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ワードプレステーマのおすすめの探し方5選

ワードプレステーマのおすすめの探し方 ワードプレス

ホームページやブログをワードプレスのテーマを使って自作を検討している方も多いのではないでしょうか。

「ワードプレスのテーマはどうやって探すのか」気になると思います。そこでワードプレスのテーマの「探し方」と「選ぶ際の注意点」について解説してみたので、参考にしてもらえれば幸いです!

ワードプレステーマのおすすめの探し方5選

まずワードプレスの探し方ですが、以下5パターンぐらいに収束します。

  1. ワードプレス公式ディレクトリ
  2. 海外のワードプレステーマ販売サイト
  3. 日本のワードプレステーマ開発会社
  4. 他の人が使っているテーマ
  5. Google検索やYouTube

ワードプレス公式ディレクトリから探す

ワードプレスの公式テーマディレクトリ

ワードプレスにはテーマを検索する機能が搭載されています。Webブラウザ版もあります。

「外観」→「テーマ」→「新規追加」をクリックすると、公式テーマが一覧で表示されます。インストールボタンをクリックすればすぐに使えます。「特徴フィルター」を使うと、利用シーンや機能別にテーマを探せます。

はじめてワードプレスをインストールした初心者の頃に、ワードプレスシステムにある公式ディレクトリのテーマからインストールして遊んだ経験がある方も多いと思います。

たとえば以下のような公式ディレクトで見つかるワードプレステーマが世界的には人気です。

  • Astra
  • Hello Elementor
  • OceanWP
  • Neve
  • GeneratePress
  • Colibri WP
  • Sydney

しかし、基本的にほとんどの日本人はワードプレスの公式検索システムに登録したテーマを利用しなくなります。理由としては、日本人には使い勝手が悪いWPテーマが多いからです。

またワードプレス公式の検索システムでも、悪意のあるコードが組み込まれているワードプレステーマが掲載されている可能性もゼロではありません。

WordPress公式ディレクトリには無料の約1万のテーマがありますが、人気のないテーマはむやみにインストールしないようにしましょう。今後メンテナンス・機能アップデートされるかも怪しいテーマも多いです。

「無料」で「デザイン性の高い」ワードプレステーマを「気軽」にインストールできるのが、ワードプレス公式テーマディレクトのメリットです。ほとんどのワードプレステーマは日本語での使い方情報がほとんどないのがデメリットです。

  • 無料配布
  • 簡単にインストールできる
  • 数が多い(約1万個)
  • デザイン的にオシャレ
  • 日本人ユーザーが少ないテーマがほとんど
  • 日本人には使い勝手が悪い
  • 悪意のあるプログラムが含まれている可能性もあり

デメリットが大きいので基本的にオススメしません。しかし、英語・スペイン語のような外国語で構成される、外国人向けのホームページ(飲食店など)なんかはサクッと公式ディレクトリにあるテーマで作ってもいいんじゃないかと思います。

海外のワードプレステーマ販売サイトから探す

海外のワードプレステーマ販売サイトEnvato Market

続いて海外のワードプレス販売サイトから探すことです。海外ではワードプレスのテーマ販売ビジネスが盛んで、たとえば以下のようなワードプレステーマの販売サイトが存在します。

無料のワードプレスの公式サイトではコーポレートサイトやブログ向けのテーマが多いです。一方で海外の有料販売サイトであれば、以下のような特殊ジャンルのWPテーマも購入することができます。

  • ポータルサイト(検索やランキング機能のあるWebサイト)
  • WooCommerceを利用したECサイト
  • SNS・フォーラムサイト

海外テーマなので、操作を覚えるのは大変ですが、ブログやコーポレートサイト以外で、何か特殊な機能を実装したいのであれば、海外のテーマ販売サイトから物色することになります。

日本では最近「ノーコードツール」なんて色々と宣伝されていますが、海外のワードプレステーマの中には、100ドル以下でワードプレスをベースとしたWebシステムを提供していたりします。玉石混交ですが、下手なノーコードツールよりも海外ワードプレステーマの方が機能的に可能性を感じます。

  • 有料な分クオリティが高い
  • 日本人向けのワードプレステーマより安い
  • ポータルサイト・SNS・ECサイトなど特殊な機能も豊富
  • 海外販売サイトなので英語
  • ほとんど日本人ユーザーはいない
  • 玉石混交

日本のワードプレステーマ開発会社から探す

TCDの市販WordPressテーマ

個人的にイチオシは無難に知名度の高い日本のワードプレステーマ開発会社の製品から選ぶことです。

ワードプレステーマは全世界に向けて開発された「海外テーマ」と、日本人向けに作られた「日本語テーマ」の2種類があります。

日本人向けに作られた日本語ワードプレステーマの方がメリットが大きいので、日本の会社が開発したテーマから選択することは個人的には最もオススメできる探し方です。

日本のワードプレステーマの開発会社として知名度が高いのは実は数社程度しかありません。以下が定番の日本語ワードプレステーマの開発会社です。

  • TCDシリーズ (デザインプラス株式会社)
  • DigiPressシリーズ (株式会社デジステイト)
  • Emanonシリーズ(株式会社イノ・コード)
  • LIQUID PRESS(リキッドデザイン株式会社)
  • isotype (Frontline Marketing Japan株式会社)
  • Lightning (株式会社ベクトル)

特にTCDテーマは100種類近い様々な業種・ジャンルのコーポレートサイト・サービスサイト用のテンプレートをリリースしているので、多くの自営業〜中小企業向けのテーマが何かしら見つかるはずです。

個人的にはEmanon Premium使っていますが、汎用性が高いコーポレートサイト・サービスサイト向けのWPテーマだと感じます。

以下の開発会社はまだ評価が定まっていないワードプレステーマですが、今後は定番化するかもしれません。

  • BEAU (株式会社Enthrall)
  • estival (エスティバル株式会社)
  • New Standard (株式会社ninoya)
  • 定番のテーマは既に決まっている
  • マニュアルが充実している
  • 日本人に使いやすい機能が標準搭載されている
  • 大きく外すことが少ない
  • 日本語でWebサイトを作った場合にキレイに仕上がる
  • 料金が海外テーマより高め
  • 運営のサポートが以外にも塩対応の場合アリ
  • 日本製でも情報が少ないテーマもある

他の人が使っているテーマから探す

Webマーケティング

ブロガーであれば他のブロガーが使っているテーマと同じにするのは無難です。

日本人ブロガーが利用するテーマはすでに、定番が決まっており、おそらく8割以上の方が以下のブログテーマを使っているいるのではないかという感覚です。

  • Swell
  • SANGO
  • JIN
  • OPENCAGEシリーズ
  • Cocoon
  • THE THOR
  • Snow Monkey
  • Diver
  • AFFINGER(アフィンガー)
  • THE SONIC

全て日本の制作会社または個人のWebエンジニアが開発しています。

日本人ブロガーは他の人と同じテーマを使う傾向があります。他のブロガーとかぶりたくない場合にはCSSで自力で装飾をカスタマイズして対策します。

真似したいと感じたブログを見つけた場合には以下のコマンドでテーマ名を調べてみてください。

右クリック → ソースを表示 → 「theme」などでページ内検索
たとえば、今閲覧中のこのサイトなら「Cocoon」のテーマを使っていることが判明します。
 
ワードプレスのテーマの名前
  • 選択肢の数がちょうどいい
  • 大量にカスタマイズ情報がネットにある
  • ブログが非常に書きやすい
  • 表示速度が早いテーマが多い
  • SEO対策しやすいテーマが多い
  • 種類が少ない
  • デザインかぶりしやすい
  • 素人っぽいデザインになりやすく法人利用は少しやりづらい
  • 個人運営もあり信用度が低い
  • いい加減なサポート・アップデートのテーマも存在する

Google検索やYouTubeから探す

検索結果

検索結果やYouTubeから探すことです。「ワードプレステーマ + ジャンル」でGoogle検索・YouTube検索すれば、それっぽい検索結果が出てきますよね。

私もいくつか、SEO対策のためまとめ記事を書いています。書いている側の私が言うのも何ですが、正直、「おすすめワードプレステーマ○選」の情報はあまり鵜呑みにすべきではありません。

表面的にワードプレステーマのタイトルと簡単な機能を知りたい場合にのみ便利です。また、ほとんど広告のような情報も多いので注意が必要です。

  • 網羅的に情報収集しやすい
  • 使っていない人が書いている間違った情報・薄い情報も多い
  • 広告の可能性がある
Q
効率よく使用しているワードプレステーマを探すWebサイトはありますか
A

以下がワードプレステーマを探すWebサイトとして存在します。

  • isitwp
  • What WordPress Theme Is That?
  • WP-Search (日本製)
  • IS IT WORDPRESS?

X(Twitter)で探す

GoogleやYouTube検索と同じように、Twitterの検索でもおすすめのWPテーマを調べることができます。テーマの情報はもちろん、実際に利用している人の意見も出てきます。参考になると思います。

特に個人ブロガーはX(Twitter)でツイートしている率が一般人よりも高めです。本音で毒舌気味の方が多いSNSなので、「本当の優良テーマ」「アフィリエイト広告でSEO的にはおすすめされているいまいちテーマ」が分かりやすい情報源は、匿名性で好き放題書けるXが一番かもしれません。

ワードプレステーマを探す場合の注意点

以上、ワードプレステーマを探す方法でした。またワードプレスを探す際の注意点としては以下を意識してみてください。

  1. 日本の開発会社から探す
  2. おすすめ記事は信用しない
  3. 無料のワードプレステーマはなるべく避ける
  4. 発売が古いテーマは避ける

なるべく日本の開発会社から探す

日本・日本人

ワードプレスのテーマですが、基本的に日本の会社から探すことをオススメします。理由は以下の通りです。

  • 情報が探しやすい
  • 日本人に多様される機能が多い
  • 海外テーマは日本語だと行間のバランスなど読みにくい場合がある
  • 吹き出しやボックス装飾機能やSEO対策・SNS対策機能などが標準搭載されていない

海外テーマは日本人には使いにくく、素人が自力でカスタマイズしてもどこか海外サイトっぽくなり、胡散臭さがにじみ出てしまいます。

ホームページ制作会社の中には海外テーマをベースに開発する制作会社も多いですが、HTMLやCSSを大幅にカスタマイズすることのできない素人が海外テーマを選択しても、幸せにならない結果になります。

おすすめ記事は信用しない

スマホでのメール・チャット

多くのワードプレステーマを「○○向けのワードプレステーマ○選」みたいな感じで多くのワードプレステーマをまとめてある記事はあまり参考にすべきではありません。

このW2Bも基本的にその手の、ワードプレステーマのまとめ記事を書いていますが、軽く触ったり、全く使ったことがなく、他の方が推薦しているから掲載されている場合もあります。

ほとんどのユーザーが使い倒せるのは1〜3個ぐらいのワードプレステーマであり、まとめ記事を書いた人が網羅的に多くのワードプレステーマを使い倒すことは不可能です。

正直、複数のWebサイトを運営するにしても1つのワードプレステーマでまとめてしまった方が機能も把握しやすく作り込みがしやすいです。CSSで表面的なデザインだけ変更すればいいだけなので…

ワードプレステーマとアフィリエイト広告

ワードプレステーマの多くがアフィリエイト広告で宣伝されています。アフィリエイト広告とは成果報酬型の広告です。広告をクリックして商品を購入すると、サイト所有者に報酬が支払われます。アフィリエイト広告自体は悪い訳ではないのですが、ワードプレステーマ業界では、明らかに見劣りするWPテーマでも報酬金額が高く設定されていると、ゴリ推しされている場合があります。よって検索だけでなく、SNSなど多角的に判断する必要があります。

無料のワードプレステーマはなるべく避ける

無料

基本的に無料のワードプレステーマはなるべく避けるようにしましょう。開発者のモチベーションを保ちにくく、機能的に劣る可能性があるからです。

もちろん「無料テーマ = 質が悪い」ではありません。

海外製の中には有料テーマの機能制限を無料で公開しているフリーミアムのテーマがあります。たとえば「Astra」なんかはフリーミアム課金の有料WPテーマです。こういったフリーミアムモデルの中には無料でも優れたテーマも含まれています。

ただし、上でも述べたようにAstraは日本人向けに開発されている訳ではないので、かゆい所には手が届かない印象を受けます。

また日本人専用のブロガーテーマであるCocoonは無料でアップデートが続けられているのが不思議なくらいで、筆者も長年に渡り愛用しています。

発売が古いワードプレステーマは避ける

時計

発売が古いテーマは選ぶことは非推奨です。基本的にワードプレスは開発当初の設計思想が新しいほど機能的に優れているケースが多いです。

またワードプレス5になる前にリリースされたテーマの中には、今だにグーテンベルク(新ブログエディタ)に対応していないワードプレステーマが有料販売されている製品も存在します。

長年に渡りロングセラーのワードプレステーマであれば、今でも勢力的に機能アップデートが行われているかもしれませんが、リリースして初期の頃から売上が落ちているWPテーマの場合、開発会社もやる気がない可能性があります。

リリースが古くても気になるWPテーマがあればTwitterなどで最近のユーザーのツイートを確認してみてください。

その他ワードプレステーマ選びの基本ポイント
  • 初期設定(デモ)の状態で自分の描いているイメージに近いか
  • レスポンシブ(スマホ)対応しているか
  • Gutenberg(新しいWPエディタ)に対応か
  • 現在もアップデートされているか
  • 表示速度は速いか (読み込みが遅すぎない)

ワードプレステーマの探し方 まとめ

  • ワードプレス公式ディレクトリ
  • 海外のワードプレステーマ販売サイト
  • 日本のワードプレステーマ開発会社
  • 他の人が使っているテーマ
  • Google検索やYouTube
  • Twitter(X)
  1. 日本の開発会社から探す
  2. おすすめ記事は信用しない
  3. 無料のワードプレステーマはなるべく避ける
  4. 発売が古いテーマは避ける

ワードプレスのテーマを探す場合には、無料で使える「公式ディレクトリ」「Google検索でヒットしたページでおすすめされている無料ワードプレステーマ」のような安かろう悪かろうの思考は避けることを推奨します。

まず日本のワードプレステーマ開発会社の製品から探しましょう。ホームページ制作会社ですら、市販の日本語ワードプレステーマをベースにカスタマイズして、納品しているぐらいです。

テーマよりCSSの方が大事な話

ワードプレステーマは正直言えば、他の人とかぶっていも問題ありません。というのも、CSS(デザイン)をカスタマイズしていけば、オリジナリティを出していくことができるからです。特に昨今は日本人の多くがSwellを選んでいます。

どうしてもSwellっぽいデザインになりますが、法人が運営しているサイトであれば、プロのWebデザイナーにCSS部分を発注していたりするので、ほとんどSwellと分からないレベルのWebサイトになっていたりします。