かわいい僕にピッタリなワードプレステーマを探しているのだ!
ワードプレスでブログや会社のホームページの作成を検討している方も多いと思います。
ターゲットとする属性が女性の場合には、WebデザインもかわいいWPテーマを選択した方が読者にも親しみをもってもらいやすく、ユーザーが長時間滞在率が上がる可能性があります。
そこで、かわいいをコンセプトとしたおすすめのワードプレステーマをピックアップしたので、WPテーマ選びの参考にしてもらえれば幸いです。
かわいい系のワードプレステーマ一覧
Swell
まず現在の個人ブログ業界で今一番アクティブユーザーが多いのではないかと思われるSwell(スウェル)です。
個人のWebデベロッパー(了さん)が開発しています。個人開発ですがテーマ開発への熱量がすさまじく、高機能なワードプレステーマを個人でフットワーク軽く開発していることで非常に評判が良いです。
Swell自体はカワイイ・カッコイイの中間で男女ともに使えそうなユニセックス型の汎用性が高いワードプレステーマです。
ブログだけでなく、コーポレートサイト(会社のホームページ)としても利用できるようなデザインになっています。Swellをなぜ一番最初にオススメしたかというと、Swellにはデモサイトのデザインのインポート機能が用意されています。
- デモ01 … 幅広い年齢層の女性に使える白を貴重としたブロガーテーマ
- デモ02 … 女性向けサービスを提供しているコーポレートサイトにも使えるデザイン
- デモ04 … カワイイという言葉がぴったりな10〜20代向けのガーリー調ブログ
3つ用意されていて、デザインをインポートすれば、デモサイトと同じサイトが簡単に再現できます。特にデモ02はコーポレートサイト・サービスサイトとしても利用できます。
ブログテーマは可愛い系が多いですが、ブログ以外にもコーポレートサイトとしても運用したい方にとってはSwell + デモ02の適応は有効な手段であり、最近はこのSwellのデモをベースにカスタマイズしている方が多いです。
SwellはHP制作会社やフリーランスのWebデザイナーでもカスタマイズを得意としている事業者が多いので、将来プロにデザインを外注する場合にでも依頼しやすいです。
WPテーマ名/リンク | Swell |
料金 | 17,600円 |
デベロッパー | 株式会社ROOS |
特徴 | ブログに強い、グーテンベルグに最適化、全体的に高機能、アップデートが頻繁、デザイン性が高い、AMP対応、表示速度高速化 |
JIN:R
元祖かわいい系日本語WPブログテーマといえばJINをイメージする方も多いです。フォントも丸みがオシャレな文字も女性人気が高いです。しかしJINはワードプレスがまだClassic Editor全盛期時代に開発されたこともあり、新エディタ(Gutenberg)には後手対応で、速度も遅く近年はイマイチおすすめする気になれませんでした。
しかし2022年後半にJINの後継機にあたるJIN:R(ジン・アール)がリリースされました。開発が古いJINのコードを流用したわけではく、フルスクラッチでコーディングされて作成された新世代のJINシリーズです。
- テーマカスタマイザーで色やフォント、レイアウトの設定を自由に変更
- オリジナルのブロックパターンやブロックスタイル
- 最適化されたコードや画像の遅延読み込みなどの高速化機能
- HTML5やSchema.orgなどの最新の技術を採用し、検索エンジンに優しい構造
- SNSシェアボタンやOGP設定機能
JIN:Rには合計15のデモサイトが用意されています。今回のバージョンアップではコーポレートサイトなどの事業者向けのデモも用意されています。JINユーザーは女性ブロガーのファンが多いこともあり、デモサイト全体を通して女性が好きそうなWebデザインが多いです。
Swell同様にインポート機能が用意されているので、デモサイトをそのまま実装できるので、デモサイトをそのままでかわいいWPテーマを探している方は検討の価値アリです。
2023年上旬の現状としては機能的にはSwellの方が優れている部分が多いです。機能性で選ぶならSwell、デモのデザインインポート機能で選ぶならJIN:Rといった印象です。
WPテーマ名/リンク | JIN:R |
料金 | 19,800円 |
デベロッパー | 株式会社CROOVER |
特徴 | ブログに強い、デザインがオシャレで女性的、リリースが最近、今後に期待 |
SERUM (TCDシリーズ)
ブロガーテーマばかりでは面白くありませんので、ここらでコーポレートサイト系ワードプレステーマも紹介していきたいと思います。
コーポレートサイト系WPテーマでもブログのみでも運用できます。
SERUM(TCDシリーズ)は2023年に新しくリリースされた美容クリニック系のワードプレステーマです。シンプルでモダンなデザインと、高いカスタマイズ性を兼ね備えたテーマです。SERUMは、ブログやポートフォリオ、ビジネスサイトなど、さまざまな用途に対応でき汎用性が高いテーマです。
女性がメイン属性ということもあり、初期設定ではフェミニンな印象を受ける配色に設定されています。何よりコーポレートサイトはブロガーテーマにはない、オシャレなレイアウトが自慢です。
ブロガーテーマは誰が見ても個人運営っぽい印象を与えてしまうので、どことなく法人が運営しているような印象を与えたい場合にはSERUMのようなコーポレートサイト側のWPテーマを検討してみてください。
WPテーマ名 | SERUM |
料金 | 29,800円 |
デベロッパー | TCD |
特徴 | 女性的なデザイン、コーポレートサイトやサービスサイトが運営しやすい |
Cherie (tcd101)
Cherie (シェリー)は女性向けのホームページをイメージをしたワードプレステーマです。TCDシリーズです。上で紹介したSERUMよりも、より柔らかいイメージのWebデザインとなっています。
TCDシリーズはビジネス系なので、女性の方で何かサービスを提供している場合には特におすすめのテーマとなっています。
特に2023年にリリースされたばかりのテーマなので、全体的に高機能に仕上がっています。
Cherieは女性雑誌のようなレイアウトのブログを構築できるのもポイントです。
また以前は他のブロガーテーマと比較すると、ブログが書きにくかったこともあり、ブロガーからはTCDテーマは不人気です。
しかし、今はTCDもブログ機能が強化されています。Swell・SANGO・JINだと初期設定だとかぶりやすい、けどカスタマイズを学習する余力がない… というブロガーにとって、TCDは合理的な選択肢となっています。
WPテーマ名 | Cherie (tcd101) |
料金 | 29,800円 |
デベロッパー | TCD |
Luminous(DigiPressシリーズ)
アニメーションを多用したワードプレステーマとして人気のDigiPressシリーズ。動画が背景として利用できるテーマです。
たとえばLuminousです。DigiPressは少し独特というか、海外っぽいWebデザインなので事業者を選ぶかもしれませんが、DigiPressシリーズは長く続いている日本語のブランディングサイト向けWPテーマです。女性が好むファッション・美容系とのWebデザインと相性がいいです。
ただし、動画に関わらずLuminousのようなDigiPressシリーズのWPテーマは全体的にアニメーションが多用されている傾向があります。リッチな演出が可能ですが、その分サイト全体が重いので、動画と一緒にアニメーションを多用する場合には、サイトが重すぎないかはPC・スマホのどちらの環境でも確認しておきたいところです。
WPテーマ名 | Luminous |
料金 | 8,999円 |
デベロッパー | DigiPress |
特徴 | デザイン性があるアニメーション、少し重い、意外とデザインかぶりしない、料金が安い |
無料でかわいいWPテーマ Cocoon
無料でかわいいWPテーマを探している方も多いと思います。正直申しますと無料でかわいいは選択肢がないので、有料テーマから選択した方が無難です。
数少ない選択肢となってくるのがCocoon(コクーン)です。Cocoonといえば、無料なのに驚くほど高機能なこともあり、ユーザーも多いですよね。
今閲覧中のこのブログもCocoonで運用しているのだ
Cocoonには多数のスキンが用意されています。Cocoonが無料で提供されていることもあり、有志の方もCSSのみ変更したスキンの作成に協力しており、多数の女性向けスキンも用意されてあります。
Cocoon自体が全体的に男性っぽい印象を受けるテーマではあるので、女性っぽいイメージのスキンに変えても、有料テーマと比較すると、少しチープな印象を受けるのは確かですが、無料で使えることを考えと十分及第点です。
WPテーマ名 | Cocoon |
料金 | 無料 |
デベロッパー | わいひらさん |
特徴 | 無料、個人ブロガー向け、シンプル、ブログ機能は充実、デザイン性はプロにお願いする必要あり |
SANGO
JINと同じく、ブロガーテーマとして2010年代後半で人気を二分していたSANGOは今でもおすすめできるブログテーマです。JINとはまた違ったタイプ(マテリアルデザイン)の女性らしい感じのブログを作成することができます。
一時はJINと同じくGutenberg(WordPressの新ブログエディタ)への変更あたりで開発が不安な時期もありましたが、SANGOもグーテンベルクには対応しており、独自の進化を重ねています。
今では高機能ブロガーテーマであるSwellと機能的には遜色ないレベルまでキャッチアップされています。
現在でもいろいろな機能が追加されているので、JIN:RやSwellを検討している方であれば、合せて検討すべきでしょう。SANGO公式サイトでもSwell比較記事も掲載されておりライバル視しているので、今後もSwellに負けず劣らずで絶えずアップデートしていきそうな期待感が持てます。
SANGO Landのようなデザインライブラリサイトなどがあるのがユニークですね。コピペで他の人が作成したSANGO専用の素敵なCSSデザインを使うことができます。
WPテーマ名/リンク | SANGO |
料金 | 14,800円 |
デベロッパー | サルワカくん |
特徴 | ブログに強い、マテリアルデザイン採用で女性的、少しリリースが古いが今でも機能アップデートされている、AMP対応、 |
facade
facadeは小規模事業者のコーポレートサイト・サービスサイトが作りやすいワードプレステーマです。全体的にポップで柔らかいWebデザインに仕上がっています。
- お客様の声・FAQ(よくある質問)が作成しやすい
- ローディングアニメーション機能
- Instagramのタイムライン表示
- 法人に安心での有料でのテクニカルサポート体制
- 安心のサポート作成
- CTA(コールトゥアクション)
- 広告表示機能
- SEO対策/高速化施策済み
- 吹き出し・レビュー・ランキング機能
まだ有名ではないWPテーマなので初期状態でもデザインかぶりしたくない方には積極的に候補にしてもらって大丈夫です。もちろんブロガーも利用できます。
可愛い系ワードプレステーマを選ぶ際のポイント
最後にかわいい系ワードプレステーマを自分で探す場合のポイントについて、いくつか解説しておきます。
ワードプレステーマを一瞬で可愛くするスキンとデモインポート機能
最近のワードプレステーマには「スキン」のような機能が搭載されています。
スキンは色々なデザインのWebサイトが作成できるので、コスパが高いです。今回紹介した中でCocoonがスキンを活用しており50種類以上のスキンが用意されています。
このスキンを利用することで、同じワードプレステーマでも、CSS(装飾部分)のみ異なるデザインにきせかえすることができます。
またスキン以外にも近年はデモサイトのインポート機能があるワードプレステーマもあります。
- Swell
- JIN:R
- THE THOR
有名どころではSwellやTHE THORなどです。デモインポート機能も、気にいったデモサイトをそっくりそのまま使えます。
スキンや・デモインポートデザインを一瞬で変更させる機能は、複数のワードプレステーマを購入するようなお得感があります。
一見デモサイトからすると、かわいくないテーマでも、実はとてもキュートなスキンやデモが用意されている可能性があるので、スキン機能があるワードプレステーマも合せて検討すべき時代となっています。
コピペで使えるCSS情報が多いテーマを選ぶ
ワードプレステーマの中にはユーザーが多い人気テーマと、そうじゃない不人気テーマがあります。人気テーマはデザインかぶりしそうで敬遠しそうですが、その代わりデザインのカスタマイズ情報もネットで掲載されています。
特にコピペできるCSSのソースコードを共有してくれている場合もあるので、それをそのまま自分のワードプレステーマで貼り付けるだけで可愛くカスタマイズできるので、CSSカスタマイズで自分なりのかわいいを実現させる選択肢が増えます。
- 見出しのデザイン
- 文字装飾全般
- CTAボタンの装飾
- アニメーション全般
「テーマ名 CSS コピペ」で検索してみたら、色々とソースコードが共有されています。
かわいいワードプレステーマ選びは日本語WPテーマから
今回は日本のWebデベロッパーが開発した日本人専用テーマしか紹介しませんでした。
ブログ初心者がワードプレステーマを選ぶ際に、ついつい、目がいきがちなのが海外製ワードプレステーマです。
日本だけでなく、海外のWPテーマを選択肢に入れた方がデザインかぶりしないし、もっとオシャレなテーマが見つかるんじゃないか? と思うかもしれませんが、海外WPテーマから選択するのは非推奨です。
まず日本人にとっては、機能が不足している場合が大半で使い勝手が悪いです。
たとえば吹き出し機能なんて、海外テーマにはありません。
おそらくですが、ブログ領域においては、日本語テーマが世界で最も最先端なワードプレステーマという印象を受けます。確かに可愛い系候補は少なくなりますが、機能性を考えると、CSS(デザイン)で変化を加える方が良いでしょう。
また外国人が「Kawaii」をコンセプトに作ったワードプレステーマは日本人からするとあまり可愛くありません。「かわいい」は日本のお家芸です。選択肢は少ないものの、日本人のWebデベロッパーが作成したWPテーマから選ぶ方が、結果的には最も満足度がいくWebサイトが完成するでしょう。
今は円安なこともあって、海外テーマはお試しで買うにしてもタイミングが悪いのだ…
定期更新とサポート
ワードプレステーマはブログ全盛期の2010年代に数多く誕生しました。現在は有料テーマでも定期更頻度が少なかったり、サポート制度がいい加減な場合もあるので、末永くお付き合いできるテーマか見極める必要があります。
可愛い系ワードプレステーマ まとめ
- Swell:高機能でおすすめ (インポートデモサイトにカワイイ系アリ)
- JIN:R:2010年代後半の可愛い系WPテーマの覇者。リニューアルにて今後に期待。
- SERUM:2023年に女性的なコーポレートサイトを作るならコレ
- Cocoon:無料ながら及第点
- SANGO:大幅アップデートによってSwellに肉薄。独特のマテリアルデザインで女子人気高し
- Diver:ジェンダーレスでおしゃれ。SEO機能に定評あり。デザインの豊富さが特徴
- STORK19:老舗ブログテーマのリニューアル版。ポップでモバイルファーストなデザイン
- Bloom:女性向けのブログマガジンスタイルのテーマ
- SEAL 1.5:Googleマテリアルデザインを採用。おしゃれなブログが作成可能
日本には女性向けのかわいいワードプレステーマがいくつかあります。テーマ数自体は多くありませんが、デザインを変更できるので、以外とサイトのデザインかぶりがしないです。
とりえずWPブログテーマだったら「Swell」「JIN:R」「SANGO」の3つの中から選んでしまって問題ありません。筆者はSwell使ってます。
大半の女性ブロガーが上記3つのテーマ使っていますが、意外とデザインかぶりは気にならないです。