ロゼッタストーンやDropbox、Corel Painterの日本の公式販売代理店であるソースネクスト。自社でも、セキュリティソフトZEROや筆王など数多くの人気ソフトを開発しており、販売も開発も得意なIT企業です。
そんなソースネクストがリリースしているホームページ作成ツールが「ホームページV4」。「誰でも簡単にWebサイトが作れる」がコンセプトのWebオーサリングツールというジャンルのソフトです。
ジャストシステムが開発しているホームページ・ビルダーシリーズのライバル的な存在なのですが、あまり評判・口コミ情報は出てきませんよね。そこでホームページV4の特徴をまとめてみましたが、個人的には今は買うべきではありません。その理由を解説したいと思います。
最近ホームページV4と比較検討されがちなHP作成ツールはWixなどがあります。詳しくは「ホームページ自作に人気のHP作成ソフト12選」にまとめてあります。
ホームページV4の特徵
ホームページV4には以下のような特徵があります。
- 値段が安い
- 写真素材3000枚が無料
- 簡易的な画像編集機能がある
- 無料版が用意されていない
- デザインテンプレートが古い
- バグが報告されている
- 公式サイトがやる気がない
値段が安い
ホームページV4は値段が5,478円と競合のホームページ作成ツールであるホームページビルダーの半額以下で購入できます。買い切り型なので、毎月月額費用を支払う必要もありません。
ホームページV4を今購入する最大のメリットはこのコスパの高さです。
写真素材3000枚が無料

ホームページV4のメリットとして、商用利用可能な写真素材が3千枚も付属することが挙げられます。
基本的にホームページ作成ツールでは、自分で画像を用意したりネットで商用利用可能な画像を集めてこなければなりませんが、ホームページV4ではパッケージ中に同梱されているのも評判の特徴の1つです。

最近はUnsplashやPixabayのような無料写真素材サイトで簡単に写真素材が無料で入手できる便利な時代になりました。

生成AIもあるしな
簡易的な画像編集機能がある

ホームページV4には、簡易的な画像編集機能があり、簡単な作業であれば、高額なPhotoshop(Creative Could CC)を契約する必要がありません。
ホームページV4では、さらに以下のような機能も新たに追加されました。
- なぞるだけで不要なものを修正(物体消去ツール)
- かんたん切り抜きツール
- 画像の角度の修正
- 動画からベストショットを週出
同じくイラストや文字装飾などもできるので、簡易版Illustratorとしても利用することができます。
Adobe CCの年間ライセンスを格安で購入したい方は「誰でも学割でAdobe CCが買える通信講座の料金比較」を参考ください。
無料版がない

価格が格安のホームページV4ですが、その代わり無料体験版は用意されていません。最近はインターネット上でログインしてホームページを作成するWix・JIMDOなどのWebサイトビルダーが数多く登場しています。無料ブログのホームページ作成版みたいな感じです。
このWebサイトビルダーは無料トライアル期間や、ずっと無料で使えるフリープランが用意されているので、お試しで使うことができます。
しかし、ホームページV4はこの無料版が用意されていないので、実際に使ってみるまでアタリかハズレか分からないのがデメリットになります。
デザインテンプレートが古い
ホームページV4はとにかくデザインがダサいです。これがV4の最大のデメリットかと思います。
ホームページV4がリリースされたのは2017年6月と、かなり前になります。以前のV3から刷新的なアップデートがされた訳ではなく、古い設計のまま「今のWebブラウザでも動きます」とした必要最低限のアップデートが行われただけのように思えて仕方ありません。
HTML・CSSが分からない人でも作れるホームページ作成ツールのデザインテンプレートのクオリティとしては、かなり悪い部類に入ります。
バグが報告されている
ホームページV4では、原因不明でデータが勝手に消滅していくバグがユーザーから報告されています。
筆者はこのホームページV4を実際に使っているわけではないので、データが消失する被害にあった訳ではありませんが、致命的なバグなので、積極的にお金を払ってまで購入する必要性を感じられません。
公式サイトがやる気がない
ソースネクストは他にも数多くの人気のソフトウェアを開発・販売していますが、それらのソフトウェアの公式ページと比較すると、ホームページV4の公式ページはやる気があまりないように感じます。
ソースネクストのトップページでも紹介されておらず、現在では一部の定額使い放題サービスでの提供も終了していくなど、実質的に「販売とサポートをフェードアウトさせている」というモチベーションの低さを感じます。
ホームページV5の発売が予定されていない
ホームページV4が発売されてから、すでに10年近い長い年月が経過しています。そろそろホームページV5が発売されてもおかしくはないというか、しなければならない時期をとっくに過ぎています。
しかし、2026年現在でも何もアナウンスされていません。事実上の開発終了(オワコン化)と捉えるのが自然です。
ホームページV4 まとめ
- 値段が安い
- 写真素材3000枚が無料
- 簡易的な画像編集機能がある
- 無料版がない
- デザインテンプレートが古い
- バグが報告されている
- 公式サイトがやる気がない
- ホームページV5の発売が予定されていない(※実質的な開発終了)
- ホームページV5の発売予定はありますか?
2026年現在も発売予定のアナウンスはありません。それどころか、ソースネクストの一部サービス(遊び放題など)でのV4の提供も終了していく流れにあり、実質的に開発がストップしている状態です。
- ホームページV4とホームページ・ビルダー23はどっちがおすすめですか?
どちらもWixなど他の最新クラウド型HP作成ツールと比較すると機能的に見劣りするため、手放しではおすすめしません。ただ、もしどうしても買い切りソフトを選ぶなら、2025年に最新版がリリースされ開発が続いている「ホームページ・ビルダー23」の方が安全です。
ホームページV4は10年前までは「誰でも簡単にホームページが作れる貴重な選択肢」でしたが、今はソースネクストが積極的に開発しておらず製品寿命を迎えているため、たとえ値段が安くても買わない方が良いです。
オススメのホームページ作成ツールは別記事の「個人のホームページ自作におすすめの人気ソフト」で解説しています。
ちなみにライバルであるホームページ・ビルダーも2020年の「22」からしばらくバージョンリリースが止まっていましたが、2025年6月に5年ぶりとなる最新版「ホームページ・ビルダー23」が待望のリリースを果たしました。
ぜひホームページV4にもV5への大型アップデートを期待したいところですが、2026年現在も次期バージョンのアナウンスはなく、完全にライバルに差をつけられた状態です。
ホームページV4やビルダーのようなインストール型ソフトのアップデート間隔が長くなってしまったのは、Web上でHPが作成できるWebサイトビルダーの台頭が原因の1つだと考えられます。ホームページV4の代用ソフトを探しているのであれば、WixのようなWebサイトビルダーも検討してみてください。
また、これからの時代にホームページを作成するなら、ワードプレス(WordPress)で作成するのが一番オススメです。
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