人気ホームページ作成ツールのGoope(グーペ)。低コストでホームページを作成・更新していきたい事業者の方の強い味方です。
グーペには「エコノミープラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3つのプランがあります。どの料金プランがオススメなのか決めかねている方も多いと思うので、比較しながら解説していきたいと思います!
グーペのスタンダードプランとは?
スタンダードプランは一番価格の高いプランであり、ライトプランの上位互換です。スタンダードプランだけの特徵は以下6つです。
- 電話サポートあり
- 独自ドメインが無料
- サイトのSSL化が無料
- 有料デザインテンプレート使い放題
- メールアドレスが100個まで無料で作成可能
- ディスク容量がたっぷり50GB

電話サポートあり
グーペのスタンダードプランでは、電話サポートを受けることができます。WixやJimdoなども含めて、ホームページ作成ツールでは基本的に電話でのカスタマーサポートを行っていません。
しかしながら、ホームページを開設すると、分からないことやトラブルなども発生してきます。電話での対応があるのは、万が一のための心強い味方になってくれます。
独自ドメインが無料
スタンダードプランは独自ドメインが無料になります。
独自ドメインとはサイトURLのことで、このサイトだと、「w-2-b.com」が独自ドメインになります。
独自ドメインだと、サイトの所有者が自分になります。独自ドメインにしていないと、ブランディング的にもビジネスで使用するなら、独自ドメインにしておきましょう。
独自ドメインはお名前.comなので、年間1,300円程度で契約するのですが、グーペのスタンダードプラン契約中はずっと無料になります。
無料になるドメイン一覧 | .com .net .jp .org .info .biz .tokyo .nagoya .yokohama .okinawa .club .company .gallery .graphics .education .agency |
特に特筆すべきは.jpです。.jpは.comや.netよりも若干格上感があり、法人利用も多いのですが、.jpは、お名前.comなどでも年間3,000円弱の維持コストが掛かります。これが無料になるのはお得感もしれません。
サイトのSSL化が無料
スタンダードプランではサイトのSSL化が無料になります。SSLだと、サイトが安全であることが証明され、SEO(検索順位)的にも良い影響を与えるので、多くのホームページが現在SSL化に順次対応していっています。
グーペのSSL化のオプションは月額1,100円で、年間13,200円にもなってしまいますが、スタンダードプランなら無料でサイトをSSL化させることが大きなメリットでした。
WebサイトのSSL化はSEO的に非常に重要なので、以前はこの機能のためだけに割高なデラックスプランをおすすめしようか迷ってしまう程でしたが、現在はライトプランでもSSLが無料になったので、スタンダードプランじゃなくてもライトプランでも十分です。
有料デザインテンプレート使い放題
グーペでは一部のデザインテンプレートが有料になっています。有料テンプレートは1つ1万円程度の値段ですが、スタンダードプランなら全ての有料テンプレートが使い放題になります。
メールアドレスが100個まで無料で作成可能
スタンダードプランでは独自ドメインのメールアドレスが最大100個、無料で取得できます。ライトプランでは10個までしか、メールアドレスは取得できないので、カスタマーサポートの部門で分割させたり、スタッフ1人に1つずつ発行していると足りなくなる場合も出てきますが、そのような心配も必要ありません。
ディスク容量がたっぷり50GB
スタンダードプランだとディスク容量がたっぷり50GBにアップグレードされます。50GBあれば、グーペで作成するようなサイトであれば、データ保存容量が足りなくなる可能性はほぼゼロになります。
エコノミープラン・ライトプラン・スタンダードプランの価格比較
エコノミー | ライト | スタンダード | |
1・3・6ヶ月 | 1,100円 | 1,650円 | 3,850円 |
12ヶ月 | 1,100円 | 1,100円 | 3,300円 |
機能を比較する前に、まずは価格から比較したいと思います。
グーペには「エコノミープラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3つの料金プランがあります。
ライトプランは12ヶ月契約で13,200円、スタンダードプランは12ヶ月契約で39,600円なので、年額26,400円の差額があります。26,400円分の元が取れると判断できた場合にスタンダードプランを選択すべきということになります。
ちなみにライトプランからスタンダードプランへのアップグレード時には、支払っている料金から差額分だけ追加で払えばいいので、とりあえず最初はライトプランの12ヶ月契約が誰にでも一番オススメです。
ライトプラン12ヶ月契約で、残り契約期間が30日の場合
(スタンダードプラン30日分:3,500円)−(ライトプラン30日分:1,500円)=2,000円
ちなみにグーペにはエコノミープランというものもありますが、選択する必要ありません。
なぜなら、エコノミープランとライトプランの12ヶ月契約は同額の13,200円なので、エコノミープランを契約する意味があまりないからです。月額契約だと、エコノミープランの方が月額550円安くなりますが、ホームページの効果が分かるまでは1年以上必要になるので、数ヶ月程度だけの契約はあまりおすすめしません。

意味がないのでエコノミープランは新規受付を休止しています。
グーペは2週間の無料体験期間が用意されていて、何度でも繰り返し2週間の無料体験を申し込むことができます。操作性が自分にしっくりくるかどうかを判断するだけであれば、無料トライアル期間を何度も利用すれば問題ありません。
実際にグーペでサイト運営していくと決断した際には12ヶ月プランで契約して、中長期スパンで判断することをおすすめします。
どっちがオススメ?ライトプランとスタンダードプランの機能比較
年間26,400円分の元がとれるかどうかが「スタンダードプラン」と「ライトプラン」どどちらを選ぶべきかの分かれ目になるので、機能について比較してきたいと思います。
ディスク容量 5GB VS 50GB
まずディスク容量がライトプランの5GBに対してスタンダードプランは50GBです。
画像一枚につき500KB以下が大半なので、5GBでも1万枚以上の画像が利用できます。もちろんメールなどのデータも蓄積されていくので、データ容量は多い方がいいのですが、ライトプランの5GBでも十分でしょう。
メールアドレス取得数 10個 VS 100個
メールアドレスの取得可能数が10個と100個です。これは事業規模によるので一概には言えませんが、10個もあれば十分な事業者が多いです。
独自ドメインが無料は必要?
スタンダードプランでは独自ドメインが無料となります。
確かに、.jpはお名前.comなどで取得しても年間3000円程度と必要なので、お買い得にみえます。
しかしながら、ドメインの取得はお名前.comなどの外部ドメイン取得サービスを利用しておくことをオススメします。グーペを使わなくなった場合に、ドメインの引っ越しが面倒なので、ホームページ作成サービス内でドメイン取得すると、引っ越し時にトラブルになる可能性があるので、基本的になくてもいい特典です。
電話サポートが無料は必要?
スタンダードプランでは電話サポートが可能になります。しかしながら、「年間何度電話することになるか?」「予約が必要」などを考えると、メールサポートだけでも十分な気がします。
グーペは大手Web企業のGMOグループが運営しているしていることもあり、メールサポートのクオリティも高いと評判がいいです。
有料テンプレート使い放題は必要?
グーペのスタンダードプランだと有料テンプレートが無料で使い放題になります。
テンプレートは何度も変更することも少ないです。1つ1万円程度なので、使い放題という特典もそこまで重要ではないでしょう。
また、たまにグーペでは有料テンプレートを割引で販売するキャンペーンも実施しているので、割引キャンペーンが行われた際に、本当に必要なテンプレートを1枚だけ購入するので十分です。
結論を言うと、年間2万4千円を支払ってスタンダードプランにすべきかどうかと言えば、大半の人にとっては必要ありません。グーペ使うなら年間13,200円で使えるライトプランで十分です。
エコノミープラン | ライトプラン | スタンダードラン | |
ディスク容量 | 1GB | 5GB | 50GB |
メールアドレス 取得可能数 | 10個 | 10個 | 100個 |
独自ドメイン | 有料(月額300円〜) | 有料(月額300円〜) | .com .net .jpが無料 |
SSL(オプション) | 無料 | 無料 | 無料 |
アクセス解析 | X | ◯ | ◯ |
メルマガ機能 | X | ◯ | ◯ |
お問い合わせカスタマイズ | X | ◯ | ◯ |
電話サポート | X | X | ◯ |
有料テンプレート使い放題 | X | X | ◯ |
グーペスタンダードプラン まとめ
- スタンダードプランとライトプランは年間26,400円の差額
- スタンダードプランは「電話サポート」「独自ドメイン」「有料テンプレート使い放題」「メールアドレス・データ容量の拡充」などの優位性がある
- 大半の事業者はライトプランで十分
- 契約途中でもライトプランからスタンダードプランにアップグレード可能
スタンダードプランとライトプランの間には年間26,400円の差額があります。
いくつかスタンダードプランでしか受けられないメリットも存在するのは確かですが、年間26,400円を支払ってでも必要な機能かと言えば、大半の事業者にとっては不要でしょう。
ライトプランの12ヶ月契約がコストパフォーマンス的にも最もオススメです。
しながら、スタンダードプランにも「電話サポート」「独自ドメインの無料」「有料テンプレート使い放題」「メールアドレス・データ容量の拡充」といったメリットがあるのは確かです。特にはじめてのホームページ作成という方には電話サポートがあるのは嬉しいと思うので、そういった方はスタンダードプランも検討してみてもいいかもしれません。
ちなみに、ライトプランの年間契約の途中でも、スタンダードプランにアップグレードする際には、差額分だけの支払いだけで大丈夫なので、まずはライトプランの12ヶ月でグーペを始めると料金的にお得です。

