簡単にホームページが作成できるということで、世界的に人気のあるホームページ作成ツールのWix(ウィックス)。
「有名だし、お店のホームページに使おうかな!?」とWixに興味を持っている方も多いと思います。
しかし、ワードプレスやホームページビルダーで作成したHPだと、一般的に「レンタルサーバー」の契約が必要になってきますよね。Wixでは不要なのでしょうか?
そこで今回は、Wixのサーバーの仕組みや料金、知っておくべき長所と短所(注意点)を分かりやすく解説します。ホームページ作りで失敗しないための参考にしてみてください。
Wixはサーバー代は無料

Wixと、従来の「ホームページビルダー」のような作成ソフトとの大きな違いの1つが、自分でレンタルサーバーを契約する必要がないことです。
サーバーとは、ホームページをインターネット上に公開するための「データの置き場(土地)」のようなものです。
従来のやり方では、作成したデータをサーバーにアップロードする手間が必要で、ホームページを作ったことがない初心者にとっては、レンタルサーバーの契約や設定が少々面倒でした。
Wixは「ホームページ作成ツール」と「サーバー」が最初からセットになっているため、自分でサーバーを借りてデータをアップロードする必要がなく、難しい設定を考える必要もありません。誰でも簡単に、ボタン1つでWixが用意したサーバー上にホームページを公開することができます。
最大のメリットは「保守管理・セキュリティ対策が不要」なこと
自分でサーバーを借りる場合、ウイルス対策やシステムのアップデートなど、ある程度の保守管理を自分で行う必要があります。
しかしWixのサーバーを利用する場合、常時SSL化(通信の暗号化)やハッキング対策などの面倒なセキュリティ管理を、すべてWix側が自動でやってくれます。
ITが苦手な方にとっては、この「保守管理の手間が一切かからない」という点が最大のメリットと言えます。
【比較表】Wixと一般的なレンタルサーバー(WordPress)の違い
Wixを使う場合と、自分でレンタルサーバーを借りてワードプレスで作成する場合の違いを比較表にまとめました。
| 比較ポイント | Wixのサーバー | 一般的なレンタルサーバー(ワードプレス) |
|---|---|---|
| サーバーの契約 | 不要(Wixに登録するだけ) | 必要(自分で月額1,000円程度で契約) |
| 保守・セキュリティ | Wixがすべて自動で対応 | 自分でアップデート等の管理が必要 |
| 複数サイトの運営 | 割高(1サイトごとに有料プランが必要) | お得(1つのサーバーで何個でも作れる) |
| 他社への引っ越し | 不可(Wixの中でしか動かせない) | 可能(自由にサーバーを乗り換えられる) |
| 独自のメールアドレス | 別途Google Workspace等の契約が必要 | サーバーの機能で無料で作成できることが多い |
ということで、基本的にはWixを使っていれば、サーバーの契約や料金、アップロードなどについて考える必要がありません。面倒な事を考えずに、ブログ感覚でHPを運用したいのであれば最適な選択肢の1つでしょう。
ただし、サーバーとWixがセット売りになっていることで、以下のような短所(注意点)もあります。
Wixのサーバーの短所と注意点
サーバーの移行(引っ越し)ができない

Wixではサーバー代は無料ですがサーバーの引っ越しはできません。
Wixとサーバーはセット売りなので、作成したデータだけを好きな会社のサーバーに移動することはできません。時間帯によってはアクセスが集中しているのか重いと感じることもあります。Wix公式による稼働率のデータは99.98%とレベルが高いですが、実際に使ってみると、そこまで優れたサーバーという実感はありません。
Wixでは簡単にホームページを作成できますが、将来的に「より速度の速いサーバーを選びたい」「アクセスが増えてきて動作が遅い」といった場合には不満が出てくる可能性があるので要注意です。
もし、将来的にサイトの規模が大きくなる予定があるなら、Wixよりもエックスサーバーなどのレンタルサーバー会社を利用して「ワードプレス」でWebサイトを作成する方が、後から自由に移転できるためおすすめです。
複数サイトを運営してもサーバー代は節約できない

レンタルサーバーを借りてワードプレスなどのWebサイトを作成する場合、1つのサーバー(月額1,000円程度)の中で複数のサイトを運用することができます。2サイト運営すれば1サイトにつき500円、10サイトなら100円と、サイトを増やすほどコストを節約できます。
しかし、Wixの有料プランは「1契約につき1サイト」となります。複数のブログやWebメディアを運用したい方にとっては、コストパフォーマンスが悪くなってしまいます。
Wixはサーバー代無料と謳っていますが、見方を変えれば「Wixの利用料の中にサーバー代が含まれていて、サイトごとにサーバー契約をしているのと同じ」と考えることもできます。
無料でずっと使い続けられるが、広告が入る

レンタルサーバーの多くは最低でも月500円以上と有料になります。(※無料のレンタルサーバーもありますが、スペックが低く広告も入るためあまり実用的ではありません)。
Wixでは、無料でずっと使いつづけられるプランがあるのもメリットの1つです。趣味のサイトとして使うぐらいであれば、Wixの無料プランのままずっと使っていっても問題ありません。
しかし、無料版はWixの目立つ広告が表示されてしまうため、お店や会社の公式サイトなど「商用目的」で使う場合には、有料版にアップグレードする方が無難です。
規約上アダルトサイトの作成はOK(本格運用には不向き)

興味がある人は少ないと思いますが、一応Wixでは成人向け(アダルト)要素を含むサイトを作っても規約違反にはなりません。
日本の有名なレンタルサーバー会社の多くがアダルトコンテンツの設置を禁止しているため、少しでもそういった要素を含むサイトを作るのであれば、Wixは検討してみてもいいかもしれません。
しかし、このページはなぜか「Wix アダルト」からの検索で上位表示されているので補足させてもらいますが、Wixはアダルトサイトの運営に便利な決済機能などが使えないケースが多く、本格的なサイトには作り込めません。
現在、個人のブロガーや小規模事業者が成人向けサイト作るなら、アダルトOKの国産レンタルサーバーである「mixhost(ミックスホスト)」などを借りて、そこにワードプレスをインストールして運営するのが主流です。
Wixのサーバーに関するよくある質問(FAQ)
Wixのサーバー まとめ

- Wixは自分でサーバーを契約・管理する必要がない(保守・セキュリティも自動)
- ツールとサーバーがセットになっているため、他社サーバーへの引っ越しができない
- フリープランなら無料でずっと使い続けられる(ただし広告が入る)
- 複数サイト運営する場合、1サイトごとに有料プランが必要になり割高になる
- 規約上アダルトサイトの作成はOKだが、決済等の機能面で本格運用には不向き
以上、Wixのサーバーの長所と短所でした。
Wixはサーバー契約が不要なので、「サーバーの保守管理とかハッキング対策なんて分からないし、めんどくさそう…」と感じる方にとっては、お手軽に始められる優秀なHP作成ツールです。
しかしながら、将来的に他社へ引っ越しができなかったり、複数サイトを運用する場合にはコスト面で問題が出てきたりする場合もあるので注意が必要です。
実は、レンタルサーバーの契約やワードプレスの設置作業などは年々簡単になっています。「エックスサーバー」などを契約して、ワードプレスでHPを作成することもぜひ検討してみてください。
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