僕は枝豆を販売したいずんだもん。素敵なLPを作って、がっぽり儲けたいのだ。
成約率の高さからからセールス専用のスペシャルサイトとして多くの企業がLP(ランディングページ)を採用しています。
ランディングページはユーザーの利便性よりも購入してもらうアクションに特化したページなので通常のWeb制作とは一線を画します。セールスライティングをはじめ多くのWebマーケティングスキルを必要とするLP制作ですが、どこの制作会社に発注すればいいのかお悩みの担当者も多いと思います。
そこでおすすめのランディングページ制作会社と、LPの発注時の業者選びのポイントについて解説したいと思います。
LP(ランディングページ)の発注におすすめのWeb制作会社
それでは早速ランディングページの制作が得意なWeb制作会社を紹介していきたいと思います。
LP(ランディングページ)とは、インターネット上で特定の目的を達成するために作られた縦長1枚のWebサイトのことです。
LPは商品やサービスの紹介、問い合わせや購入の促進、メールアドレスの収集を目的として作成されます。広告やSNSなどから誘導されたユーザーに対して、効果的なコンテンツやアクションを提供することで、成約(コンバージョン)を高める役割を果たします。
株式会社ニュートラルワークス
HP制作から、SEO対策、運用代行、サイト改善といった幅広いサービスを提供している神奈川県湘南にあるデジタルマーケティング会社です。これまで制作した案件数はLPだけでも累計500本以上を超えています。
納品してして終わりではなく配信した結果のデータ分析と効果検証を実施し、微調整を繰り返しながらLPO(ランディングページ最適化)していく運用を得意としています。成果の出るLP制作会社として、大手企業から中小企業まで多くのクライアントに支持されています。
ニュートラルワークスさんのWebサイト自体が、ランディングページのお手本みたいな感じになっているので、導線設計やレイアウトなど色々と勉強になると思います。
URL:https://n-works.link/lp-production
住所:神奈川県
株式会社リューキデザイン(ランディングページ制作.jp)
高品質なLP制作が可能なのにも関わらずコスパ最強で大手企業から小規模事業者まで人気を誇るLP専門のWeb制作会社がリューキデザインさんです。東京・大阪・福岡にオフィスを構え、全国からオンラインでの依頼にも対応しています。
LP制作業界でも知らない方はいないレベルのプロフェッショナル集団で、どんな業種でも制作できてしまうオールラウンダータイプです。実積数も多いので、地方でLP制作会社を探している事業者は検討してみてもいいかもしれません。
名称:株式会社リューキデザイン
URL:https://ryuki-design.jp/
住所:【大阪本社】〒541-0053 大阪府大阪市中央区
株式会社ポストスケイプ(コンバージョンラボ)
デザイン性の高いランディングページの制作を得意としているWeb制作会社です。ランディングページの書籍も執筆していたりと、ランディングページ制作会社の中でも権威性の高い企業の1つです。
納期はフルオーダーだと大体1.5〜2ヶ月程度で、予算は50〜90万円程度になります。依頼する商材によっては、成果報酬でも検討可能なようです。有名クライアントの実積が多いので、ある程度予算のある企業向けですが、しっかりとしたランディングページを納品してくれる可能性が高いです。
名称:株式会社ポストスケイプ(コンバージョンラボ)
URL:https://conversion-labo.jp
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前
株式会社ECホールディングス
株式会社ECホールディングスさんはランディングページだけではなくECサイト専門のWeb制作会社です。
特に定期購入のたまごリピート(サブスクストア)の使い方には長けているので、サプリメントやコスメなどの定期購入サイトをLPで構築したい場合には相談してみるといいかもしれません。
自社でサプリメントの通販サイトなども運用しており、ECサイトの制作だけでなく、リスティング広告運用代行・ネットショップの運営・業務代行など一般的なWeb制作会社では提供していない各種EC代行サービスを提供しており合計500社以上の企業のサポートをしてきた実績があります。
また業界でも珍しいLP制作を定額制作サービスがあります。「企画」「構成」「デザイン」「コーディング」を定額で制作してもらえる料金プランが用意されているので、気になる事業者は一度相談してみるといいかもしれません。
URL:https://www.echoldings.co.jp/
住所:〒153-0042 東京都目黒区青葉台
株式会社 ビットライズ
福岡を拠点としたWeb制作会社です。ランディングページだけで年間160以上の制作を行っており、特に「不動産」「健康食品」「ファッション」「美容」「EC」「採用サイト」のジャンルを得意としています。PCとスマホ両方対応したレスポンシブのLPは24万円〜になっています。(※スマホだけなら12万円〜)
また、格安のバナー制作サービス「banana」なども提供しているので、既にLPを持っていて、画像素材の差し替えなどに利用してみたいサービスかもしれません。
名称:株式会社 ビットライズ
URL:https://www.bit-rise.co.jp
住所:〒803-0856 福岡県北九州市
株式会社ウォルトメディア
主にサプリメント・健康食品・化粧品などのランディングページを得意としているWeb制作会社さんです。LP制作は最低60万円からとなっています。
名称:株式会社ウォルトメディア
URL:http://wminc.jp/
住所:〒150-0031 東京都渋谷区
株式会社ZERO
LP制作とコンテンツマーケティングが得意なWeb制作会社です。自社でランディングページやコンテンツマーケティングのメディア運営も行っています。LPの制作実積としてはオールラウンドタイプで、どの業種も幅広く受注しており、スタンダードな印象のページを数多く納品しています。
名称:株式会社ZERO
URL:http://zero-s.jp/service/lp/
住所:東京都港区浜松町
nanoTRACK(ナノトラック)
業界最安値と思われる制作費54,000円でのLP制作を行っている事業者です。ただし、レスポンシブ対応にすると129,600円になります。
また初期費用0円で、月額サポート料金が21,600円のプランもあります。0円プランでは、月に1度だけデザインやテキストの一部修正が行えるようですが、CV上がるデザインになったあとは、特に月額サポート料金の意味がなくなってしまうので、普通のプランがいいと思います。
制作実積は公開されていないので、どれぐらいのクオリティのLPが制作できるのか不明です。気になる方は直接問い合わせてみてください。
URL:https://www.lpcreate.com
住所: 東京都港区西新橋
株式会社ジオコード
東京に本社があり、関西に支社、静岡に営業所のある制作会社です。従業員数は140名と比較的人数の多い会社です。制作スタッフよりも営業チームが強いのかもしれません。サイト上に見積もりシミュレータが用意されていますが、LPだと70万円ぐらいからになるっぽいです。
ランディングページ自体はトンマナを意識してしっかり作り込まれている印象です。
URL:https://www.hp-maker.net/
住所:〒160-0022 東京都新宿区、〒530-0011 大阪府大阪市北区
株式会社ラヴィゴット
月に3社まで169,000円でのLP制作が可能な割引キャンペーンを実施しているWeb制作会社です。制作実積が掲載されていないので、なんとも言えませんが、自社のランディングページはJavaScriptでのアニメーションも実装されていて、洗練された印象を受けます。
URL:https://www.ravigote.co.jp/lp/
住所:東京都新宿区四谷坂町12−12 ニューハイム坂町405
株式会社エムハンド
ランディングページに特化している訳ではありませんが、Webマーケティング全般に強く、社内のWebデザイナー・フロントエンドエンジニアのレベルが高いのでアニメーションなどで魅せるLP制作が得意です。
ランディングページでは化粧品などのキャンペーンページを制作している実績があります。また鍵屋とか雨漏りとか地域のお困り(すぐになんとかしたい)系サービスはLPと相性がいいのかLP型のサービス紹介用のWeb集客サイトを数多く納品しています。
URL:https://www.m-hand.co.jp/
住所:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西、〒553-0004 大阪市福島区玉川
NERD株式会社
自社でWebサービスの開発やWebメディア運営事業も行っている、マーケティング力の強い制作会社です。
PDCAを回しながら、既にあるLPのパフォーマンス改善も得意で、大手企業〜中小企業まで300以上のプロジェクトに関わっています。
JSなどのアニメーション機能は使わず、速度を追求したシンプルでスタイリッシュなLP制作実績が多いです。
名称:NERD株式会社
URL:https://nerd.co.jp
住所:〒131-0033 東京都墨田区
株式会社ペライチ
誰でも簡単に高品質なランディングページが制作できるWebサービスとしてペライチというのがあります。実はペライチでは、制作代行サービスがあり、198,000円からの制作代行も行っています。
ペライチのドメインはSEO的にも強いですし、あえて自社ドメインを使わずにペライチのドメインでプロのWebデザイナーが作ったランディングページを依頼してみるというのも戦略としてはアリかもしれません。
名称:株式会社ペライチ
URL:https://peraichi.com/landing_pages/view/peraichipro
住所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目19-9 第一暁ビル9階
株式会社ルーシー(バズ部)
Webマーケティング業界では知らない方はいない程有名なコンテンツマーケティングメディア「バズ部」を運営するのが株式会社ルーシーさんです。非常にレベルの高いWebライティングやSEO設計で定評があります。
コンテンツマーケティングの印象の強いルーシーさんですが、実はランディングページに関する書籍「10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方」も出版していてセールスレターを学びたい方は一読しておいてもいいかもしれません。
名称:株式会社ルーシー
URL:https://lucy.ne.jp/
住所:東京都港区西新橋2-7-4 CJビル11階
LP(ランディングページ)制作会社の選び方
以上ランディングページの発注におすすめのWeb制作会社でした。ランディングページの得意な制作会社は他にも数多く存在するので、LP制作会社の選び方も合わせて紹介しておきたいと思います。
Webマーケティングの知識があるか
ランディングページを発注する会社の最低条件としてWebマーケティングに強みがある会社でなければなりません。ランディングページはセールスライティングです。サイト訪問者に何かしらアクションを起こしてもらう必要があるので、高度な心理学や導線設計の知識が必要になるので、Webマーケティングを強みとしている制作会社に発注するようにしましょう。
Webマーケティングを得意とする会社は、その会社自体のサービスが魅力的に映るかどうかで判断しましょう。
LP制作会社の多くが自社サイトをランディングページ型で制作しています。もしLP制作会社のLPをチェックしてみて、あまり発注したいと思えないようなページだったら、セールスライティングやページ設計といったWebマーケティング目線はあまり得意ではない可能性があるので、避けておいた方が無難かもしれません。
※広告代理店経由での仕事の受注が多く、自社サイトがポートフォリオ化してしまっている場合には、スキルは高くてもサイトだけでは判断できないかもしれません…
表示スピードは速いか
LPは検索に引っ掛ける必要はありませんので、SEO対策に関してはそこまでシビアに考える必要はありません。だからやろうと思えば全て画像で制作してしまうことも可能です。
ただ、ランディングページで注意しておきたいのが表示速度です。画像を多用すると表示速度が遅くなるので、ページの読み込みが速くなるように工夫されているかなども考える必要があります。制作実積をTestMySiteなどの表示スピード計測サイトでチェックして、ランディングページとして耐えうる表示速度が担保されているか確認しておきましょう。
また、最近はJavaScriptを利用してアニメーションを実装して、より魅力的に仕上げてくれるLP制作会社も多いです。アニメーションを実装する場合にも表示スピードが遅くなる可能性もあるので、アニメーションの実装を希望する場合には表示スピードと演出のバランスをしっかり提案してくれるような制作会社が頼もしいです。
自社の業種とマッチするか
ランディングページは美容・健康食品などの物販から、コンサルティングやセミナーなどの無形商材まで幅広い業種で利用されています。
「化粧品は得意だけどセミナー系はあまり得意じゃない…」など、LP制作会社によっても色々とカラーがあります。
LP制作会社を選ぶ際には、制作実積を確認して「自社の業種が得意か」「作ってほしいデザインが得意か」といったことを考えて業者を考える必要があります。
東京など都市部の制作会社を検討する
ランディングページを初めて業者に発注しようと思っている会社さんの中には地方に拠点のある会社も多いと思います。残念ながらランディングページに強いWeb制作会社は地方には数が少ないです。
ランディングページは東京・大阪・名古屋・福岡などの都市部にある制作会社が多いです。特に日本の商業の中心は東京なので、多くの商品が生みだされている東京にレベルの高いランディングページ制作会社も集中しています。
制作会社の中には、オンラインで打ち合わせなどができる業者も多いので、地元のホームページ制作会社ではなく東京や、近隣都市のWeb制作会社も検討する必要があります。
ランディングページの制作実積が豊富か
Web制作会社の中にはランディングページのWeb制作も行っているけど、メインは通常のコーポレートサイトの制作がメインの会社も多いです。通常のホームページ制作とLP制作は全くの別物で、LPの制作実積を重視する必要があります。
制作してきたLPの数が多いほど、その分多くの運用経験もあり、運用経験から蓄積されてきた売れるページのノウハウを織り込んで制作してくれるので、発注側が伝えきれなかった潜在的な要望なども汲み取って、最初から成約率の高いランディングページを制作してもらえる可能性が高まります。
また制作実積のある商品をGoogleの提供しているキーワードプランナーを使って検索数を確認してみると面白いかもしれません。ネットでの検索数が多いということはWeb集客だけでなく、マーケティングのスキル全般が高い企業の商品ということになります。そのようなWebマーケティングスキルの高い企業が発注しているLP制作会社は制作スキルが高く信頼できる傾向があります。
価格で勝負している会社は避ける
格安路線のランディングページ制作会社は品質が微妙な可能性もあるので、避けた方がいいかもしれません。結局他社との差別化できるポイントが「価格の安さ」しかなかった消去法の強みだからです。ポジション取りに失敗している会社にセールスページを任せるのはナンセンスです。
どうしても格安でLPを作成してもらいたいというのであれば、まだランサーズのようなクラウドソーシングを使った方がいいです。クラウドソーシングを使えば5万円程度でランディングページが完成させることも可能です。
ランサーズは発注側が圧倒的に立場が強いので価格競争で安くできます。立場の弱いクラウドソーシング上のデザイナーに色々と細かい注文つけたり、修正依頼をしても、まだ格安Web制作会社よりもいろいろと要望に答えてくれると思います。
ただ、ランディングページ作成はWeb制作関連のクラウドソーシングの中でも必要なスキルが少なく、HTML・CSS・Bootstrapあたりの知識だけでも完成してしまうので、セールスライティングのスキルどころかWebデザイナーとしてのスキルが少ない方が数多くWebデザイナーとして登録しています。クラウドソーシングを使う場合には、制作希望者の選定するスキルなども必要になってきます。
コストパフォーマンスが高いか
値段しか強みのない格安LP制作会社は避けた方が無難ですが、コストパフォーマンスは業者選びの重要なポイントでもあります。品質と値段のバランスのちょうどいい制作会社を見つけたいところです。
ランディングページも会社の公式サイトと同じく、作っただけで終わりではなく、運用していく必要があります。テキストや画像を変更したり、レイアウトやアニメーションの変更を行ったりなど様々な調整・施策を加えながら、より売れるページへと作り変えていく必要があります。この変更などを加えるための、月額運用費用など時には制作だけでなく運用の契約を行う場合もあります。
今後別の商品ページなども発注することになる可能性があるので、自社に妥当な金額の制作・運用料金を設定しているかなども踏まえて、長期的なお付き合いのできるコスパの高い業者が見つかると幸せになれるでしょう。
おすすめLP制作会社 まとめ
ランディングページの良し悪しは売上に大きく関わるので、マーケティング知識が高く、長期的にお付き合いできるような業者を選びたいところです。
しかし、どの事業者も得意・不得意なジャンルもあるので、もし自社の商材にはどの事業者がマッチしているのか判断が難しければ、Web制作専門の無料紹介サービスに一度相談してみると、しっかりしたLP制作会社に出会えると思います。