
僕は枝豆販売をしている、ずんだもん

Wixのテンプレートを使ってネットショップを作るのだ!
今の時代は誰でも簡単にネットショップを作成できるツールが数多くリリースされています。
HP作成サービスの中でも特に有名なのがWix(ウィックス)。日本をはじめ全世界で使われているHP作成ツールの代表格的な存在です。Wixでネットショップの自作を検討している方も多いのではなでしょうか。
そこでWixのECサイト向けのテンプレートをピックアップしたので、参考にしてもらえれば幸いです。
Wixのネットショップにおすすめのテンプレート一覧
陶器ショップ

日本の工芸系食器サイトをモチーフとしてデザインされたネットショップテンプレートです。日本人向けに作成されたWixテンプレートだけあり、日本人にはしっくりくるWebデザインになっています。
トップページに商品一覧ページと店舗地図が同時に掲載されるようなレイアウトとなっています。店舗を構えているお店向けです。店舗事業者向けなので、ネット通販専用のブランドには使いにくいかもしれません。
スライム専門店

スライム販売店というニッチな業界向けに作られたネットショップテンプレートです。
色使いがポップでファンシーな商材や小学生女子をターゲットとしているお店、原宿の竹下通りにありそうな雑貨店とは相性が高いと思います。
Party Store

こちらもファンシー雑貨系のWixネットショップテンプレートです。
トップページからカテゴリ別に多数の商品が表示されているので、商品数が多い事業者と相性が良いでしょう。
またインスタグラムの埋め込み機能やブログページも初期設定で実装されています。
インテリアショップ

色使いが華麗なインテリア・輸入雑貨向けのWixネットショップテンプレートです。
初期設定では1ページ集約型(LP型)なので、商品点数が十数点以下のECサイトを構築したい場合に最適です。
ランディングページに近いネットショップを作りたい事業者は検討してみてください。
ホームインテリア

こちらもインテリア系のネットショップサイトですが、商品のカテゴリ別ページ(インテリア・キッチン・ベッドルーム)で別れているデザインです。日本人には上で紹介したインテリアテンプレートこちらのサイト設計の方がしっくりくると思います。
またトップページがPinterestのような写真のレイアウトになっており、クリックするとアニメーションで商品ページに遷移するのがユニークです。
自然派せっけん・キャンドル

オーガニック石鹸をモチーフとしたネットショップテンプレートですが、全てのWixのEC系テンプレートの中でも特にバランスの取れた1つです。
レイアウトがストーリーを読ませるようになっておりブランドサイトと親和性が高いです。
そしてトップページにオシャレなレイアウトで動画を埋め込まれています。残念ながらスマホでは静止画になります。
インスタグラムの埋め込みやサイドバーにはインスタ・facebook・Pinterestなどの各種SNSアイコンも配置されています。
白を基調としていて、どんな商材にも扱い安いWebデザインとなっているのでコスメ系以外でもブランディングを意識したネットショップを想定しているなら、カスタマイズしやすいテンプレートの1つでしょう。
Home Goods Store

こちらのインテリア向けテンプレートも上で紹介した自然派せっけんのテンプレートと合わせて洗練されたWebデザインと初期設定で多機能なECテンプレートです。
商品ページがカテゴリで分割されているので、商品点数が50〜200ぐらいの事業者に最適です。
またページヘッダーに割引商品のリンクがあるので、キャンペーン情報などを掲載して、そこから集客誘導を検討している事業者にはオススメです。
Beauty Store

ダークブラウンを基調とした大人向け化粧品のネットショップテンプレートです。このテンプレートにもヘッダーでプロモーションキャンペーンを告知できます。
ナビゲーションメニューは商品カテゴリ別に分かれており、商品検索ページではソート機能が実装されているので商品点数が100以上の中規模サイトでも使いやすいでしょう。
初期設定の色味は大人向けでブランドを選ぶかもしれませんが、シックな仕上がりの化粧品販売サイトを作成したい事業者は検討してみてください。
美容オイル

イラストのおかげで、ユーロピアンな雰囲気ただよう化粧品通販サイトです。必要最低限の機能のみが実装されておりWixの中でも比較的STORESのようなインスタントEC作成サービスに近い印象を受けます。
必要最低限の決済機能さえあれば十分という事業者はシンプル運用できるので検討してみてもいいかもしれません。
携帯・スマホアクセサリーショップ

ポップな色使いと網羅的なトップページで尖ったネットショップテンプレートの1つです。
検索機能も「商品」「色」「特徴」でソートできるように初期設定されています。色使いは人を選ぶかもしれませんが、若い世代向けのブランドサイト兼ECサイトを作りたい場合は検討してみてください。
インスタ集客している事業者と相性が良いと感じます。
Wixのネットショップ向けテンプレートで動画背景を使う注意点

最後に動画背景をWixテンプレートで使う場合の注意点をいくつか解説しておきたいと思います。
- ファーストビューで読み込みされない場合がある
- スマホユーザーが離脱されやすい
- 動画背景は事業者を選ぶ
- 読み込み速度はSEOに影響を与える
ファーストビューで読み込みされない場合がある

動画背景はファイルサイズが重いです。主にトップページの一番上に動画背景として用いられるケースが多いです。
しかし「Wixテンプレートのシュルい」「ユーザーが訪問する時間帯」によっては、適切に動画がローディングされずに、真っ白になる場合があります。せっかくブランディング目的で動画背景を選択したのに、適切に再生されないのであれば意味がありません。
スマホユーザーが離脱されやすい

動画サイトでもないのに、ホームページに動画が流れると離脱するユーザーが一定数います。特にスマホユーザーに多いです。理由としては、格安SIMなどを利用している関係で、動画背景を使っているサイトを閲覧していると、月間の通信量を大きく消耗してしまうと心配になるからです。

「動画背景 + いきなり音声が流れるWebサイト」は最低のコンビネーションやで。電車の中や仕事中にページを開く人もいるからな
動画背景は事業者を選ぶ

動画背景のWixテンプレートは事業者を選びます。たとえば旅館やレストランであれば、シズル感を伝えることができて動画背景が効果的になります。
しかし、ブロガーやオフィスを持たないフリーランスが動画背景のホームページを作成したところで自己満足に終わります。動画背景は必要な事業者が使って初めて意味があります。
その他「軽貨物」「士業」「害虫駆除」など、動画背景を使ってもあまり意味がないような業種もあるので、自分が本当に動画のWixテンプレートが本当に必要なのかどうかも熟考してください。
読み込み速度はSEOに影響を与える

読み込み速度はGoogleの検索結果で上位表示するための指標の一つとされています。読み込みが遅いWebサイトはそれだけで不利になることから、YouTube全盛の今の時代に動画背景機能付きのWixでも、画像がメインで使用され続けている要因の一つです。

ブランド力を求められる大手企業・プロダクトでも動画背景は採用されていないケースが多いです。
動画背景を採用する場合には表示速度が遅すぎてSEO的にマイナスに影響しないか確認しておきたいところです。Google公式より「PageSpeed Insights」という無料で表示速度測定ができるWebサービスが提供されてているので、動画背景のWixテンプレートを利用する場合にはデモサイトなどを測定してみることを推奨します。
スライドショーの方がまだ時代にマッチしている
令和現在においても、Webサイトに多額の予算がある企業の多くが動画背景ではなく、スライドショーの華やかさで勝負しています。
複数のバナー画像で成り立っているスライドショーの方が軽量で、訴求ポイントもわかりやすいです。動画背景を利用するということは、スライドショー機能を切り捨てるということでもあるので、本当にスライドショー機能を切り捨ててまで導入すべき価値が動画背景にあるかどうかは、熟考しておきたいところです。
Wixのネットショップのテンプレート まとめ
以上Wixのおすすめネットショップテンプレートでした。Wixはホームページ作成ツールでしたが、近年は、通販特需もあり、ホームページよりもECサイトに力を入れているように感じます。
ECサイト作成で世界No.1はShopifyですが、他にもShopifyを意識したようなレベルの高いテンプレートも数多くリリースされているので、個人〜中小企業であれば十分Wixのテンプレートでも事足りるでしょう。あとは手数料や支払い方法などがあうかどうかです。
Wixの候補となるのはShopifyなので、合わせて検討してみてください。