」です。このPro機能を利用すると、法律事務所用に作成されたデザインパターンを利用することができます。

Lightning + G3 Pro Unit

このProのデザインパターンを利用すると、そこそこしっかりしたHP制作会社に発注したのではないかというクオリティの高い士業系ワードプレスサイトが簡単に作成することができます。

ワードプレステーマの中では珍しい年間サブスクリプション契約なのが、少々人を選ぶかもしれませんが、士業を本業とする事業者であれば経費にできるので、ぜひとも検討してみてください。

LightningシリーズはHP制作会社がクライアントに納品する場合のベーステーマとして採用されているケースが多いです。

士業シリーズ by Communitycom

ワードプレステーマ士業シリーズ by Communitycom

いくつかの事業者向けワードプレステーマを開発しているブランドです。その一つとして士業系ワードプレスも販売しています。以下の士業のテーマが用意されています。

  • 行政書士
  • 税理士・公認会計士・会計事務所
  • 弁護士・法律事務所

正直に言えば、CSS・JavaScriptを用いたアニメーション機能や全体的なWebデザインのセンスは他のワードプレスよりも少し下な印象を受けるのも事実です。

しかし、テキストを変更するだけで、画像もそのままで自分の士業に特化したワードプレスサイトを作成できるという点においては、価値があります。もちろんグーテンベルク(新エディタ)には対応済みです。

「HP自作したくて、ワードプレスというものがいいらしいけど、HP作成は初めてだから、なるべく工数を減らしたい」ようなケースであれば、必要な機能というのは最低限は揃っているので、選択の価値アリです。

下手に別のテーマを購入して、あとから自分の士業に重要な機能が付属していないという可能性がないのが選ぶメリットです。

THE THOR

THE THOR

THE THOR(ザ・トール)はWebデザイン的に「無骨で仕事のできる男」みたいな印象をデザインから受けます。全体的にフォーマルなビジネスサイト向きの配色になっています。実際、THE THORをベースにWebサイトを制作している行政書士や弁護士の公式サイトを何度も目撃したことがあるので、自作する場合の選択肢になっています。

ただTHE THORは旧エディタ用に作成されたワードプレステーマのために、新エディタでは、2023年になって未だに使いにくいという大きなデメリットがあります。

筆者もTHE THORはテーマは保有しているのですが、Webエンジニアが外注のようで、プロダクトオーナーは予算を捻出できないのか、他の2010年代後半に人気だったワードプレステーマの中でも特に開発が大きく遅れを感じます。

問い合わせしたら、バグ修正すら難色を示されるなど塩対応された経験があり、あまり良い印象がありません。筆者は結局THE THORには将来性が感じられなかったので、他のテーマに乗り換えてしましました。THE THORは確かに士業とは相性がいいWebデザインなのですが、現行のワードプレスでの機能性を考慮すれば、選択肢として後回しです。

URLhttps://fit-theme.com/the-thor/
コーポレートサイト★★★☆☆
ブログ★★☆☆☆
価格16,280円(税込)

ビジネス系ホームページにも使えるブロガーテーマとしては完全にSwellがTHE THORの上位互換の機能を持ってるで

Astra

Astra

最後に海外製テーマも一つぐらい紹介しておきたいと思います。士業系であればAstraです。

海外製ワードプレステーマの中には、テーマを購入すると大量のテンプレートの同梱されていたりします。このAstraもそのタイプのテーマです。法律の専門家のためのテンプレートも複数用意されており、中には無料で使えるものもあります。

Astraの法律系デザインテンプレート

ちなみにAstra自体はWordPressの公式ディレクトリに登録されており、無料でダウンロードすることができます。

Astraは海外ワードプレステーマの中でも特に人気が高い一つです。日本のHP制作会社でもAstraをベースにカスタマイズしてクライアント企業に納品しているケースも時々見かけます。

Astraたしかにテンプレートはオシャレなんですが、海外テーマは日本人が使うと、なんとなくイマイチに仕上がることも多いです。だからHP制作会社がカスタマイズしてもらう必要があります。

個人が自作する場合は、手が届くようで届かないので、何か特別な理由がない限りは、Astraを積極的に選択する理由はありません。

士業系のワードプレステーマを選ぶポイント

最後に士業系のワードプレステーマを自力で探す場合のポイントをいくつかシェアしておきます。

士業系のワードプレステーマを選ぶポイント
  1. 必要なページ・機能を洗い出す
  2. デザインを自社サービスの価格帯や人数を同じにする
  3. プロフィール写真が掲載できる
  4. 問い合わせの導線をしっかりさせる
  5. ホームページ制作会社に引き継ぎしやすいテーマを選択し

必要なページ・機能を洗い出す

重要ポイント

まずは自分がどのようなWebサイトを自作したいのかを明確にした方がベターです。WPテーマを購入してから後悔しないようにしたいところです。

士業といっても幅広いので、単純なコーポレートサイトのページだけあればいいのか、それともオンライン予約や何か特殊な機能が実装が必要なのか目的を明確にする必要があります。

絶対に外せない機能やページデザインが実装されているテーマを選択すると失敗しにくいです。

とは言っても士業系コーポレートサイト・サービスサイトの場合は特殊な機能を実装するケースがあまり思い浮かばないので、そこまで意識する必要はありません。

デザインを自社サービスの価格帯や事業規模と同程度を意識する

ワードプレステーマを選ぶ場合には自社の事業体や価格設定に合うようにしましょう。

たとえば法人成りしているけど、ほとんど個人事業主と変わらない士業者もいると思います。個人なのに、中堅法人が使いそうな、テーマを選ぶと使いづらくなります。

たとえばTCDシリーズのNANOなんかは、多種多様なサービスを提供する大手企業でも使えそうなレベルの大規模ワードプレステーマですが、こういったのを使うと、一人事務所にとっては違う印象を与えてしまいます。

TCD NANO

また、複数の専門家のプロフィールを登録するためにデザイン設計されているのに、掲載するプロフィールが自分一人だけだと、ページ修正する箇所も多くなるので使い勝手が悪いです。

プロフィール写真が掲載できる

行政書士向けワードプレステーマAgenda

士業のホームページを作る場合に、まず最初に検討すべきなのが、自分の顔写真をネット上に公開するかどうかです。

士業のサービスは差別化しにくい部分もあるので、人柄も集客の重要な武器となります。そうなると抵抗がないのであれば、なるべく顔写真はホームページ上に掲載していった方が無難です。

そうなると、映えるプロフィールページが作れるワードプレステーマが適しています。ブログテーマには期待できませんが、会社のコーポレートサイトに特化したワードプレステーマだとプロフィールページもひと味違うクオリティだったりするので、意識してみるのもいいでしょう。

問い合わせの導線をしっかりさせる

スマホ・PC・タブレット

士業のホームページは問い合わせさせてこそ価値があります。集客手段はWeb広告やSNS、名刺営業など様々ですが、ホームページを見た後に、問い合わせさせてこそ価値があります。

デモサイトを色々と確認して、思わず自分が問い合わせしたくなるようなデモサイトがあるワードプレステーマを探してみてください。

士業系の場合はPCとスマホで閲覧している方が半々ぐらいになります。どちらにおいても、アクションしてもらいやすい設計となっているテーマを選択しましょう。

ホームページ制作会社に引き継ぎしやすいテーマを選択しておく

ビジネス

士業系の場合は、将来的にはホームページ制作会社と顧客獲得面で業務提携も期待できます。

そうなると、ホームページ制作会社にご自身の事務所のHPをおまかせすることになります。そうなると、HP制作会社がリニューアルしやすいようなテーマを最初から選んでおくと、引き継ぎしやすいでしょう。

ホームページ制作会社がカスタマイズしやすいWPテーマ
  • Swell
  • TCDシリーズ
  • Lightning

士業におすすめのワードプレステーマ まとめ

テーマ名料金特徴行政書士
おすすめ度
WordPressテーマ「LAW」11,980円士業特化★★★★☆
WordPressテーマ「Beyond」39,800円グラフに強い★★★★☆
39,800円士業っぽいコーポレート★★★★★
THE THOR16,280円ブロガーテーマ★☆☆☆☆
JIN:R19,800円ブロガーテーマ★★★☆☆
Swell17,600円ブロガーテーマ★★★★★
Lightning + G3 Pro Unit 9,900円(年間)王道コーポレートテーマ★★★☆☆
士業シリーズ by Communitycom29,700円王道コーポレートテーマ★★☆☆☆
Emanon27,800円王道コーポレートテーマ★★★★☆
Astra無料人気の高い海外無料テーマ★★☆☆☆

以上、士業が自作におすすめのワードプレステーマでした。

士業は事務所も多く、汎用性のあるコーポレートサイトテーマでも大丈夫な場合が多いため、選択肢も豊富です。今回紹介しなかったテーマの中でも様々なテーマが候補となってきます。

個人的にはブログSEOもコーポレートサイト作成も行いやすいSwellを選択すると思います。または、TCDシリーズで士業が今最も作成しやすいGENESISを選択します。

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