人気ネットショップ作成サービスの「カラーミーショップ」。
最近はBASEやSTORES.jp、【Shopify】など多くのECサイト作成サービスが登場していて、どのショップカートを使うべきか迷ってしまいそうですが、歴史が長く、多くの事業者が使っているカラーミーショップに興味がある事業者も多いと思います。
そこで、カラーミーショップのおすすめのテンプレートと選び方について解説したいと思います。
カラーミーショップのテンプレートの選び方
カラーミーショップのテンプレート数は2019年現在で全部で32種類です。歴史は長いですが、新興のBASEやSTORES.jpと比べて、意外とテンプレート数自体は少ないような感じもします。
カラーミーショップのテンプレートを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- テンプレートによって機能に違いがある
- 古そうなデザインのテンプレートは選ばない
- なるべく有料テンプレートがおすすめ
テンプレートによって機能に違いがある
多くのネットショップサービスのテンプレートは、どのテンプレートを使っても全体の機能は同じだったりします。しかしカラーミーショップではテンプレートによって使える機能と使えない機能があったりします。
なので、もしデザイン的に気に入ったテンプレートがあったとしても、そのテンプレートで自分の必要な機能が全て使えるかどうかをテンプレート機能対応表で確認する必要があります。
古そうなデザインのテンプレートは選ばない
カラーミーショップは運営歴の長いネットショップ作成サービスなので、デザインが少し古く感じるテンプレートも存在します。
直感的に、なんとなく古い印象を受けたり、レスポンシブデザイン(スマホ対応)じゃないテンプレートは候補から外した方が無難です。
なるべく有料テンプレートがおすすめ
カラーミーショップには有料と無料のテンプレートがあります。なるべく有料テンプレートを、できれば2万5千円以上のテンプレートを利用するようにしましょう。
というのも現在のところ、カラーミーショップで販売されているテンプレートのうち、明らかに2万円超えのテンプレートの方がデザインのクオリティが高いからです。
社内にHTML・CSSなどのスキルがあるWebデザイナーが在籍しているのであれば、無料のテンプレートをカスタマイズしたり、フルスクラッチでテンプレートを作成することもできるかもしれませんが、自社にWeb担当者がいないのであれば、2万円超えのテンプレートを選んでいた方が、カスタマイズもしやすいと思います。
ちなみに不定期で、上のような有料テンプレートの割引キャンペーンも実施しているので、時々、公式サイトを覗いてみてください。

有料テンプレートが2万5千円超えが少し高いと感じるのであれば、【Shopify】などの他のネットショップ作成サービスも検討してみてください、Shopifyだと2万円以下でもクオリティの高いテンプレートが数多く販売されているのでおすすめです。

カラーミーショップのおすすめ人気テンプレート
それではカラーミーショップのおすすめテンプレートを5つ紹介していきたいと思います。
MONO
カラーミーショップで今特に人気の高いテンプレートがMONOです。大きなスライドショーが目を引くシンプルなデザインです。なんとなくJimdoで作ったホームページにネットショップを実装したような感じなので、ネットショップとしてたけなくEC機能付きのホームページとしても利用できそうです。
「もっと見るボタン」でページの再読み込みの必要なく、追加で商品を見せることができるのも、スマホユーザーに親切な設計になっています。
シンプルでありながら、「ランキング」や「イチオシ商品」の表示などがあるので、商品数が数種類〜十数種類程度の事業者にとっては、購買率を高めてくれる、優れたテンプレートでしょう。
テンプレート名 | MONO |
料金 | 28,704円 |

MODE
サンプルサイトは少しデザイン的に古いかな? という印象を受けますが、色や画像の大きさを少し変更すれば、モダンな印象のショッピングサイトに様変わりします。サンプルサイトよりもMODE事例集を確認した方がテンプレートの魅力が分かると思います。
MODEテンプレートの良い点は、サイドバーが充実している点です。カテゴリが多く、デスクトップPCからの訪問が多い事業者は検討してみてください。
またトップに検索窓があったり、トップページの商品数が多かったり、なんとなくYahoo!ショッピングのようなモール系のレイアウトに近いような印象も受けます。
テンプレート名 | MODE |
料金 | 28,704円 |
ICE
カルーセルで商品画像を大きく、たくさん見せるのが得意なテンプレートです。
アイキャッチとしてのスライドショーの画像も大きいのでブランディングを意識する事業者にはおすすめとなっています。品の良いインテリア雑貨やお酒などを取り扱うショップの多くがICEを基本テンプレートとして採用していることが多いです。
テンプレート名 | ICE |
料金 | 28,704円 |

One Plate
BASEやSTORES.jpなど最近のインスタントECサービスにありそうなテンプレートです。白をベースにグリッド上に多くの画像を表示したい場合にはこのテンプレートがマッチしているかもしれません。
テンプレート名 | One Plate |
料金 | 28,704円 |
Bit
こちらは無料のテンプレートになります。有料テンプレートよりも少し地味ですが、ネットショップとしての基本的な機能はあるので、そこまでテンプレートのデザインにこだわらない方は、こちらのテンプレートで作成してしまってもいいかもしれません。
典型的なBASE系のシンプルデザインのテンプレートです。どの業種にもマッチするので、有料テンプレートを購入する前に、実験的にカラーミーショップが自社にマッチしているかどうかを確かめる際には、このテンプレートはどの業種にもマッチする汎用性があるのでオススメです。
テンプレート名 | BIt |
料金 | 無料 |
カラーミーショップのテンプレートまとめ
- おすすめのテンプレートは「 MONO」「MODE」「 ICE」「One Plate」「Bit」
- 古いテンプレートは選ばない
- 2万5千円以上の有料テンプレートを選ぶ
- テンプレートによって機能に違いがある点には注意
以上カラーミーショップのおすすめテンプレートでした。もしかしたら、カラーミーショップのテンプレートでは少し物足りないと感じた事業者もいるかもしれません。カラーミーショップのテンプレートは、スライドショーやカルーセル、ホバーアクションなど基本的なJavaScript・CSSのアニメーションは実装されていますが、派手なアニメーションのあるテンプレートではありません。
カラーミーショップの公式サイトで紹介されているようなオシャレなネットショップ事例は、社内のWebデザイナーが作成していたり、ホームページ制作会社にテンプレートを外注していたりします。
もし、もっとリッチに見える派手なアニメーションのあるデザインテンプレートを探しているのであれば、Shopifyなどテンプレートのクオリティの高さで定評のあるネットショップ作成サービスも検討してみてください。

また、カラーミーショップのテンプレートのカスタマイズが得意なWeb制作会社も多いです。数万円程度からカラーミーショップのテンプレートを作成してくれる事業者も存在するので、もし、自社オリジナルのカラーミーショップのテンプレートが欲しいのであれば、一度無料でWeb制作会社から相見積もりの取れるサービスを使って、カラーミーショップのテンプレートを新規作成orカスタマイズしてくれる事業者を探してみてもいいかもしれません。
